釣りを始めたいと思った時、まず購入しようと思うのが釣竿ですよね。
釣竿が無くては釣りが始められません。
しかし、釣竿の種類は豊富かつ数が多く、選ぶのに苦労していませんか?
沢山種類がある中から選ぶのも、釣りの楽しみの1つではありますが、釣り初心者の方にとっては迷うことが多いですよね。
そんな時に役立つのが、万能竿です。
万能竿は釣り初心者だけでなく、釣り中級者にも役立つ釣り竿なんです。
今回は釣り初心者の方にも分かりやすい、餌釣りに適した万能竿の選び方についてお伝えいたします。
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目次
万能竿ってどんな釣竿?
[出典引用:Amazon]
万能竿は1本で多目的に対応できる竿の総称です。
万能竿のメリット
様々な対象の魚に対応した竿なので、1本で多くの釣りを楽しめます。
多くの釣りを体験したいと考える、釣り初心者の方におすすめです。
また、釣り中級者にはサブの釣竿としても役立ちます。
対象の魚が多いので、ピンチヒッターとして最適ですね。
万能竿のデメリット
万能竿のデメリットは、全ての魚が対象ではないという事。
デメリットというより、誤解されやすい点ですね。
釣竿は釣りたい魚によって種類が分かれているので、万能竿もある程度ターゲットを絞った上で選ぶ必要があります。
海で釣るか川で釣るか、大きい魚をダイナミックに釣りたいのか、まずは小物から釣りたいのか、そういった所から釣竿選びは始まります。
万能竿も購入する前には、どういう釣りをしてみたいかイメージしてから選ぶのが大切です。
餌釣りとルアー釣り
そんな方も多いと思われます。
釣りは釣る場所やターゲットにする魚に応じて種類が細分化している為、初心者の方には分かりづらい部分があると思います。
ここでは餌釣りとルアー釣りの違いをお伝えいたします。
餌釣り
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餌釣りは最も基本の釣り方で、ターゲットとする魚が普段食べている餌を使用します。
餌釣りは魚が食いつきやすいので、釣り初心者でも簡単に魚の引きを味わうことが可能。
釣り初心者の方の中には、生の餌を扱うのが怖いし気持ち悪いと感じる方もいると思います。
私も最初ミミズが大量に入っているパックを見たときには引いてしまいました。
そんな方には、人工の粉餌やチューブの餌がおすすめです。
ハリや餌に直接触れる事なく餌釣りが出来るので、手が汚れる心配もありません。
ターゲットにする魚や釣る場所によって、餌を選ぶのも楽しいですよ。
ルアー釣り
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ルアー釣りは疑似餌とも呼ばれるルアーを使用した釣り方を指します。
魚や虫に似せたルアーでターゲットをおびき寄せ、ダイナミックなアタリを楽しめます。
ターゲットとなる魚の習性や特性を知った上で、いかに食いつかせるかを考えるゲーム性の高さが人気のポイントです。
イメージしやすいのが、バス釣りですね。
豪快なバス釣りは、見ていて迫力が違いますよね。
餌釣りとの大きな違いは、やはり疑似餌なのでこちらからアクションを付けて誘わなければいけない所。
それがルアー釣りの醍醐味なんですけどね。
釣り初心者の方には少し難しいポイントがある為、餌釣りの方が始めやすいでしょう。
ルアーもターゲットの魚によって変えるので、これも選ぶのが楽しいんです。
釣り道具を選んでいる段階が、どの釣りでも一番楽しいかもしれませんね。
餌釣りに適した竿の選び方
万能竿や餌釣り、ルアー釣りについて知った所で、竿の選び方についてご紹介致します。
今回は釣り初心者向けの餌釣りに適した竿の選び方をご紹介いたします。
ポイント①長い竿を選ぶ
餌釣りの仕掛けは、一つの仕掛けに針が何本も付いているものがあります。
その分、仕掛けが長くなり、長さが2メートル近くになることもしばしば。
ウキなどを付ける場合はさらに全長が伸びる為、長さに余裕のある竿が適しているんです。
仕掛けに対して短い竿では、魚が釣れて取り込むときに、かなり扱いづらくなります。
仕掛けが長くなりやすい餌釣りには、3.5m以上は長さのある竿がおススメです。
ポイント②柔らかい竿を選ぶ
餌釣りでは魚が食いついた後、竿のしなりによって魚のパワーを吸収します。
このしなりによって魚の体力を削る為、餌釣りには柔らかめの竿が適しているんです。
また柔らかめの竿は、小さなアタリをとらえて竿先に反応を返します。
竿先がプルプルと震えたりするので、反応が見やすいのは楽しいですよ。
ポイント③強度のある竿を選ぶ
餌釣りでは魚のパワーを竿のしなりで逃す為、強度は重要です。
遠投で当たった場合、強度がないとしなりに耐えられず折れてしまい、魚を逃してしまいます。
私は過去に何度も竿を折ったことがあります。
竿がすぐに折れてしまわない様、餌釣りには柔らかさと共に強度も兼ね備えた竿を選びましょう。
餌釣りにおススメの万能竿【磯竿】
[出典引用:Amazon]
ここでは私がおススメしたい、餌釣りに最適な万能竿である磯竿の特徴をお伝え致します。
そもそも磯竿とは、磯場の釣りに向いた竿を指します。
ですが、磯竿は磯場だけでなく、堤防釣りなどで使用するのにも適しているんです。
磯竿の特徴①持ち運びしやすい
ほとんどが振り出し構造になっていて、収納性が高いのが大きなポイント。
しかも軽量のものが多いため、持ち運びしやすくなっています。
やはり道具は持ち運びしやすいのが一番ですよね。
磯竿の特徴②対応できる釣りの種類が豊富
磯竿は、胴部分のしなりがしっかり計算されているので、竿全体で魚のパワーを吸収します。
そのため、餌釣りの基本であるウキ釣りだけでなく、サビキ釣りやぶっこみ釣りでも使えます。
まだ対象魚が決まっていない釣り初心者でも、扱いやすくなっていますよ。
磯竿の特徴③餌釣りに適したポイント全て押さえている
上で述べた餌釣りに適した竿の選び方のポイント、その全てに当てはまるのが磯竿なんです。
柔らかく強度があり、ある程度の長さがある竿、磯竿が最適ですよね。
あくまでも私のおススメですが、磯竿は堤防での釣りのほとんどに対応できる為、餌釣りの万能竿にふさわしいと言えます。
最初の一本に迷ったときは磯竿を選びましょう。
磯竿の知っておきたい号数について
磯竿には号という単位がよく見られますが、何を示す単位なのかご存じですか?
ここでは磯竿選びで知っておきたい号数についてお伝えします。
磯竿の号は柔らかさを表す
磯竿のパッケージには柔らかさと長さが数字で記載されています。
例えば「3-430」と書かれている場合、3号の柔らかさ、長さが4.3m(430㎝)となります。
長さを表す数値が「43」など2桁で書いている場合は、最後の0が省略されているだけです。
釣りを始めた当初は竿の表記がややこしいな!とよく心の中でツッコミを入れていました。
この号数は、その竿に最も適したハリスの号数(太さ)を表しています。
あくまでも目安なので、絶対その太さでないといけないということはありません。
磯竿の号数が小さければ軽いオモリですぐにしなり、号数が大きければより重いオモリを使わなければしなりません。
力の弱いお子様や女性の方は低めの号数が扱いやすいです。
我が家の子どももすぐにアタリを感じやすいので、竿が揺れる度にはしゃいでます。
最初の1本は1.5号前後のアタリを感じやすい竿がおススメです。
【釣り初心者向け】餌釣りに適した万能竿の選び方をご紹介:まとめ
今回は餌釣りに適した万能竿の選び方についてお伝えしました。
今回の記事のポイント
万能竿は全ての魚を釣れる訳ではない
餌釣りとルアー釣りで選ぶ竿の特徴が違う
餌釣りにおススメなのは磯竿
竿選びは奥が深くて楽しい!
竿選びは本当に奥が深くて、多くの釣り師が悩んできたポイントでもあります。
ですが、その悩んだ時間が長い分だけ、選んだ竿に愛着が湧いてくるんです。
釣りにハマっていくと、竿眺めてるだけでも楽しくなってウキウキしてくるようになります。
万能竿でバンバン釣って、釣りを大いに楽しんでいきましょう。