その疑問にお答えします。
ぶっこみ釣りって名前からして豪快なイメージがありますよね。
私は最初、釣りを極めた人がオリジナルでする釣りなのでは?と誤解しました。
違うんです。初心者でもすぐに始めやすい簡単かつ釣果も狙えるおすすめの方法なんですよ。
細かな竿さばきを披露しなくても良い、ただ竿を置いておくだけで釣れちゃうんです。
渓流のせせらぎを聞きながら、ゆっくりコーヒーを飲み、魚のアタリを待つ。素敵ですね。
ぶっこみ釣りはそんな釣りができる釣り方なんです。
川底の大物を狙ってぶっこみ釣りをすることもありますよ、くじ引きのようなドキドキ感が味わえます。
ここでは、ぶっこみ釣りに使うタックルや、狙うポイントを紹介していきます。
目次
ぶっこみ釣りとは?
ぶっこみ釣りは、仕掛けを付けて投げ、そのままアクションを起こさずに待つ(置き竿)釣りです。
餌と仕掛けをつけて、投げ込んで釣りをすることがぶっこみと呼ばれる由来ですね。
釣り初心者ですと、どんなタックルを用意したら良いのか、餌は何が良いのか難しく考えがちです。
釣りしたいなと思ったときに、調べて知ったぶっこみ釣り。
ぶっこみ釣りは川でも海でも、ルアーでも延べ竿でもOK、いろんな餌でできる釣り方法です。
しかも、投げ方も特に必要なくおもりが沈んだら竿を置いて様子見。
ぶっこみ釣りって私でもできるじゃん、と知ったときには興奮さえしましたよ。
つまり、ぶっこみ釣りは初心者におすすめの釣り方なんです。
海で行うちょい投げも置き竿をすることがあるので同じような釣り方です。
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ぶっこみ釣りの仕掛けは?おすすめも紹介
ぶっこみ釣りに使うタックルを紹介していきます。
ロッド
ロッドは最も渓流で使う長さの5.5~6ftがおすすめ。
投げ釣りのように遠投を目的としないため、長さは必要ありません。
また、渓流のぶっこみ釣りはシーバスやバスロッドでできますよ。
とりあえず持っているタックルですぐに始められる釣り方なところも魅力的なポイントです。
海でのブッコミ釣りでも同じタックルで始められますよ。
専用のようにこだわることなく揃えられるので、低価格で集められるのもメリットですね。
リール
使いやすいのは3000〜4000番のスピニングリールです。
魚に合わせた細やかなラインの操作などが必要ないため、わざわざベイトリールを選ぶことはありません。
リールの番手とは
数の多さでラインの巻く量が多くなります。
ノーマルタイプは2500〜3000番で、番手数が少ないとリールも小さくなります。
小物狙いは2500番、大物狙いは4000番を使うことが多いですよ。
3000番は小物、大物どちらにも対応できるルアーで、6ftより長い竿でも使えることから汎用性がありおすすめ。
2500番はサビキ釣りやアジングなどにも使える万能ルアーです。
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ライン
ラインはナイロンまたはPEを使用します。
ナイロンは3号、PEは0.8号がベストですね。
ナイロンは伸びるのでラインが魚に合わせてくれるんです。
また、根がかりしやすいぶっこみ釣りはラインを切ることも多いため、安価で変えるナイロンを使うことが多いですね。
PEは伸びないので、アタリのときに張りがわかりやすく、タイミングが合わせられることで使う人もいます。
PEの方が重さがあり沈みやすいことも川底を狙うぶっこみ釣りにメリットといえるでしょう。
PEでは大物が特にバラシやすいので狙う魚の大きさで変えるのもアリです。
個人的に夜釣りでライントラブルしたら結構面倒なので低リスクのナイロンを使うことが多いですね。
川底が根がかりしそうなときや、大物トラウトが狙えそうなときには太めのラインを選ぶと良いですよ。
仕掛け
仕掛けは中通しオモリ、ゴム管とサルカン、ハリスを装着します。
中通しオモリ
中通しオモリとは、道糸をオモリに通せる作りになっています。
中通しオモリは底を這わせ、根がかりに強いのが特徴で、扁平型やタル型、丸型など形が様々あります。
15号以下の重さを使用していきます。
川の流れや水深によって重さを変えて調節してみましょう。
サルカン
道糸とハリスをつなぐ接続器具です。
サルカンとヨリモドシ、スイベルは同じものをいいます。
サルカンは日本で作られたもの、スイベルは西洋で生まれたものです。
道糸とハリスのラインが異なる時にサルカンを使うことで糸よれ防止につながります。
糸よれとは
リールの巻きグセや仕掛けの上げ下げによる負荷などで糸がクルクル巻いてしまう状態をいいます。
糸よれをそのままにすると切れたり絡まったりとトラブルにつながってしまいます。
ライン交換が面倒でそのままにしていたら根がかりで切れてオモリやハリスが回収できなかったこともあります。
糸よれなんてすぐに解消するのが一番なんですね。
スピニングリールは糸よれができる宿命ともいえますので、糸よれ防止のサルカンは必要になるんですよ。
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餌
- ミミズ
- 川虫
- ザリガニのむき身
- 練りエサ
- 食パン
これらのような餌を付けてぶっこみ釣りを楽しみます。
ぶっこみ釣りでは特に、ミミズを餌にして釣ることが多いですね。
100種類以上あるミミズの中でも、ドバミミズは集魚率が高く餌としてかなり使えます。
ドバミミズは直射日光が当たらない落ち葉の集まった場所や、日陰の腐葉土の中が狙い目。
梅雨時期や夏前などがドバミミズがよくいます。
つまり、釣り前にミミズをはじめとした餌を探しに行ってから釣りに向かうと良いですよ。
ぶっこみ釣りの仕掛けの作り方を紹介する動画はコチラ
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渓流でぶっこみ釣りをするときに狙うポイント
渓流でぶっこみ釣りをするときに狙うポイントを紹介します。
- 川の流れが当たる湾曲部分
- 水深が浅く流れがあり、波立つ場所(チャラ瀬)から川水が落ち込む水深の深い場所
- 本流の水深が深い場所
これらのような流れが緩やかで水深が深いところは魚が溜まりやすく、ぶっこみ釣りに向いています。
湖も底を狙えるのでぶっこみ釣りは有利です。
水が落ち込む場所は酸素も豊富にあり、魚が棲みやすい場所にもなりますので狙い目ですね。
川の底が一定ではなく、深くなっているなどのポイントがあればぶっこみ釣りポイントです。
ちなみに、管釣り場もぶっこみ釣りを楽しむ場所としておすすめですよ。
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渓流ぶっこみ釣りで狙う魚は?
川のぶっこみ釣りで狙う魚は、
- 鯉
- ニジマス
- ヘラブナ
- ウグイ
- うなぎ
- ナマズ
- オイカワ
などがありますが、正直何が釣れるかわからない楽しさもあります。
川底を泳ぐ大物トラウトが釣れるなんてこともあるんです。
低活性のときにボトム(川底)にいる状態のときも、ぶっこみ釣りをやってみる価値があると思いますよ。
湖でぶっこみ釣りをする動画はコチラ
おすすめのタックルで渓流ぶっこみ釣りに挑戦
渓流でぶっこみ釣りをするときにおすすめのタックルを紹介します。
ダイワ(Daiwa) ロッドホルダー サーフスタンド 750
出店引用:Amazon
商品詳細
仕舞寸法(cm):74
全伸長(cm):127
ぶっこみ釣りの竿立ては三脚タイプが一般的です。
安定感があり、脚の調節も可能なので段差があっても使いやすいですね。
折りたたんでコンパクトにできます。
つまり持ち運びが楽々なので、車で入れない渓流釣りポイントにも持っていきやすいんです。
マルキュー(Marukyu)パワー水くみバケツTRV 15TRV ホワイト
出店引用:Amazon
商品詳細
サイズ:W15✕D15✕H17(cm)
素材が分厚く、石などに擦れても破れにくい。
太径ロープが汲み上げ時の負担を軽減してくれます。
つまり、堤防で釣るときに水を汲みやすい仕様なので海釣りと併用できて便利。
三脚の竿立ての中心部には必ず重しとなるようなものを置かなければなりません。
バケツは地面に近くなるように調節してつり下げることで、竿立てが安定してくれますよ。
この商品を詳しく紹介する動画はコチラ
ぶっこみ釣りにバケツを忘れたら?
三脚の重しとして水汲みバケツを忘れたら、ビニール袋に水や石を入れて代用もできます。
また、三脚の脚を石場のくぼみなどに入れ込んで滑りにくくすると良いでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック 4000MHG
出典引用:Amazon
商品詳細
ギア比:6.2
ドラグ力(実用)/最大ドラグ力: 6kg/11kg
重さ:280g
スプール寸法(径/ストローク):52mm/19mm
糸巻量:3.5号/170m、4号/150m、5号/125m(ナイロン)
3号/190m、4号/145m、5号/115m(フロロ)
1号/490m、1.5号/320m、2号/240m(PE)
頼もしいほど強さを感じるHAGANEギアと、ラインのたわみやゆがみを少なくする作りになっています。
防水性も高いので、リールの中に水が入りにくいようになっています。
つまり、リールの寿命が長くなると考えられますよ。
巻き始めは重さを感じることもありますが、ノッてくるといい感じにスムーズな巻き心地です。
渓流だけでなく、海釣りでも使いやすい万能リールですよ。
WakyaJig ナツメ型 なつめおもり 各種
出典引用:Amazon
スッキリとした形のオモリで、川底の障害物に入り込み、根がかりしにくいメリットがあります。
重さも展開が多く安価なので、気軽に変えたりすることもできますね。
スミス(SMITH LTD) イージーグロー スペアーゴム管
出典引用:Amazon
ウキ止めにも使えるゴム管。
自分で結ぶ手間も省けるので交換時も楽ですね。
ミミズちゃん熊太郎(太虫) 3個セット
出典引用:Amazon
選別された太ミミズが仮死状態で配送されます。
活餌が捕獲しづらい寒い時期も、たっぷりとミミズが確保できますよ。
活餌を買いに釣具屋に行かなければならない手間が省けて便利ですね。
太さのあるミミズなので、針に刺しやすいのもメリットです。
ミミズ餌の付け方
ミミズの頭の少し下に針を刺し、真ん中部分から針を出します。(通し刺し)
また、狙う魚が小さい場合はミミズをカットして付けることもあります。
初心者なのに大物ゲット?!渓流でぶっこみ釣りは試す価値あり!!:まとめ
いかがでしたでしょうか。
ぶっこみ釣りは初心者の人でもすぐに始められる簡単な釣り方ということがわかりました。
釣り経験が浅い人も、ぶっこみ釣りで大物トラウトをバイトすることも夢じゃないんですよ。
ぶっこみ釣りは専用のものがなくても始められる面白い釣り方なんですよ。
もし、三脚がなければ椅子に巻き付けて重しをのせて竿を固定すれば置き竿もできますね。
使う道具も餌も自由なので、工作のように工夫して釣る面白さが他にはない魅力です。
いつもと違った釣り方のぶっこみ釣り、ぜひ試してみてください。