そんなお悩みを解決致します。
ルアー釣りの対象魚として人気なのが、ブラックバスですよね。
挑戦してみるけれど、中々釣れず自信を無くしている方も多いのではないでしょうか?
苦労の先に楽しみがあると分かっていても、釣れない事が続いては心が荒んでしまいますよね。
そんな時、試してもらいたいのが野池での餌釣りです。
一部のバス釣りから批判の声が飛んできそうですが、ルアーを使っていても釣れなければ意味がありませんよね。
今回はバス釣りで悩んでいる方やバス釣りを始めたいと思っている方に対し、野池での餌釣りについて詳しくお伝えしていきます。
目次
野池について
野池とは主に農業用水を確保するために作られた池を指します。
バス釣りでもっとも身近なフィールドのひとつですね。
野池のタイプは大きく分けて2つに分かれます。
山間部タイプ
山から繋がっている川の水をせき止めている池を指します。
水深が深く、水の透明度が高い場所が多いのが特徴。
小さなダムの様なものがいくつも連なっていることがあります。
満水の時には足場が限られることが多いので、時合の見極めが重要です。
皿池タイプ
平地を掘り下げて作った池で、周囲を護岸している事が多いです。
水深が浅く、水は濁っている事が多いのが特徴。
わりと規模の大きい池が多いので、1か所に絞らず護岸沿いを流していくのがポイント。
それぞれの池の特徴を把握してから、釣りを始めましょう。
野池で釣りするときの注意点
野池で釣りをするときに気を付けて頂きたいのが、釣りが禁止されている場所ではないか確認する事です。
野池は身近な釣りスポットですが、近年釣りを禁止している場所が増えています。
理由の1つが釣り人のマナーの悪さです。
マナーを守らずゴミを放置する、勝手に釣りをしている等マナーの悪い釣り人のせいで、釣りが出来る野池が減っていっているのです。
そんな野池で釣りを始める前に確認しておきたいポイントがこちら。
釣り禁止の場所ではないか、確認する
立て看板などで釣り禁止と書かれている所はもちろんですが、立ち入り禁止の場所も立ち入って釣りをしてはいけません。
また、明らかに立ち入りを防ぐような鉄柵がある場合も避けましょう。
高い柵があるところで無理やり釣りをしたとしても、ただやりづらいだけで良い事がありません。
ゴミは必ず持ち帰る
野池だけでなく、全ての場所に通ずるマナーですね。
1つゴミが落ちたままになっていると、ゴミを捨ててよい場所のようになり、次第にゴミが増えていきます。
我が家の横にある側溝もまさにその状態で、ゴミの撤去をこまめにしています。
自分のゴミはもちろんのこと、誰かのゴミを見つけたら拾ってあげる位の気持ちでいましょう。
1人のマナー違反が全ての釣り人のマナー違反だと思われます。
これ以上釣り場を減らさない為にも、マナーとルールは守りましょう。
野池で餌釣りをするメリット
確かにバスフィッシング=ルアーフィッシングといった印象が強いです。
それでも餌釣りでのバス釣りを勧める理由はこちらです。
- バス釣りの難易度が下がる
- 釣果が伸びるとやる気も伸びる
- 海外では餌釣りが主流
1つずつ見ていきましょう。
バス釣りの難易度が下がる
ルアー釣りはゲーム性が高く、頭を使って楽しめます。
ですが、釣り初心者にはルアー釣りは難易度が高めです。
生の餌を使用した方が、ブラックバスの食いつきが良くなり、難易度が下がります。
釣りやすくなるのが最大のポイントですね。
釣果が伸びるとやる気も伸びる
ルアー釣りへ挑戦したばかりはやる気に満ちていたのに、中々釣れないのでやる気が下がってきた。
そうやって辞めていった釣り仲間が数多く存在します。
まず餌釣りで難易度を下げて、釣果を伸ばしていきましょう。
釣果が伸びると、やる気も技術も伸びていきますよ!
海外では餌釣りが主流
日本の大会やトーナメントでは餌の使用は禁止されています。
ですが、ゲームフィッシングの聖地フロリダでは、バスを餌で釣るのが一般的。
まずはバス釣りの手ごたえを感じてみましょう。
バス釣りにおすすめの餌
ブラックバスは、活発に動いている餌を捕食する習性があります。
なので、動かない餌よりも動き回っている餌の方がバス釣りに向いているでしょう。
おすすめの餌はこちら
ミミズ
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餌釣りの王様ですね。ミミズそっくりのルアーもあるほどなので、バス釣りに最適です。
ミミズは釣具店で簡単に手に入るので、調達しやすいのも嬉しいポイントですね。
中には自宅で釣りの為にミミズを飼育している人もいます。
それ位ヒットしやすい餌とも言えますね。
甲殻類
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ブラックバスは甲殻類が大好物です。
小さなエビやザリガニはバス釣りにかなり有効。
釣具店でも簡単に手に入りますし、ザリガニであれば釣り場で調達する事も可能です。
まずはミミズで試してみて、食いつきが悪ければ甲殻類に餌を変えてみましょう。
野池の底を這わせるように動かすと、食いつきが良くなりますよ。
ブルーギル
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ブラックバスの卵を食べてしまうブルーギルはブラックバスにとって天敵です。
なので、ブラックバスはブルーギルを見るとパクっと食べてしまうんですよね。
その習性を生かして、ブルーギルの背びれにハリを付けて誘いましょう。
そもそも野池ではブルーギルも釣れるので、現地調達も可能。
ブルーギルはゆっくり泳ぐ習性があるので、ゆっくり動かしていくとキャッチしやすいですよ。
ブラックバスが釣れる野池の見分け方
琵琶湖や河口湖などの有名な場所ならバスがいる事は確実ですが、名も無い池だとブラックバスが生息しているか分からないですよね。
なのでここではブラックバスが生息している野池か見分けるポイントをお伝えします。
春から夏にかけて目視で探そう
ブラックバスは冬の寒い時期は水深の深い所でじっとしている事が多い為、中々見つけられません。
ですが、春になると産卵シーズンになる為、ブラックバスは水深の浅い所にやってきます。
更に水温が上がる夏も水面に近い所にバスが現れるようになり、目視でも見つけやすくなります。
ただ、夏になると草が生い茂っていて、立つ場所がなかったりするんですよね。
見つけても釣りがしづらいと意味が無いので、春先から探し始めるのがおススメですね。
おたまじゃくしがいないか確認する
おたまじゃくしはブラックバスが池にいたらまず最初に捕食されます。
つまり、おたまじゃくしが大量にいるということは、おたまじゃくしを食べるブラックバスがいない事を指します。
少しぐらいなら問題ないですが、大量におたまじゃくしがいる場合はハズレだと思った方が良いでしょう。
山奥の秘境にある野池は外れやすい
メジャーな池ではなく、自分だけのスポットを見つけたいというのが釣り人の性ですよね。
ですが、山奥の秘境のような所にそもそもブラックバスを誰も放しません。
ごくまれにいたとしても、生息している数は少ないでしょう。
あまり無理して山奥まで野池を捜しに行くのは賢明ではありません。
激しく跳ねているのは鯉の可能性大
これはブラックバスがいる見分け方ではありませんが、よく勘違いされやすい点です。
池を見ていて跳ねている魚を見て、ブラックバスだと思う方が多いのですが、鯉かボラの可能性が高いです。
ブラックバスは水上に出るほど跳ねる事はあまりありません。
大きく跳ねたからブラックバスだ!というのは早計かもしれませんね。
小魚がいくつも跳ねている場合、ブラックバスが小魚を追っている可能性があるので、試してみる価値はあると思います。
野池で餌釣りをしている動画もあるので、こちらも参考にしてください。
【釣果を伸ばしてみよう!】野池でブラックバスを餌釣りする方法:まとめ
今回は野池で餌釣りをする上で知っておきたい事についてお伝えしました。
今回の記事のポイント
- 野池は身近な釣りスポットの1つ
- 野池で釣りを続ける為にはマナーが大切
- 餌釣りの方がブラックバスが釣れやすい
- 釣果を伸ばして自信をつけよう!
近年、釣りが出来る野池は減少傾向にあります。
これ以上、野池の数を減らさない為にも、マナーはきちんと守りましょう。
周囲に配慮して、野池での餌釣りをおおいに楽しんでくださいね。