そんな人におすすめの情報です。
渓流釣りのポイントって調べてもなかなか出てこないんですよ。
渓流釣りを楽しんでる人ってどうやってポイントを探しているのでしょうか。
一口に川といっても川幅や水深、源流から本流など環境は幅広くありますよね。
自分でこのポイントは釣れると感じる場所を探し当てるのって難しいんです。
また渓流釣りに行っても全く釣れないときもありますよね。
無闇矢鱈にキャストしても、ポイントをおさえておかないと釣れないんです。
プロでも釣れないときは釣れないというほど、渓流魚って本当に繊細で警戒心が強いんですよ。
ここでは、渓流釣りのポイントや、おすすめの渓流釣りスポットを紹介していきます。
目次
渓流釣りのポイントを調べる方法
まず、渓流釣りのポイントを調べるときのポイントをおさえていきます。
- 行きたい県の渓流釣りポイントをネットで検索する
- グーグルマップや地図本で渓流や沢を調べてみる
- 渓流近くの釣具屋にポイントを聞く
- 釣り人に話しかける
渓流釣りは、自分で開拓してその場所で釣りをしている人も多くいます。
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ネット検索してもなかなか渓流釣りのポイントって出てこないんですよね。
私も釣り仲間や釣具屋さんで話を聞いたり、冒険のように沢を登ったりしてポイントを見つけています。
まずは、渓流がどこにあるのかをネット検索して行ってみます。
行きたい県の渓流を検索するとおすすめの渓流釣りスポットがヒットするでしょう。
はじめに渓流釣りをするときには遊漁券を購入しなければなりません。
遊漁券とは
河川はその地域の内水面漁協(=河川や池、沼のような淡水に関する漁業)が管理しています。
川によっては釣る魚ごとに遊漁券が必要な場合があります。(鮎と渓流魚など)
日券と年券があり、年券は5回以上行くとお得になる料金が設定されていることが多くありますよ。
その川が遊漁券の購入を必要とするか否かがわからない場合は、ネット検索をするか近くの釣具屋に問い合わせをします。
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もし、遊漁券がなく釣りをし、現地で購入をする場合には、現場徴収券の購入が必要となります。
これは遊漁券よりも割高になってしまうので事前に確認して購入することが重要なんですね。
渓流魚は数も少なく、管理してくれているので釣りができるんですよね。
釣りを楽しめる環境をつくってくれていることに感謝し、遊漁券を買うのは当たり前と考えます。
さらに詳しく遊漁券について紹介している記事がありますので参考にどうぞ
-
【渓流釣り】遊漁券は何故必要?買わないとだめな理由とは?
続きを見る
つまり、釣りが許可されている渓流ならどこの川でも釣りをしても良いということなんです。
渓流釣りスポットを検索していく
行きたい場所の渓流を探してみましょう。
初心者の人は川幅が大きい場所や、水流の多い場所は魚影の特定が難しいので川幅の狭い場所まで上がると良いですよ。
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魚影が見えるか一旦キャストして追いかけてくるかどうかを確認してみると良いでしょう。
沢を登るとき、上がっていけるのかまたこの道で帰ってこられるかどうかを確認する必要があります。
渓流は横に道路があっても谷になっていて、高低差の低いところから入渓し沢を登っていきます。
この谷の深さが地図ではわからないことが多いのです。
まずは、近くに橋があればそこから谷の深さを目視してみましょう。
グーグルマップや地図本で渓流や沢を調べてみる
手っ取り早く渓流を探すには、ネット検索があります。
ただネット検索をしてヒットした渓流は、谷の深さがわかりにくいことがあります。
グーグルマップならストリートビューで道を写真で見ることができるのが使えるポイント。
入渓口や釣り場の様子なども見られるので安心できますよ。
車で行けそうな道や駐車できる場所が事前にわかっていれば初めての場所でも行きやすいですよね。
川が枝分かれしていたり、登る場所が限られていたりと実際にその場に行って初めてわかることがあります。
そんなときは地図本などに書き込み、自分だけの渓流釣りスポット地図を作ると今後にも役立ちますよ。
おすすめアプリなど、渓流釣りスポットの探し方を紹介する動画はコチラ
入渓するときには、行きやすさも大切ですが帰ってこられるかも考えながら進みましょう。
急勾配な場所は、下りるのが怖いこともありますよ。
体も濡れており、体力も消耗しているので転倒もしやすいんですよね。
地図ではわからない渓流の状況も直接行くことでわかりますので、その場の判断が大切になってきます。
渓流近くの釣具屋にポイントを聞く
渓流釣りには遊漁券の購入が必要になりますね。
せっかくなので釣具屋で購入し、そのときに釣りスポットを聞くのもおすすめですよ。
私には毎回行く釣具屋があり、今年はどこらへんに行くのがおすすめか聞くこともあります。
新鮮な表情をいち早くゲットできることも多いんです。
SNSだと後日談が多く、情報として古いことがあるんですよね。
という話から釣具屋さんに優しめなスポットを聞くのも良いですね。
自分が店員さんだったらどんな人にアドバイスしたくなるのかを考えてみると相談の仕方がわかってきます。
前向きに釣りを楽しみたいという気持ちを汲み取ってくれたら店員さんも力になってくれるのではないでしょうか。
大事なのは、釣果や後日談を店員さんに話し、感謝の気持ちを伝えることです。
帰りに釣果情報を釣具屋さんに話すなど関係性を築くと、釣り好き仲間として貴重な情報をくれることもあります。
釣り人に話しかける
釣り場となる渓流は、ほぼ先行人がおり道を作っているから入渓できると考えます。
ですので、逆に獣道のような人が入れない場所は事故に繋がる可能性が高いので入らないようにしましょう。
釣り人もあらゆる情報や自分の足でなんとか見つけている秘密の場所。
そう簡単におすすめポイントを教えてくれるとは思えません。
何度か通い、顔見知りになってからちょっとずつ話す仲になると耳寄り情報をもらえることも。
釣りって一人の時間も多いので趣味仲間がいると嬉しくなります。
情報共有できる釣り人がいると私も嬉しくなるので挨拶からお話しやすいか探りながら関係を築くのもアリかなと思いますね。
釣りのマナー
渓流で釣りを楽しむとき、先行人に注意しなければなりません。
先行人がいた場合、相手から見えないほど距離を空けて(だいたい500mほど)場所を確保します。
ただ、数回キャストして魚の気配がしないと粘っても仕方ないでしょう。
渓流の釣れるポイントを知っておこう
渓流にも魚が住み着きやすいポイントがありますのでおさえておきましょう。
落ち込み
落ち込みは川水が流れて大きな岩の下に流れ込み、白泡が立つ場所をいいます。
白泡は水の中に酸素が多く含まれていることがわかりますので魚が棲みやすいことにつながるんです。
川虫も流れてたまりやすいこともわかりますね。
大きな岩場の下にキャストできると釣果もぐんとあがりますよ。
イワナを狙うときの仕掛けを紹介している記事はコチラ
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渓流でヤマメを釣りたい方必見!おすすめの仕掛けをお教えします!
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淵
川が曲がった淵の水が溜まっている場所をいいます。
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流れが緩く水量も多いので体力も消耗しづらく、魚が居やすい場所なんですね。
つまり、解禁日すぐのような活性の低いときには淵を攻めるのがおすすめなんです。
瀬
川流が急な場所のこといいます。
浅瀬や急瀬と呼ばれる場所もありますが、浅瀬は水深が浅く流れが早い場所になります。
岩に当たって流れが変わっている場所は酸素も多く魚が居やすい場所ですね。
流れが早いので魚も体力があるときに餌を待っていることが多いです。
つまり、気温が上がり始めたGW〜夏前くらいは瀬が狙い目ということになります。
カケアガリ
上流から下流の方向で地形が傾斜になり、深瀬から浅瀬になっている場所をいいます。
傾斜になる場所が流れをゆるめ、水流の変化から餌が集まりやすく魚も居着きやすい場所になります。
カケアガリを狙ってヤマメを釣る動画はコチラ
落ち込みやカケアガリのような場所は、渓流釣りで特に狙いたい場所ですね。
活性の高いときには餌を追いかけてくる魚影も見えることもあり楽しいですよ。
モミアワセ
岩石など大きな障害物によって川流が分かれ、障害物の下流でまた1つに流れが合わさる場所をいいます。
2つの流れがぶつかることでその合流点の流れは遅くなり、川底が変化していることもあり魚が居着きやすいのです。
上流のほうには岩石も多いので、モミアワセを見極めてキャストしてみましょう。
反流点
大きな岩の近くなど、川底がえぐれて川流が変化し、渦のように流れが反対方向になる場所をいいます。
水深もあり、渦に餌が溜まってきやすいので魚がいることが多いんですね。
急に川が深くなったり流れの反転に足を取られてしまうことがあるので入水して釣りをするときには注意。
障害物の陰
川横の草木に隠れた場所や、流木の下など隠れやすい場所もおすすめです。
キャストするときには障害物によってひっかかりやすいため、最初は広い場所で練習してみましょう。
川の状況に合わせてプラグを使い分けるプラッキングという釣り方がおすすめですよ。
詳しく紹介している記事はコチラ
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おすすめの渓流釣りスポット3選
渓流釣りが楽しめるおすすめの渓流釣りスポットを紹介します。
栃木県 鬼怒川
全長176mという大きな川で、利根川の支流としても有名。
守谷市の近くの合流点となる場所は水位が安定しており、都心から2時間ほどで到着できる好アクセスなポイント。
川幅も広く水量も多いので、魚影を見つけてからそこにめがけてキャストしてみましょう。
沢を登り、源流の方に向かえばイワナやヤマメも釣れますよ。
鬼怒川支流で渓流釣りを楽しむ動画はコチラ
鬼怒川のような水量も川幅もあり、河川敷がある川ってそうそうないんですよね。
つまり、釣り初心者から経験者まで幅広く楽しめて荷物も持ち運びしやすい便利な釣り場ということです。
本流から中流、源流と登りながら自分で釣りポイントを探すのも楽しいですよ。
鬼怒川は栃木県鬼怒川漁業協同組合のHPで放流情報などを発表しています。
鬼怒川の場所によって放流する魚が異なりますので、行く場所と照らし合わせて確認してみましょう。
静岡県 狩野川
鮎釣りといえば狩野川といわれるほど有名な川で多くの人が釣りにやってきます。
上流域は傾斜がきつい場所もあるので注意が必要ですね。
上流の岩場ではイワナやアマゴが釣れますよ。
狩野川漁業協同組合のHPでは放流情報以外にも、河川の工事やリアルタイムカメラで河川の様子もチェックできます。
中流から上流の小川橋近くではアマゴが釣れることが多く注目ポイントです。
夏は水位が上がるので、釣りが難しくなってきます。
新潟 魚野川
日本一長い川として有名な信濃川の支流にあたる川です。
源流は谷川岳にあり雪の多い場所のため、雪解け水が長く川に溶け渓流釣りシーズンは6月頃。
本流の土樽地区では河川敷で釣りができ、のんびりと座って川釣りを楽しめますよ。
土樽自然公園近くにはトイレや駐車場もあり便利、土樽駅も近いので電車で釣りに行くことも可能です。
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スキーで人気の湯河原付近に流れる川ですね。
都心から3時間と近いので多くの人が訪れる渓流釣りスポットです。
管轄は魚沼漁業協同組合です。
エリア別に釣果情報や河川状況が細かくアップされているので、事前に確認して行くのが良いですね。
本流は流れが緩いので夏場は特に水温が上がると魚もなかなか釣れないことも多くあります。
つまり、夏には支流を攻めてみるのが効率的に釣果を狙えるといえます。
【知って得する】渓流釣りで狙い目ポイントはココ!探し方を紹介!:まとめ
いかがでしたでしょうか。
渓流釣りのポイントの探し方は
- 事前に地図やネットなどで確認し
- 近隣の釣具屋などで情報を聞きながら
- 自分の足で好スポットを探す
という流れが多くの釣り人の流れでしょう。
自然を相手にしているので、なかなかうまいこと良い場所も見つからないことも多いです。
たまたま釣れることがあっても、ポイントをおさえて魚の行き場を考えていなければすぐに釣れなくなります。
それは釣り仲間も同じですので戦友としてマナーを守りながら情報共有し、気持ちよく釣りを楽しみたいですね。
せっかくの趣味時間、みんな楽しい時間を過ごしたいはずです。
ぜひ参考にしてみてください。