peライン おすすめ ルアー

PEラインはメリットだらけで最強すぎる!選び方やおすすめも紹介!

おすすめのPEラインはどれ?

その質問にお応えします。

釣りに欠かせないライン。

ナイロンやフロロ、PEにエステルと種類があって選ぶのに悩みますよね。

最初はナイロンで始めてみましたが、ラインを変えることでより快適な釣りを楽しむことを知りました。

釣りを楽しんでいくうちにもっとこうだったらな、とこだわりが出てくるんですよね。

それに対応してくれるタックルを使いたくなってくるんです。

PEが良いって聞くんだけど理由がわからない

PEラインはデメリットもありますが、それ以上にメリットがたくさんある魅力的なラインなんですよ。

そのため初心者からプロまで幅広いアングラーがPEラインを愛用しています。

ここではPEラインのメリットや選び方、おすすめのPEラインを紹介していきますね。

 

PEラインとは

PEラインはポリエチレン素材でできたラインで、複数のラインを撚って一本の糸にしています。

ポリエチレン=英単語polyethyleneが短縮された形となっており、商品にもPEラインと記載されています。

1991年に国内メーカーの東洋紡がPEラインを作り、発売しました。

PEラインに使われている素材は超高分子量ポリエチレン繊維といい、東洋紡がオランダの会社と作り上げた特殊繊維。

各メーカーは、PEラインを作る際に東洋紡から原糸を購入し、各メーカーが撚って作っているんです。

PEラインの特徴

PEラインの特徴をあげていきます。

  • 伸縮性が低い
  • 引張強度が高い
  • 比重が軽い
  • 吸水率が低い
  • 摩擦に弱い

PEラインはナイロンのように伸びないので、感度が良いと考えます。

感覚がルアーに伝わりやすいので、トゥイッチやフッキングのしやすさにもつながりますね。

またPEラインは軽くてコシがないラインなので、風の影響を受けやすいこともあります。

PEは絡まると解くのが結構大変なのも難点

風の強い日はルアーの重さをあげたり、PEラインをメインではなくハリスに使うなどの対策をすると良いですよ。

PEラインは細い糸が複数本撚って作っており、一本でも切れるとどんどん切れていってしまうんですね。

ガイドを通るだけでも摩擦で毛羽立ちや白くなったりしてきます。

これがPEラインの根ズレの弱さの理由です。

渓流釣りは特に障害物が多いので、メインラインをPE、ハリスをフロロやナイロンにする使い方が主流。

ハリスの結び方を紹介する記事はコチラ

簡単で強度も抜群!!渓流釣りでの道糸とハリスを結び方を細かく紹介

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伸びも少ないので根がかりしたときにすぐ切れてしまうんですよね。

この撚り糸はデメリットだけでなく、複数本撚っていることで糸自体の強度が上がります。

つまりナイロンやフロロと同等の強さ表記を選んでも、PEのほうが細いラインを選ぶことができます。

ライン強度の計算方法

まず強度とは、決められたkg数以上の負荷がかかってしまうと切れると考える目安の値です。

ナイロン・フロロカーボンラインの号数×4=強度

PEラインの号数×20=強度

※強度はlb(ポンド)と呼ばれています。

ナイロンやフロロと比較すると、PEは3〜4倍ほど引っ張る力が強くなっています。

 

PEラインを選ぶメリット

PEラインの特徴を知った上でPEラインを選ぶメリットを紹介します。

  • 飛距離が出る
  • 感度が良い
  • タックルを使い回すことができる
  • 寿命が長い

PEラインの各メリットを紹介していきます。

飛距離が出る

前述の通り、PEラインは他のラインよりも細くて強い性質があります。

これは飛距離を狙う時にとても有利になるんですね。

ラインの太さが1lb増えると、0.8m飛ばないと言われるほどラインの太さは飛距離に影響します。

軽量ルアーでも飛ばすことができるので、遠投するときにPEラインは強いです。

 

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せっかく狙える範囲が広がっても、バイトする時にすぐ切れてしまったら意味がないですね。

PEラインは0.8〜1号が一般的に扱いやすい太さと言えるでしょう。

渓流釣りでもちょっと遠投したいときってあるんですよね。

ナイロンでは狙えない場所でもPEなら狙えることも多くありますよ。

感度が良い

PEは最も伸びないラインです。

各ラインの伸縮率

ナイロン→30%

フロロ→25%

PE→4%

この伸びない性質が、感度の良さにつながるのですね。

川底の石に当たる感覚や、魚の食いつきなどナイロンではわからなかった衝撃が伝わってきます。

伸びがなくラインが強いので、障害物のない場所であれば力強く巻くことができます。

また、伸縮性の低さが、腕の力をダイレクトにラインへ伝えることができるので力ずくで釣り上げることもできるのです。

タックルを使い回すことができる

例えば、アジングタックルを渓流釣りに使うことが可能です。

ルアーの軽さや使用ラインの太さなどが適用することから併用する人も多いんですね。

トラウトロッドと比較すると、アジングロッドは長くて硬いロッドです。

 

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ですので、持ち運びや狭い範囲での釣りなどの面では不便に感じる部分も出てきます。

ただアジングで使うPEを巻いたリールをそのまま使えるのはメリットですね。

あまりに細いと岩場に擦れて切れてしまうのでPEライン0.6号以上をおすすめします。

アジングロッドでも渓流釣りができるのですが、太いラインと重いルアーが使いにくいです。

軽量ルアーで感度の良いロッドを強みとして、釣りを楽しむと結構使えますよ。

反対に、トラウトロッドをアジングに使うこともできます。

アジングタックルを渓流釣りに活かす方法を紹介している記事はコチラ

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寿命が長い

PEラインは他のラインよりも長持ちするラインです。

使い続けるともちろん劣化はしていきますね。

長く使うためにはメンテナンスをすることが大切です。

  • コーティング剤を使用する
  • 水気や汚れを拭き取る

ことをすると、より長く使うことができます。

海釣りは海水の塩分がつき、そのままにすると劣化が早まりますので真水で洗い流しましょう。

リールのお手入れ方法が書かれている記事はコチラ

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PEラインの選び方

PEラインの選び方を紹介していきます。

編み数

PEラインには編み込まれている本数が異なります。

4本撚り

  • 耐摩耗性が強い
  • 価格が安い
  • 引っ張る力が弱い
  • ハリがある
  • ガイドに擦れるとい糸鳴りがする

撚り数が少ないのでハリを感じられます。

撚り糸の1本あたりが太いので摩耗性に強く擦れる可能性がある場所におすすめ。

ハリやコシがある4本撚りは、扱いやすくライントラブルになりづらいと考えます。

8本撚り

  • 耐摩耗性が低い
  • 高価
  • 糸鳴りが少ない
  • 柔らかい

8本撚りは4本撚りよりもラインが太いのでリールの巻量も少なくなります。

糸が滑らかで細く、柔らかさがあり、飛距離が出ます。

柔らかなラインはスプールに絡まりやすいことがデメリットとしてありますね。

また、撚り数が多くなればなるほど価格が上がります。

12本撚り

最も撚り数の多いPEラインです。

一本あたりの糸が細いので、少しでもラインに当たると切れてしまいます。

ラインは滑らかで飛距離は狙えますが、あまり使う人はいない印象です。

価格も一番高くなってしまうのもデメリットですね。

ポイント

4本撚りか8本撚りの2種類で悩むことが多いと思います。

釣り場に岩やテトラなどのコンクリ、貝など障害物があるばしょでは4本撚りがおすすめです。

撚り数でPEラインを選ぶ時のポイントを紹介する動画はコチラ

撚り数によって飛距離が変わるのか

一般的に4本撚りよりも、8本撚りのほうが飛距離が出ます。

撚り数が多くなればラインが滑らかになり、飛距離が出るんですよね。

すべてがそうとは限らず、商品によっては4本撚りのほうが飛距離がでることもあります。

実際に実験している動画はコチラ

8本撚りのほうが飛距離がでると思い込んでいましたが、そうではないこともあると知りました。

4本撚りのPEでも飛距離が狙えるPEラインもあるので試してみると良いですね。

また、撚り数が多いほど作る技術が高度になるため価格が高くなります。

摩擦に弱いPEですが、逆をいえば障害物の少ない場所ではメリットがより生かさせます。

海でポートから釣りをするときや、管理釣り場のような場所にはおすすめですね。

号数

PEラインは号数で太さを表します。

PEラインの号数と使う釣りの種類

使う号数は、釣る魚の重さで決めていきます。

メバリング・アジング・ワカサギ→0.2〜0.4号

シーバス・エギング・ちょい投げ・タイラバ・渓流→0.6〜0.8号

船釣り小物・ショアジギング・投げ釣り・シーバス→1〜1.5号

中型青物→1.5号〜2号

船釣り・ジギング→2〜3号

遠投をする場合は、太いと重さで飛ばないため、細いラインを選びます。

ショアジギング(岸からの釣り)は遠投するので0.8〜2号と細いラインを選ぶことも多いですね。

タイラバでの釣りは、魚の歯や石などで切れることも考えれられるのでフロロ+PEで使います。

長さ

PEラインの長さは150m、200m、300mが多く売られている長さです。

浅瀬を狙うなら100〜150m、深瀬や遠投をするなら200〜300mとリールに巻く長さを調節しましょう。

リールの糸巻き量を必ず確認してから購入してください。

シーバスやアジング、エギングなどは150〜200mが一般的ですね。

渓流釣りでしたら75〜100mほどの量で良いでしょう。

色付き

PEラインには色付きのラインもありますね。

色付きを使うことで視認性がアップし、遠投しても魚のアタリがわかりやすくなります。

夜釣のときにはピンクが最も目立つ色とされているのでピンクをおすすめします。

色があることで、水中の変化に気づきやすく、リールの巻く速度調節も可能。

遠投場所や、緩急つけたルアーの動きによる魚の食いつき具合なども目視しやすいことでわかってきます。

色分けされたPEライン

単色ライン以外に複数の色が使われているPEラインがあります。

1m、5m、10mごとに色が分けられており、水層(タナ)を狙ってルアーを落とすことができるのです。

船釣りはこの色分けされているPEラインを使います。

水深カウンター付きのリールを使うこともありますが、微妙なズレが出てきます。

ズレを色分けラインが補ってくれますよ。

コーティング

PEラインにはコーティングされているものとノンコーディングがあります。

コーティングPEのメリット

  • 耐摩耗性が上がる
  • 絡みにくくなりライントラブルが減る
  • 重さで水に沈む

シリコンなどのコーティングがあるPEだと、デメリットの耐摩耗性の低さを補ってくれます。

PEラインでよくある高切れ(仕掛け糸ではなく道糸が切れてしまうこと)の予防にもなりますよ。

また、PEの柔らかさ故にくるラインの絡まりやすさも、コーティングPEだとしにくいですね。

柔らかくティップに巻き付いてしまいがちなPEですが、コーティングPEを使うと解消することも多いです。

コーティングPEのデメリット

  • 重くなるので飛びにくい
  • 価格が高い
  • コーティングが剥がれてくる

PEのメリットである軽さからの飛距離が出るところが劣ってきます。

また、使い続けているとコーティング剤も取れてきてしまいますね。

コーティングスプレーもあるので、メンテナンスで使ってみると良いでしょう。

シマノ(SHIMANO) PEラインアクティブスプレー SP-004J

 

PEは使っていると毛羽立ちやラインが白くなってきますので早めにメンテナンスしましょう。

コーティング剤を使うときには室外で新聞紙などの上で吹きかけることをおすすめします。

スプレーなので室内で行うと床が滑りやすくなってしまいますよ。

PEラインの選び方やコーティングPEの紹介をしている動画はコチラ

 

おすすめPEラインを紹介

では、おすすめのPEラインを紹介します。

シマノ(SHIMANO) PEライン タナトル4 300m PL-F74R

出典引用:Amazon

色分けされているPEラインなのでタナとりがしやすい。

4本撚りなのでマルチに使えます。

高分子量ポリエチレンがラインの強度と伸びにくさを実現。

シマノ独自の編み込み方法でPEラインの強度をよりアップしてくれています。

他のメーカーの4本撚りと比較しても引張強度が強いのでコスパが良いですよ。

DUEL ( デュエル ) PEライン 釣り糸 アーマード S アジ・メバル 0.2〜0.4号

出典引用:Amazon

極細PEを使うならコレ。

コーティングPEなので滑らかで飛距離も出やすい。

ライン自体の重さも出るので糸ふけが少なくなります。

PEは細いとより扱い辛く絡まったり切れたりとトラブルも多くなりますね。

このPEは愛用者も多く使いやすいと評判なので、極細PEを使うならまずはコレを試してみると良いですよ。

Gear-Lab(ギアラボ) PEライン EXXA 200m 0.3号 15LB(6.8kg) 8本

出典引用:Amazon

8本撚りのPEライン。

世界最強のPEラインとも呼ばれ、0.3号で15lbという強度と0.5gのルアーでも遠投できるライン。

福岡県工業技術センターがラインの強度を計測し、その強さを承認しています。

0.3号表記ですが、ちょっと太めに感じます。

価格は高いですが、安物を何度も変えるより遥かにコスパが良い。

PEのデメリットイメージを払拭するかのような性質で、驚きのPEですよ。

よつあみ(YGK) エックスブレイド オードラゴンX4

出典引用:Amazon

4本撚りのPEライン。

比重が1.40と高く、ナイロンよりも高いのでルアーが水に沈んでくれます。

0.4号〜2号まで号数を選ぶことができるのでいろんな釣り場で使えますね。

比重が高いことで今まで狙えなかったタナも狙うことができ、釣りの幅も広がります。

 

PEラインはメリットだらけで最強すぎる!選び方やおすすめも紹介!:まとめ

いかがでしたでしょうか。

PEはいろんな釣り場で活躍することができる万能ラインであることがわかりました。

ただ、使ってみるとメリットとデメリットがわかりやすいので釣りに慣れたら挑戦してみると面白いですよ。

自分の感覚や経験でこだわりが出てくると思いますので、PEラインも選びやすくなりますね。

難しそうでなかなか使えない

しかし、どんなことも最初は難しいのが当たり前。

PEは最も劣化が遅いので、使い続けるならPEラインです。

無風で日の出ている時間帯、障害物のない場所からPEラインでの釣りを始めてみると良いでしょう。

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