渓流釣りをしたいのですが、まだ初心者なので知らない事がたくさんあります。
渓流釣りでの仕掛けはどのようなものなのか知りたいです。
渓流釣りは自然の中で気持ちが良くて、釣り以外にも違う楽しみがありますよね。
あいまいな知識で「とりあえずこれでいいや」なんて適当な準備で行ってしまうと必ず失敗してしまいます。
せっかくですから、釣れないと楽しくないです。
なので渓流釣りは、ある程度の知識としっかりとした準備が必要不可欠。
しっかりと準備してトラブルも最小限で魚を釣りたい!という方の為に、渓流釣りの仕掛けについて詳しく解説していきます。
今回は特に初心者の方の為に、基本的な部分にフォーカスしていきます。
そうですよね、私もしっかり準備してから行こうと思います。
そういえば、サルカンは使うのでしょうか?
サルカンは基本的には使いませんが、使っている人もたくさんいるんですよ。
では、サルカンについても解説しますね。
ご自身に合ったやり方で釣りを楽しみましょう。
目次
渓流釣りの仕掛 知っておきたい基本的なこと
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まずは渓流釣りの仕掛けについて見ていきましょう。
釣り初心者の方でも分かりやすいよう、しっかりと説明していきます。
子渓流釣りの仕掛けについての解説
渓流釣りでは目印であたりをとるミャク釣りが多く、ウキを使用しないのが一般的です。
ポイント
竿にウキを付けずに目印とオモリだけの仕掛け。
これから渓流釣りをするのであれば、自分で作れるようになっておくのがベストです。
【基本的な仕掛けは上から】
・天井糸
・水中糸
・ハリス
・ハリ+目印+ガン玉(オモリ)
通し仕掛け
水中糸とハリスを分けずに一本の糸で作る場合もあり、その場合は天井糸から下を【通し仕掛け】と言います。
※また、天井糸を使用せずに水中糸とハリスを分けない時も通し仕掛けと言います。
渓流釣り仕掛けの長さ
釣りをする場所、ポイント次第で長さを決めます。
渓流釣りで使いやすい長さ
手尻より30㎝~40㎝ほど短い
基本的に扱いやすいのは短めです。
かなり手間がかかりますがもちろん一番はそのポイント、ポイントで仕掛けの長さを変えるのが良いでしょう。
なかなかできない事ですが、理想は細かく変えていきたいところです。
ご自身が渓流釣りをするその場所で、遡行しながら釣りやすいのが最適な長さになります。
※ベテランさんは長くすることも。
ハリについて
ポイント
イワナ鈎、渓流鈎、ヤマメ鈎
ハリの大きさは小さめのものから中間の大きさのもの、ヤマメ鈎なら4号と6号の組み合わせなどです。
最初から全てのサイズをそろえると無駄になってしまうので、慣れてから自分に合ったものを集めていくのがおすすめです
”重要”オモリの決め方
渓流釣りのオモリは【ガン玉】
ガン玉は真ん中に割れ目があり、そこにハリスを挟んで潰し固定します。
幅広く調整できるので、3号~3Bのオモリを揃えておきましょう。
※オモリは頻繁に付け替えます。
渓流釣りでは適切なオモリを選ぶことが最も重要といえます。
まずは仕掛けを何度か流してみて、早めに適切なオモリを決めましょう。
その川の流れに自然に流すことができるものを使うので、オモリは必ず数種類揃えておいてください。
オモリのサイズ
軽 3→2→1→B→2B→3B 重
これは散弾銃の弾のサイズに由来しているんです。
慣れるまではトラブルも多々ありますので、オモリは多めに用意しておくのが良いと思います。
付け替える時は”ガン玉はずし”がおすすめです。
そういった小物もあると便利で良いですね。
目印
目印の役割
水深の確認、アタリを見分ける、仕掛けの位置を把握
水中糸に結んだ時に水深に合わせて可動でき、しっかり固定されるということを意識して取り付けましょう。
水をしっかりとはじいて濃く、よく見えるもの。
使い勝手がよく、しっかり伸びるものですね。
目印は2種類あってスプール巻きとカットタイプがあります。
基本的には便利なのでスプール巻きを使うことが多いでしょう。
スプールタイプで仕掛けが作りにくい時
糸が伸びきっていて仕掛けが作りにくい時は、スプールから出した時に少し時間をおくと良いかもしれません。
※糸を伸ばして巻いているので、糸が伸びきってしまっているから使いにくいのです。
時間をおいて糸自体が窮屈な伸びきった状態からゆるむと使いやすくなります。
カットタイプの方は糸を伸ばしていないのでよく伸びるのが特徴です。
実際に使ってみた時
なんて事がよくあります。
がっかりしますよね。
水に濡れて伸縮したことが原因です。
こんな事が起きないように、一度水に濡らしてみてください。
それでどれくらいきつくなるのかを確認しておくと、初心者ならではのストレスも少ないでしょう。
サルカンについて
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渓流釣りでサルカンを使用するかについて解説していきます。
何事も色々な選択肢を知っておくことが成功への近道。
選択肢は武器です。
最初にもお伝えしましたが基本的にはサルカンを使用しないことが多い渓流釣りでも、サルカンを使う人もいます。
渓流釣りを楽しむ為にも色々な選択肢を知っておきたいものです。
魚とのバトルに備え、武器(選択肢)を多く持って渓流釣りに勝ちにいきましょう。
サルカンとは
サルカン
糸と糸がねじれないように使う釣り用の小さな金具
※別名ヨリモドシ、スイベル
種類も豊富にあります。
一般的な釣りで使用されるのですが、渓流釣りで使用する時はどういった場合なのかお伝えします。
渓流釣りでサルカンを使う時のメリット
人によってその理由はかなり違います。
・ハリス交換の手間をはぶける
・道糸とハリスの間に使い、針交換をしやすくする
・糸同士の結束が苦手な場合、ごく小型のものを使用する
こういった理由で使用されるのがほとんどです。
渓流釣りでサルカンを使用する時のデメリット
・体積があるから流しにくい
・アタリの伝達ロスが発生
・異物感があり魚が食べない
こういったことが言われています。
デメリットばかりではなく、使い方次第でメリットもあるんですよね。
サルカンを使用することについてはやはりご自身の感覚でしょう。
絶対に使用するものではありませんので、釣り師としての自分のやり方を確率していってくださいね。
渓流釣りの仕掛けでサルカンは使う?初心者向けに優しく解説 まとめ
いかがでしたか?
今回は渓流釣りの初心者の方の為に、渓流釣りの仕掛けとサルカンについて基本知識はバッチリです。
あとはあなたが何を選んで仕掛けを作るかです。
事前準備をしっかりしていけば大丈夫。
大自然の中で気持ちのいい緑と水に癒されながら、楽しい渓流釣りをしてくださいね。