13メタニウム 渓流

最高のリール【13メタニウム】で渓流釣りにチャレンジしてみよう!

13メタニウムって良いの?

その疑問にお答えします。

根強い人気のあるメタニウムシリーズ。

バス釣りに使われることが多いメタニウムですが、渓流釣りでも活躍するリールなんですよ。

続々と発売されるメタニウムは、改良を重ね、その時代に合った釣りスタイルを実現しています。

ここでは、特におすすめする13メタニウムの特徴を紹介していきます。

 

メタニウムって何?

メタニウムはシマノというメーカーから発売している人気ベイトリールシリーズです。

1992年にバンタムスコーピオンメタニウムXTの発売から始まり、2022年までに12種類発売されています。

それぞれ特徴も違うので、中古品を探してメタニウムを使う人も多くいます。

メタニウムが好きなアングラーは新作のスペックを楽しみにしていますね。

 

13メタニウムってどんなリール?

1992年に誕生したメタニウムシリーズですが、この13メタニウムのときにフルモデルチェンジしています。

13メタニウムの特徴を詳しく紹介していきます。

シマノ13メタニウム ベイトリール

出典引用:Amazon

商品説明

材質:カーボン
重さ:170g
釣り糸タイプ:モノフィラメント(ナイロン)
最大巻上長(ハンドル1回転あたり):66cm
最大ドラグ力:5.0kg/49.0N
スプール寸法:34/22mm
ナイロン糸巻量(号-m):3-120/3.5-100/4-85/5-70
ハンドル長さ:42mm
ベアリング(S A-RB/ローラー):9/1

ベイトリールなので、主にバス釣りに使われます。

海水対応もしていますので、海釣りにも使えますね。

このリールがでたときには、ハイスペックさに無敵や無双といわれていました。

今でも愛用者が多くいますので、使い勝手の良いリールなんですね。

 

13メタニウムの特徴を詳しく紹介

13メタニウムの細かなスペックを見ていきます。

  • SVS∞ブレーキシステム(サイドプレード取り外し可能)
  • マイクロモジュールギア
  • X-SHIP
  • セーフティレベルワインド
  • ノーマルギア、ハイギア、エクストラギアの3種類
  • 各ギアに右ハンドルと左ハンドルがある

ベイトリールの難しい飛距離も、卒なくこなすハイスペックリール。

上記の機能を詳しく見ていきましょう。

SVS∞ブレーキシステム(サイドプレード取り外し可能)

ルアーの重さも幅広く使えますが、軽量ルアーはバックラッシュの恐れがあるのでブレーキ調節が必要。

外部ブレーキと内部ブレーキがあります。

外部ブレーキはSVS∞ブレーキシステムです。

外側サイドカバーをずらすとダイヤル式のブレーキがあり、6段階の設定ができます。

次に、サイドカバーを外すと中に6つのブレーキシューがあり、1つずつon/offで調節します。

大まかなブレーキはブレーキシューで、さらにダイヤルで細かく調節する感じですね。

6つを全てonにすると効きすぎてしまうので、3つが個人的におすすめです。

13メタニウムのブレーキは感覚で細かく調節できるため、幅広いキャストに対応できます。

マイクロモジュールギア

マイクロモジュールギアは従来より細かな歯車のかみ合わせによって、滑らかな動力伝達を実現。

強度は強いまま、巻きやすいギアになっています。

滑らかさと強度の良さがメリットとして感じますが、デメリットとしてゴロゴロ感が早く出てしまうところにあります。

口コミでも見かけますが、巻き上げ時にゴリゴリという音が聞こえることがあるのです。

グリスアップすると、すぐに解消できるのでメリットの多いギアといえます。

ポイント

歯車に傷ができてしまうと、振動があったり大きな異音があったりすることもあります。

グリスアップで解決できない場合はリールメンテナンスをする必要があります。

シマノ(SHIMANO) リールグリススプレー

出典引用:Amazon

スプレータイプで手が汚れないのが使いやすい。

細いノズルで細かな場所にもグリスが塗れるので簡単にできます。

ベイトリールは、スピニングよりも水が入りやすいのでメンテナンスが必要です。

さらに海釣りをすると塩が残ったり砂が入ったりなどトラブルに繋がりやすいんですね。

ベイトリールの手入れ方法

  1. よく水洗いをする
  2. 水気を切ってタオルで拭く
  3. 注油する(ベアリングは数滴、ウォームシャフトは薄く)
  4. グリスをなじませて完了

ハンドルやライン、スプールなど汚れが溜まりやすい部分を注意しながらよく洗いましょう。

 

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ベイトリールには水抜き穴があるので、洗っても大丈夫なんですね。

グリスが流れてしまうので分解できるのであれば最も綺麗にメンテナンスができます。

リールメンテナンスを行うお店に相談するのもおすすめです。

X-SHIP

スピニングリールには多く採用されているシステムで、巻きの重さを軽減するギア。

軽やかなリーリングを実現してくれます。

少ない力で効率よく力を発揮してくれる機能なんですね。

SHIMANO公式サイトでX-SHIPの細かな紹介動画がありますので参考にどうぞ

セーフティレベルワインド

レベルワインドと本体のすき間に指や異物が入った時、破損しないよう防止してくれます。

挟まったものに当たると、カチカチと異音が鳴りそれ以上進まなくなります。

レベルワインドは、左右に動いてスプールを綺麗に巻き取ってくれるものです。

 

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スプールを綺麗に巻いてくれるのはメリットですが、バックラッシュしたときにちょっと邪魔なこともあります。

ノーマルギア、ハイギア、エクストラギアの3種類

13メタニウムは3種類のギアがあります。

ギア比 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) ハンドル長(mm) 重さ(g)
ノーマルギア 6:2:1 66 42 170
ハイギア 7:4:1 79 42 170
エクストラギア 8:5:1 91 48 175

下記は3種類同じスペックになります。

ドラグ力(N(圧力)/kg) 49.0/5.0
ナイロン糸巻量(号-m) 3-120
3.5-100
4-85
5-70
スプール寸法(径mm/幅mm) 34/22
ベアリング数(SA-RB/ローラー) 9/1

SA-RB/ローラーとは

SA-RBはシマノで販売している防錆ベアリングで、海水対応にもなっています。

またローラーはころ軸受のこといい、安定感と耐久力があります。

ギア比の選び方

ギア比はハンドルを1回転したときに、スプールがどれだけ回転するのかを対比して表記しています。

対比の大きい(巻き取れる長さが大きい)ものがハイギアと呼ばれています。

どのギアを選べばよいのかわからない

釣り方に合わせて向いているギアを選ぶと良いですね。

ベイトリールが使われるバス釣りで巻き物と撃ち物と呼ばれる釣り方があります。

この2種類でギアを使い分けすることが多いですね。

  • 巻き物→水中の広範囲でルアーを動かして釣る方法
  • 撃ち物→釣りたいところ(水草や倒木など)をピンポイントに攻める方法

の違いです。

ノーマルギアはハイギアよりもパワーがあり、魚の動きに合わせながら巻き取ることができます。

ハイギアは回収スピードが早いのでアタックが早くでき、フッキングにも挑戦できることがメリットです。

ギアに合わせたルアーを選ぶことも大事になってきます。

正解はなく、場所や好みによってハイギアで巻き物を楽しむ人もいたりするので試してみると良いですよ。

川底(ボトム)など緩やかな流れでの渓流釣りについて紹介する記事はこちら

渓流釣りのボトム攻略!基本知識とおすすめグッズ・釣り方解説

続きを見る

左ハンドルと右ハンドルの展開

各ギアは両方のハンドル展開があります。

自分に合わせて選びやすいので良いですね。

2013年発売前のイベントで村田基さんが詳しく紹介する動画はこちら

13メタニウムの魅力がたくさんわかってきました。

2013年発売のリールなので、簡単に入手できないかもしれません。

渓流釣りにおすすめのリールを紹介する記事はこちら

【渓流釣り】ルアーフィッシングのリールは何を使う?おすすめ5選!

続きを見る

 

13メタニウムを使ってみたい!中古で入手できる?

通販やフリマサイトなど、中古品で出品されている13メタニウムがありますね。

入手してから修理や点検をしてほしい

そんな人におすすめのリールメンテナンスサービスを紹介します。

リールメンテナンスドットコム

釣具店をしていたときにお客様のリールのメンテナンス依頼に応え続け、今ではメインの事業となりました。

修理部分のみの作業ではなく、全分解・洗浄、グリスアップ、調整とフルオーバーホール作業をしてくれます。

直接相談ができるのも、細かな要望を伝えられるので良いですよね。

フルオーバーホール作業において、初めて悪い部分がわかるということもあるので、おすすめですよ。

詳しくはコチラ

RE-Born

シマノのベイトリールを修理してくれるサービスを提供しています。

修理の相談、オーバーホール、パーツ交換など幅広い要望に対応してくれますよ。

年間修理500台以上という実績もあるので、信頼があり安心ですね。

実際に13メタニウムを修理した動画はこちら

詳しくはコチラ

 

最高のリール【13メタニウム】で渓流釣りにチャレンジしてみよう! :まとめ

いかがでしたでしょうか。

ギアの選べる13メタニウムはシーンに合わせて使い分けもできるでしょう。

13メタニウムの魅力に魅了されて何年も使用しているアングラーも多くいます。

自分の使いやすいタックルを見つけると、なかなか他に浮気できないんですよね。

逆に言えば、これだと思えるタックルに出会えれば、もう早く釣りに行きたくてうずうずしてしまうんです。

手に取る機会があれば、ぜひ使ってみてほしいリールですね。

参考にしてみてください。

渓流釣りにおすすめのバスロッドを紹介する記事はこちら

バスロッドでも渓流釣りに行きたい!兼用できるポイントを紹介します

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