堤防から餌釣りをやってみたいけど何が必要で何を持って行った方が便利なものがあるのかな?と思いませんか?
といった経験はありませんか?
釣竿や釣り糸がいるのはわかります!他に必要な道具って何がいるの?
そういった初心者の人向けに必要な最低限の道具やあると便利なものはどんなものか紹介していきますね。
場所によっても釣れる魚は違ってきますし、釣りたい魚によっても仕掛けや道具が変わってきます。
餌釣りで使う仕掛けについてもお話ししますので、一緒に見ていきましょう。
目次
餌釣りに必要な道具は?
釣りの道具一式のことを「タックル」といいます。
釣具屋さんやネットで揃えることができますよ!
まずは必要な道具から紹介しましょう。
- ロッド(竿)
- リール
- ライン(釣り糸)
- 仕掛け
- エサ
- ハサミ
- プライヤー
- バケツ
- タオル
- ゴミ袋(ビニール袋)
- クーラーボックス
ロッド(竿)
長さは3~4mがおすすめ。
竿の硬さを表す「錘負荷(おもりふか)」は10~20号くらいが目安ですよ。
号数が大きいほど硬くなります。
ちなみに長さ3.0mなら、小学校低学年以上のお子さんなら扱える長さですよ。
小柄な女性や小学生のお子さんにおすすめのロッドはこちら!
ダイワ パワーキャスト27-405
投げやすさと軽さを重視した釣り竿なので、初心者の人にもおすすめですよ。
リール
糸を出したり巻いたりする装置。
リールは機能タイプ別に「ベイトリール」「スピニングリール」「タイコリール」などがあります。
最初の1台は「スピニングリール」がおすすめ!
防波堤の釣りに幅広く使えるのは2000~3000番ですね。
釣具店に行くと、スピニングリールには最初から糸がついていないのが普通なんです。
ですが、最近は糸付きのリールもいくつか出てきたので、最初のうちは糸付きのリールを選んだ方がいいですよ。
ココがおすすめ
糸がついていない理由
ある程度釣りをしていくと、自分好みの糸の材質や太さのものを巻きたい必要性が出てくるからです。
ライン(釣り糸)
釣り糸に一般的に使われている素材は「ナイロン」「フロロカーボン」「PE」があります。
素材によって強度や伸縮度、柔軟性などが異なり、それぞれに特徴があります。
適材適所の釣り糸を選ぶことによって釣りがもっと快適になりますよ!
ナイロン
どんな釣りにも使いやすく、しなやかで巻きグセがつきにくい。
フロロカーボン
海釣りのハリス。
ナイロンほど伸びないので、アタリ感度が良い
EP
船釣りの道糸。
細くても強度がある
ほとんど伸びないので、フロロカーボンよりもアタリ感度が非常に高い
仕掛け
対象魚の種類や釣りたい場所によって使う仕掛けが変わってきます。
しっかりと何を釣りたいのか、場所などが決まってから準備をしましょう。
ココに注意
なので必ず同じ仕掛け類は2,3個余分に持っていきましょうね!
エサ
「活きエサ」「冷凍エサ」「人工エサ」と種類があります。
活きエサ
生きている状態のエサ。
冷凍エサ
生物であっても、生きた状態を維持することが難しく、ほとんどが冷凍することで鮮度を保っているエサ。
人工エサ
死にエサと同じく人が加工を施したエサ。
こちらは生物以外の化合物が使用されたもの。
どうしてもムシエサが苦手な方はパワーイソメを使って釣りを楽しむ事が出来ますよ!
ハサミ
リールの糸を切ったり、結び目の余分な糸を切ったり、ハサミは必ず必要になります。
ポイント
100均で売っているものや文房具店で売っているものでも大丈夫ですよ。
さびやすいので、真水で洗いましょう。
プライヤー
ラジオペンチの細い形をした道具。
魚の口にかかった針を外す時に使います。
ココがおすすめ
バケツ
手を洗ったり、釣った魚を入れておいたりと必須アイテムです。
ポイント
海水をくんだりするため、ロープ付きがおすすめですよ!
最近では持ち運びやすいように折り畳めるバケツも売っています。
畳めるバケツはこちら!
ロープも付いているので、堤防の高い所からでも海水をくむ事が出来ますよ。
ゴミ袋(ビニール袋)
ゴミは必ず持ち帰りましょう!
使えなくなった仕掛けや切ったラインなどゴミが出ます。
他にも濡れたタオルなどをしまう時にも使えるので何枚か持って行くといいですよ。
クーラーボックス
釣れた魚を持ち帰るなら必須アイテム!
飲み物を入れておいたり、腰かけとしても利用できますよ。
おすすめのクーラーボックスはこちら!
こちらのクーラーボックスは実際に購入して使っているものです。
夏場で前日の夜に氷を入れて、お昼過ぎまで氷の形が残っているぐらい保冷力に優れているんですよ!
私は6Lを使っていますが、8Lのサイズもあり用途に合わせて使う事が出来ます。
釣り竿ひとつにしても様々な種類がたくさんありますね。
どんなものを購入したらいいか困ったらまずは「入門セット」をおすすめします。
入門セットにも種類がありますので、店員さんに相談してから購入するといいでしょう!
餌釣りをするのにあると便利なものは?
- 道具入れ
- エサ箱
- 魚つかみ
- ウェットティッシュ
- 偏光サングラス
- 日差し除け帽子
- ライフジャケット
- レインウェア
道具入れ
ハサミやプライヤー、仕掛け、オモリなどの小物類をまとめて入れておける入れ物があると便利ですね。
どこに何があるかわかると見なくても手探りでいるものを取り出す事が出来ますよ!
エサ箱
買った時に惣菜パックみたいなのに入れてもらえますが、軽くてエサごと風で吹き飛ばされることもあります。
ちなみに私の知人は急な突風でエサが飛んで海に落ちてしまった事があると言っていました!
魚つかみ
ハリを外す時とか、クーラーボックスに移す時、直接魚を触りたくない時、また毒魚が釣れてしまった場合などに使用します。
ココがポイント
ウェットティッシュ
手を洗う事ができない場所で釣りを楽しむならウェットティッシュがあるといいですね。
自分の食事前に拭いたり、手や道具についたニオイをとるのにも使えますよ。
偏光サングラス
UVカットレンズ2枚で偏光フィルムを挟んだ構造。
水中が見やすくなることはもちろん、紫外線や予期せぬ怪我から目を保護するためにあるといいですね!
私の主人が使っている偏光サングラスはこちら!
シマノ フィッシンググラス PC HG-078L
釣りを始めた時に購入し、今でも愛用しているサングラスです。
何と愛用歴11年!ネジを締め直す以外壊れた事もなく、使っています。
このフィット感の良さがお気に入りだそうです!
日差し除けの帽子
日焼け防止の他、隣の人の仕掛けが自分の頭に飛んできた時の頭部を保護する事も出来ます。
風に飛ばされてしまう事のないように、あご紐付きを選びましょう。
ライフジャケット
大人でライフジャケットを着用している人はほとんど見かけません。
堤防から落ちてしまう可能性もありますので、小さなお子さんと釣りに行くならお子さんに着用させた方がいいでしょう。
子どもは急にどんな行動をするかわかりませんよ!
レインウェア
雨の日にも釣りをするなら必須。
突然の雨や急に冷え込んできた時にも役に立ちますよ。
ココがポイント
また、釣りに行く時は、濡れてもいい、動きやすい服装で行きましょう!
替えの着替えを一式準備しておいておくといいですね。
潮風でベタついたり、夏場でしたら汗をかくのであると安心しますよ。
餌釣りで使う仕掛けってどんなもの?
仕掛けは餌釣りに欠かせない道具のひとつです!
仕掛けとは?
海で釣れる魚を釣るためのもの。
種類や餌釣りに向いている仕掛けを紹介します。
基本ハリと糸とのセットでそこにオモリやウキなどの各種アイテムを組み合わせて、それぞれの釣りに合った仕掛けを組みます。
自分で餌を付けるタイプがほとんどですよ。
釣り方と使う仕掛け
サビキ釣り
サビキ仕掛けを使います。
ちょい投げ釣り
胴付き仕掛けと天秤仕掛けが市販で売っています。
胴付き仕掛けとは?
1本の幹糸とエダスから構成され、幹糸の最下部にオモリを結ぶ仕掛け
天秤仕掛けとは?
船釣りや投げ釣りに用いる金属製のアームとオモリで構成されたもの
根魚狙い釣り
穴釣り(ブラクリ)
オモリ+針といったシンプルな構造の仕掛けで初心者の人にも扱いやすいです。
キス・カレイ釣り
天秤仕掛け2~3本針を使います。(針数はお好みですが、多ければ多いほど絡まりやすい)
太刀魚ウキ釣り
ウキ止め、電気ウキ、ケミホタル、ワイヤーリーダー、針の順番に繋ぐ仕掛け
ウキふかせ釣り
仕掛けにウキを使用せずにエサやハリ、糸の重さだけで仕掛けを海中に漂わせて(フカセて)魚を誘う釣り方です。
チヌ針1~3号号、グレ針5~7号が標準です。
のませ釣り(泳がせ釣り)
生きたアジなどの小魚をエサにして泳がせ、大物を狙う釣り方です。
ウキ釣り仕掛け、胴付き仕掛け、エレベーター仕掛けで釣りをします。
大物を釣りたい人向けの釣り方ですね!
他にも仕掛けだけでもたくさんあり、今回は海でのエサ釣りで使う仕掛けを紹介しました。
ポイント
自分の釣りたい魚を決めてから仕掛けを購入するといいですよ。
おすすめの仕掛け
がまかつ うきまろ 投釣五目仕掛 UM119 (7号)
ゆるキャラの顔がついているので、子どものいるファミリー向けの仕掛けです。
堤防などの釣りで使うのがおすすめ!
ささめ針(SASAME) ちょい投げ48セット
海釣りのなかでも小物を狙うのにおすすめの仕掛けです。
全長は45cmとかなり短めなので、初心者でも扱いやすいのが特徴!
初めてのエサ釣りを楽しむには?
おすすめの投げ方は「ちょい投げ」ですね!
初心者におすすめのエサ釣りでは、気軽に海岸や堤防から美味しい魚が釣れますよ!
海釣りの代表的なスタイルのひとつ、ちょい投げ釣りは初心者の方やお子様でも楽しめる釣り方です。
ちょい投げ釣りの釣り方はオモリとエサ、針を水面に向かって少し先に投げ、足場近くの魚を狙います。
ちょい投げ動画
出典引用:YouTube動画
ちょっと投げるだけなので、腕の力もコツも必要ありませんよ。
ちょい投げ釣りなら、比較的どんな季節でも楽しく釣りを始められます。
また、ちょい投げ釣りではいろいろな種類の魚が釣れるので、そこも魅力的!
ちょい投げで釣れる魚
イシモチ、カサゴ、カワハギ、シロギス、アイナメ、ハゼ、スズキ
場所や季節によりますが、数種類の魚を釣る事が出来ます。
ちょい投げが出来るおすすめの場所
足場の良い防波堤や岸壁
堤防先端や船道、海藻帯などの好ポイントが多いから!
他にも海釣り公園もおすすめですよ。
足場のよさに加えてトイレや売店など施設が整っているから、初めて釣りに挑戦する子ども連れのファミリーや女性にも安心です。
私も先日、子どもを連れて海釣り公園でちょい投げをやってみたところ腰を痛めている私でも楽しむ事が出来ました!
車を近くに停める事も出来て、トイレもあるので安心して釣りが出来ましたね。
私も子どもも小さいサイズでしたが、ハゼを釣りました。
子どもも初めて釣りをしてみたらすごく楽しかったと喜んでいたので一夏の思い出に連れて行くのもおすすめですよ。
餌釣りに必要なものって何?他にもあると便利なものを紹介!:まとめ
- 餌釣りで必要な道具
- 餌釣りをするのにあると便利なもの
- 仕掛けについて
- 初めて餌釣りをするなら堤防でちょい投げがおすすめ
餌釣りを楽しむためにはまずは道具を揃える事から始まりますね。
持って行くと便利なものの紹介から仕掛けについても解説しました。
初心者の人がいきなり船釣りをしても魚が釣れない!つまんない…となってしまいます!
初めて釣りをする人でも楽しむ事の出来る釣り方を知り、簡単で魚も釣れやすい「入門編の海釣り」ができる釣り場から始めましょう。
今この記事を読んでいるあなたもまずは釣具屋さんへ行き、道具を実際に見てみてはいかがでしょうか。
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