なんでも釣れる万能なルアーはないのかな?
そんな疑問にお答えします。
シーバス(スズキ)やヒラメ、メバル、青物など、海釣りの対象となる魚は数多く存在します。
ターゲットが豊富な分、海釣り用のルアーの種類も豊富に取り揃えられています。
数が多い分、海釣り初心者の方はルアー選びに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
私も釣りを始めたばかりの頃、ルアーの数の多さに圧倒されてしまいました。
今回はそんな海釣り用のルアー選びに悩んでいる方に向けて、海釣り用ルアーの選び方をおすすめのルアーと共にお伝えいたします。
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目次
海釣り用ルアーとは
[出典引用:Amazon]
海釣り用ルアーとは、その名の通り、シーバス(スズキ)やヒラメ、メバル、青物などの海で釣れる魚を対象としたルアーを指します。
ショア(岸)からルアーで狙う事も可能ですし、船を出せばターゲットとなる魚も非常に多くなります。
ココがポイント
全てのターゲットが釣れる魔法のルアーは存在しません。
ターゲットの特徴や生態、釣る時期によって、ルアーを選択しなければいけません。
まずは、どの魚を釣りたいのか、あらかじめ決めておきましょう。
知っておきたい基本の釣り用語
まず、釣りの用語が分からなければ、ルアーを選ぶのも難しいですよね。
ルアーの種類についてお伝えする前に、釣り初心者の方が知っておきたいルアー釣りの用語をお伝えいたします。
タックル
竿(ロッド)、リール、リールに巻く糸までを一式でタックルと呼びます。
釣りを始めるにはまずこの一式が無いと始まりませんよね。
釣具屋さんでも「ターゲットとなる魚を釣る為のタックルを揃えたい」と伝えると、話はスムーズに進みますよ。
道糸
リールに巻いてある糸を指します。別名はメインラインと言います。
リールの紹介によく使われる用語なので、ルアー釣りには必須の用語ですね。
ちなみに釣糸のことは全般的にラインと言います。合わせて覚えましょう。
ハリス
仕掛けの部分の糸をハリスと言います。道糸+ハリスで仕掛けの完成です。
ルアーゲームでは別名のリーダーという呼び方が使われています。
ノット
糸の結び方を表します。〇〇ノット=〇〇結びと思ってください。
呼称が変わっても結び方は同じなこともあります。
ノットは結び方のことなんだと覚えておいてください。
キャスト
ロッドを振って、ルアーなどの仕掛けを飛ばすことを指します。
ルアー釣りでは上から投げるオーバーヘッドキャストや風の抵抗を受けにくいサイドキャストを使うことが多いです。
キャスト=仕掛けを飛ばすとしっかり覚えておきましょう。
リトリーブ
キャストした後など、ルアーを動かす事全般を指します。
リトリーブ中とはルアーを動かしている最中である事をいいます。
日常では中々聞かない単語なので、私は初めて聞いた時に想像もできませんでした。
ルアー釣りの動画等で出てくることがある為、知っておくと便利ですよ。
ただ巻きとストップアンドゴー
ただ巻きとはルアーが着水してからリールを巻くだけのシンプルなテクニックを指します。
ただ巻いていくだけですが、シンプルだからこそルアー本来の特性をしっかりと活かす事ができます。
ストップアンドゴーはただ巻きの中に止める動きを入れるテクニックです。
ストップアンドゴーは静と動を感じる動きをつけて、魚を誘います。
ルアー釣りではどちらも基本のテクニックになるので、用語として知っておきましょう。
バイト
いわゆるアタリのことです。
魚がルアーなどに食いついた際に、手に伝わってくる感触を指します。
バス釣りの場合では、ヒットするとも言います。
なぜこんなに魚が食いつく事に名前があるのか、私も当初は混乱していました。
釣り用語は1つ1つの語源を辿っていくとキリがありません。
釣り初心者の方は本当に基本の用語だけ覚えて、後は実践で学んでいきましょう。
海釣り用ルアーの選び方
釣り用語について知ったところで、海釣り用ルアーの選び方についてお伝えいたします。
海釣り用ルアーを選ぶ際のポイントは2つ。
- 深度に合わせて選ぶ
- タックルとのバランスで選ぶ
1つずつ見ていきましょう。
深度に合わせて選ぶ
海釣りではターゲットの生息する深度に合わせてルアーを選ぶのが基本です。
深度は表層、中層、低層の3つに分かれます。
それぞれの層に適したルアーがあるので、深度をポイントに選んでいきましょう。
表層~中層ではフローティングミノーがおススメ
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ミノーは小魚に形や動きを似せたルアーを指し、フローティングタイプとシンキングタイプに分かれます。
- フローティングタイプ=キャストした後、水面に浮上してくるタイプ
- シンキングタイプ=着水後、自重で沈んでいくタイプ
ミノーはただ巻きでアクションが付くものも多い為、初心者でも釣果に繋がりやすいのが特徴。
また、ミノーの中でも「リップ」という魚の口に似たパーツがあるタイプを選ぶと、水圧を受ける事で水中に沈むようになっている為、中層を探る事も可能。
浅い層を探る際は、フローティングミノーを選びましょう。
中層から低層にはシンキングミノーとメタルジグがおススメ
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低層にいる魚を狙いたいなら、自重で沈んでいくシンキングミノーがおススメ。
ココがポイント
海底まで届き、低層のターゲットをダイレクトに誘う事ができます。
同様に沈むタイプとしておススメなのが、メタルジグ。
近年人気のショアジギングでも使用されているルアーですね。
金属で作られている事から重みがあり、遠くまでキャストしやすくなっています。
ココがポイント
潮にも流されにくい為、狙ったポイントまで確実に落とす事ができます。
沈むタイプのルアーで気を付けたいのが、根がかり。
メタルジグもシンキングミノーも自重で沈み続ける為、海底の藻などに引っかかりやすいのです。
キャストする前に、海底の状況を事前に把握しておきましょう。
タックルとのバランスで選ぶ
ターゲットによって深度だけでなく、ルアーの重さやサイズも合わせる必要があります。
魚のサイズは千差万別です。種類によって違いはありますが、大きいサイズの魚はベイトフィッシュ(捕食している魚のサイズ)も大きくなります。
ココがポイント
ターゲットのベイトフィッシュを調べ、ルアーのサイズを選びましょう。
又、ルアーのサイズと重さに合わせて、タックルもバランスを揃える必要があります。
重たいルアーをキャストする際、重さに対応できないタックルではミスマッチです。
それぞれのルアーに適したタックルがあるので、まず手持ちのタックルがルアーに適しているか確認してから、ルアーを選びましょう。
海釣りにおススメのルアー7選
海釣り用のルアーを選ぶポイントについて知ったところで、ここでは私が海釣りでおススメするルアーを7つご紹介いたします。
シマノ(SHIMANO) ルアー エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト
[出典引用:Amazon]
釣りの代表的なブランドであるシマノのフローティングミノーです。
フラッシュブースト機構が搭載されており、内部のミラープレートがキラキラとアピールしてくれます。
ただ巻きでも充分にアピールしてくれるので、初心者に最適です。
カラーは004 Fレッドヘッドがおススメですよ。
アムズデザイン(ima) ミノー コモモ SF ルアー
[出典引用:Amazon]
12gと軽量なフローティングミノーです。
軽量にも関わらず、飛距離がでやすいルアーなので、フィールドを広く活用できます。
私の経験では、シーバス(スズキ)がかなり釣れます。
1つ備えておいて損はないルアーですよ。
メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショート
[出典引用:Amazon]
メジャークラフトのメタルジグです。
遠投に向いている為、ブリやサワラなどの回遊魚を狙う事ができます。
ココがポイント
一番のおすすめポイントはコスパの良さ。
根がかりでロストしやすいメタルジグは価格の安さも重要なんです。
価格が安いので、複数所持しておくと良いですよ。
シマノ(SHIMANO) メタルジグ コルトスナイパー アオモノキャッチャー
[出典引用:Amazon]
信頼のおけるブランド、シマノのメタルジグです。
ココがポイント
前方に針が2本ついており、形状が左右非対称なのが大きな特徴。
ただ巻きで本物の餌に似た動きをしてくれる為、初心者でも簡単に扱う事ができます。
ラパラ(Rapala) カウントダウン CD9 9cm/12g
[出典引用:Amazon]
良く釣れるシンキングミノーとして非常に有名なルアーです。
独特のスイングアクションを起こせる天然木が使用されており、長年愛されているミノーです。
釣り仲間でも持っている人は非常に多いルアーですね。
定番のシンキングミノーとして、揃えておきましょう。
DUEL ( デュエル ) ルアー ヘビーシンキングミノー ハードコア ヘビーミノー (S)
[出典引用:Amazon]
非常に動きが良く、流れの早いポイントでも安定した動きをしてくれます。
ココがポイント
青物やサゴシなどの多彩なターゲットにアピールが可能。
一般的なミノーより飛距離も出やすく、万能性のあるシンキングミノーです。
Jackson(ジャクソン) ミノー ピンテールチューン ルアー
[出典引用:Amazon]
非常に動きが大きいシンキングミノーです。
ただ巻きしているだけでも、左右に大きくアクションしてくれます。
この動きに魚が誘われ、よく釣れます。
予測できない動きに、釣り手側も翻弄されます。
予測不能な動きで釣果をあげる、信頼できるミノーですよ。
【釣り初心者必見!】海釣り用ルアーの選び方とおススメをご紹介!:まとめ
今回は海釣り用ルアーを選ぶ際のポイントとおススメのルアーについてご紹介いたしました。
今回の記事のポイント
海釣り用ルアーは海で釣れる魚を対象としたルアー
ルアーを選ぶには対象魚を決めておくことが大前提
釣り用語を覚えてから、ルアーについて学ぼう
ミノーはシンキングタイプとフローティングタイプに分かれる
ルアーを選ぶときは手持ちのタックルとの相性も考えよう
今回はおススメのルアーを7つご紹介いたしましたが、まだまだ沢山の種類のルアーが存在します。
まずは気になるルアーがあれば、試してみるのがおススメです。
何度もチャレンジする事が、今後の釣果にも繋がっていきます。
ルアーを遠投する際は、周囲に人がいないか必ず確認しましょう。
スキルと共にマナーもレベルアップしていくのが、釣りを続けていく上で大切なポイントです。
チャレンジ精神を持って、海でのルアー釣りをどんどん楽しみましょう。