そんな疑問にお答えいたします。
コロナ禍でも楽しめる趣味として、釣りがブームとなっていますね。
中でもルアー釣りを始める方も多くなってきました。
そんなルアー釣りはルアーの動かし方によって釣果が大きく変わるのですが、どんな動かし方があるのか気になりますよね。
名前だけ聞いても分かりにくいアクションも多いので、初心者の方は特に混乱してしまいますよね。
今回は、ルアー釣りを始めたばかりの方でも分かりやすいように、知っておきたいルアーの動かし方について、詳しくご紹介いたします。
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目次
ルアー釣りの魅力
【出典引用:Amazon】
ルアー釣りとは、疑似餌であるルアーを使用する釣り全般を指します。
そんなルアー釣りの魅力ポイントは大きく3つあります。
- ゲーム性が高い
- 餌が苦手でも安心
- 釣れた時の感動がスゴい
1つずつ見ていきましょう。
ゲーム性が高い
ルアー釣りの最大の魅力はゲーム性の高さにあります。
ルアー釣りは、ターゲットとなる魚の特性を把握し、その時々のフィールドの状況に合わせて、ポイントを絞ったりしなければいけません。
このどうやって釣り上げるのか考えることが、一種の謎解きゲームをしている様な感じで、面白いんです。
ルアー釣りのゲーム性にハマると、魚のことや釣りのことを知るのが、どんどん楽しくなりますよ。
餌が苦手でも安心
ルアーはプラスチック性やワームというソフト素材を使用した疑似餌なので、生の餌は使用しません。
ココがポイント
ミミズやエビなどの餌が苦手な方でも釣りを楽しむことができます。
また、餌の見た目はいけても匂いが無理という方にもルアー釣りはおすすめです。
私は匂いに敏感だったので、ルアー釣りから始めました。
餌の見た目や匂いがあまりにも苦手な方は、ルアー釣りからチャレンジしてみましょう。
釣れた時の感動がスゴい
ルアー釣りは、技術や経験などが必要な為、簡単には釣れません。
ですが、その分自分の考えがハマって見事釣れた際の手応えと感動は大きなものとなります。
ココがポイント
ルアー釣りでは「釣れた」ではなく「釣った」が大きなポイントになります。
狙って釣ることができるのもルアー釣りの大きな魅力です。
苦労して釣れた時の感動をぜひ味わっていただきたいですね。
ルアーの動かし方~超基本~
まずはルアーの超基本的なテクニック、リトリーブについてお伝えいたします。
リトリーブを知らなければ、ルアー釣りは始められないという事もあるので、しっかりポイントを押さえていきましょう。
リトリーブとは、リールを巻いてルアーを手前の方に引っ張ってくるテクニックで、ただ巻きとも言われます。
リトリーブは非常にシンプルなテクニックですが、巻くスピードによってターゲットに本物の餌と感じさせる必要がある為、かなり奥深いテクニックとなっています。
リトリーブでコースの状況を把握する
障害物がある箇所や根がかりしやすい場所を探る事によって、ルアーをロストする危険性を減らす事ができます。
初めての釣り場では、どこに障害があるか分かりませんよね。
表層から順に探っていきつつ、ターゲットにもアピールしていきましょう。
リトリーブするスピードによって釣果が変わる
リトリーブは巻くスピードによって、ターゲットへのアピールが変わる為、しっかり使い分けていくのが重要です。
人によってスピードは異なりますが、リトリーブのスピードは大きく3種類に分かれます。
- スローリトリーブ=ターゲットの活性が低いときに、ゆっくりとルアーをアピールする際に有効な巻き方。
- ミディアムリトリーブ=一番基本的なスピードの巻き方。レギュラーリトリーブとも呼ばれる。リールを一秒間に一周させる程度のスピードを指す。
- ファストリトリーブ=ルアーの見切りが早いターゲットに使用したい巻き方。
巻くスピードに変化を付ける事によって、ルアーの表情を引き出す事ができます。
まずミディアムリトリーブを一定のスピードで巻けるようにしましょう。
ルアーの動かし方~押さえておきたいテクニック~
リトリーブについて知ったところで、まずは押さえておきたい基本のテクニックを4つ、それぞれの動かし方も含めて詳しくお伝えいたします。
トゥイッチ
釣り竿(ロッド)の先をチョンチョンと小刻みに動かしてルアーに動きを加えるテクニックを指します。
トゥイッチはルアーの重さによって変則的な動きが生まれるので、補食魚に追われている小魚の動きとよく似た動きとなり、ルアーを追ってきたターゲットを誘い出します。
トゥイッチの動かし方はこちら。
- 釣り竿(ロッド)の先を少しだけ動かしてルアーを引っ張り、ロッドの先を最初の位置に戻す。
- ルアーを引っ張った分の出ているラインをリールで巻き取る。
②の動きをする際に、同じように釣り竿(ロッド)の先をチョンチョンとすると連続でトゥイッチをする事もできます。
連続でトゥイッチをする事をトゥイッチングと言います。
チョンチョンと動かす早さを変える事で、同じルアーでも動き方に変化が生まれます。
活性の少ないターゲットに存在をアピールする際に使用するのがおすすめですよ。
ジャーク
先ほどのトゥイッチと同様に竿を動かすアクションですが、ジャークの場合はその動きがより大きくなります。
ジャークの動かし方はこちら。
- 釣り竿(ロッド)を大きく動かしてルアーを引っ張り、トゥイッチと同様にロッドの先を最初の位置に戻します。
- ルアーを引っ張った分の出ているラインを素早くリールで巻き取る。
この動きを繰り返す事をジャーキングと言います。
一定の動きで反応が悪い時に活用するのがおすすめですよ。
ターゲットによっては警戒を強めるアクションでもあるので、注意が必要です。
リフト&フォール
名前の通り、ルアーを持ち上げて落とすという動きを繰り返すアクションとなります。
このアクションはルアーのタイプがシンキングタイプである事が必須条件となります。
ルアーのタイプって何
ルアーのタイプとして大きく違いが出るのが、フローティングタイプとシンキングタイプになります。
- フローティングタイプ=キャストした後、水面に浮上してくるタイプのルアーを指す。
- シンキングタイプ=着水後、自重で沈んでいくルアーを指す。
フォールで沈んでいく為には、シンキングタイプの自重で沈んでいくのが必要になります。
魚は本能的に上から落ちてくるものに強い興味を示します。
なので、一度持ち上げたルアーが自重で沈んでいく際に、中層から低層にいるターゲットに動きをアピールする事ができるのです。
リフト&フォールの動かし方はこちら。
- リールを巻きながら竿を上げて、ルアーを持ち上げる。
- 巻くのを止めて竿をおろし、ルアーの自重で水平に落とす。
②の時に、竿を下げずに上げたままにしてリールを巻きながら竿をおろすと、斜めにルアーが落ちていくカーブフォールとなります。
基本のフォールでは糸(ライン)がたるむので、アタリに気づきにくい事もあります。
アタリの感覚が掴みにくい時は、リフト&カーブフォールを試してみましょう。
ストップアンドゴー
リトリーブ中にルアーの動きを一瞬止めるアクションを指します。
リトリーブ途中に一度巻くのを止めるだけなので、初心者でも簡単にトライする事が可能。
一定のスピードでリトリーブする中で、一瞬ルアーの動きを止める事によりターゲットとなる魚が追ってきている時に、バイトするチャンスだと思わせる事ができます。
ストップするタイミングやリトリーブスピードを変える事で、アクションに幅が出来るので、是非活用したいアクションですね。
それぞれの動かし方を動画で見たい方はこちらをチェック。
【魚を誘うテクニック】基本のルアーの動かし方をご紹介します:まとめ
今回はルアー釣りをする上で知っておきたいルアーの基本の動かし方についてお伝えいたしました。
今回の記事のポイント
ルアー釣りはゲーム性の高さが最大の魅力
「釣れた」ではなく「釣った」を目指そう
リトリーブをするスピードによって、釣果が変わる
ルアーのタイプによって、同じテクニックでもアクションが変わる
安定したリトリーブから始めてみよう
ルアー釣りでは、種類豊富なルアーの準備も不可欠ですが、動かし方を知っておくと、そのルアーの特性をより生かす事ができます。
リトリーブを安定させることで、ターゲットである魚に不信感を抱かせない事が重要です。
ルアーの基本の動かし方を知って、ルアー釣りを楽しんで釣果を上げましょう。
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