その要望にお答えします。
エギングロッドの一番大事なポイントは感度。
通常の釣りのようにアタリがわかりやすいなら良いのですがここが違う。
エギングはアタリがわかりにくいんですよね。
シャクってみたら予想外に釣れていたなんてこともあります。
アタリはグンっとひっぱらず、ラインのたるみや穂先のかすかな動きで判断するから難しい。
やっぱり、しっかりとアタリがわかって釣り上げたいところですよね。
エギングは時期も限られているので、好シーズンでいかに釣果を出せるかが勝負。
そこで、感度抜群のおすすめエギングロッドをランキング形式で紹介します。
感度の良いロッドを使ったら海の中の様子がわかってより一層楽しくなりますよ。
エギングロッドの選び方も合わせてご紹介しますので参考にしていただけたら幸いです。
目次
エギングロッドの選び方
まず、エギングロッドの選び方を紹介します。
硬さ
エギングロッドはL、ML、M、MHの硬さが主に使われます。
ポイント
ロッドの硬さは使うエギの号数と合わせてみましょう。
よく使われる3〜3.5号の大きさであれば、使いやすいのはMやML。
小さめ2.5号であればLを合わせると釣りやすいです。
この投稿をInstagramで見る
秋にエギングをするならイカが小さめなので、2.5号のエギを使いますね。
また、大きめのイカを狙う春のエギング時には4〜4.5号のエギを使うのでMやMHを選びます。
エギングロッドは感度を良くするためにロッドが硬めに作られています。
できれば釣具屋さんで実際に手に取り、振ってみるとしなやかさがわかりますね。
L | (秋)小さめイカ狙い、高感度 |
ML | 1年中使える、抜き上げるには少し大変なので網必須 |
M | 万能で幅広い号数のエギに対応可能 |
MH | パワフル、大型イカや沖釣り向け |
目安としてこのような使い分けができますね。
柔らかなロッドは上級者向けなので、まずはMやMLから使ってみると良いでしょう。
という人はMやMLを選ぶと長く楽しめて良いですよ。
長さ
エギングロッドは6〜10ftと長さがいろいろあります。
短いロッドは操作性が高く、アクションしやすいメリットがありますね。
風の影響も受けることが少なく、ロッドにアタリが伝わりやすいのも良いところです。
堤防釣りで足場付近を狙うランガンスタイルなど飛距離が関係ない釣りのときにはショートロッドがおすすめ。
持ち運びもしやすく、釣り上げるときも負担が軽いので女性も長時間釣りが楽しめますよ。
感度の点ではショートロッドに軍配が上がります。
反対に、長いロッドは広範囲を狙えるのが最大のメリット。
釣り人が多いところや、周りが磯場で根掛かりしやすいところにはロングロッドで遠投します。
ロッドが長いことで振り幅が大きくなるため、エギのアクションも大きくできます。
遠くのアタリもわかるように、ファストテーパーで竿先の変化がわかりやすいロッドがおすすめ。
この投稿をInstagramで見る
釣りをするフィールドに合わせて選ぶのが一番ですが、最も使いやすいのはハチロクと呼ばれる長さ。
ポイント
ハチロク=8ft6inch
中間的な長さで使いやすいのが一番のメリット。
この長さを基準に、場所に合わせて選ぶと良いですね。
ボートエギングを楽しむときのタックルを紹介する記事はこちら
-
大物イカも釣れる?!ボートエギングで爆釣必死!おすすめロッド紹介
続きを見る
感度の良さはココが違う
まず、感度の良さを重視するときは以下のポイントが重要です。
長さはショートロッド
感度の良さを重視するならロッドが短いほうが手元にアタリが伝わりやすいです。
またショートロッドの方が軽いため、感度も上がると考えます。
硬いロッドはアタリの衝撃が手元に伝わりやすいので、感度が高いといえますね。
つまり、ショートで硬めの軽量ロッドが高感度ロッドです。
ポイント
軽さのポイントは100g以下
ロッドに使われている素材や作りが軽量化につながっています。
たとえばグラスロッドは柔らかさと重さが特徴的。
カーボンロッドは軽さと弾性が特徴で、グラスよりも感度が良いですね。
ロッドの内部が空洞か詰まっているかで重さも変わってきます。
グラスロッドの特徴について紹介する記事はこちら
-
ポンコツ?NO超優秀!渓流釣りでグラスロッドはメリットだらけ!!
続きを見る
ティップに注目
ティップには2種類あり、チューブラティップとソリッドティップに分けられます。
メリット | デメリット | |
チューブラティップ | 軽量、瞬間的な変化がわかりやすい | 持続的な変化がわかりにくい |
ソリッドティップ | 細かな負荷がわかりやすい | 重い |
チューブラティップはティップ内部が空洞のため軽量で、振動が手に伝わりやすいです。
しかし、瞬間的な衝撃がわかっても、持続的なアクションに気づきにくいんですね。
一瞬あれ、喰ったかなと思ってもそのあとの動きがわからず、アタリを逃すパターンが多いです。
また、折れやすいデメリットもあるので大型イカを狙うときは注意です。
ソリッドティップは反対に、持続的な反応が手に伝わりやすい特徴があります。
ティップがしなやかなので、ロッドアクションがエギに伝わりにくいデメリットもありますね。
視界が悪い、ナイトゲームのようなときはロッドから感じ取れるソリッドティップが釣りやすいと考えます。
ティップの違いについて詳しく紹介している動画はこちら
攻めや待ちのエギングによって、ティップを選ぶのもポイントです。
感度を良くする釣り方のポイント
ロッドの持ち方で感度を良くすることができます。
グリップエンドを固定する
グリップエンドはロッドの持ち手部分の先端を指します。
グリップエンドを脇に挟む、または肩に押し当て固定して持つようにしてロッドも持ちます。
そうすることでロッドがブレず、ラインやティップの細かなアタリがわかりやすくなります。
ラインとロッドは90°
ラインはロッドと直角になるように垂らし、重さがロッドに伝わりやすくします。
ティップの変化もよりはっきりとわかるので感度が上がると考えます。
この投稿をInstagramで見る
ポイント
ティップを下向きにして釣る
ティップを少し下向きに傾けることでラインが見やすくなります。
ラインの変化をわかりやすくすることで、アタリを取りやすくなるのですね。
ラインとロッドの角度は、釣り場や風の状況などでアタリのわかりやすさが違うのでその時で異なります。
なるべく90°になるように心がけると、手元に感じる変化を感じ取りやすくなりますよ。
高感度エギングロッドランキング
では高感度のおすすめエギングロッドをランキングで紹介します。
シマノ エギングロッド 20 セフィア エクスチューン スピニングモデル
出典引用:Amazon
商品詳細
長さ:7ft9inch(2.36m)
継数:2本
仕舞寸法:121.5cm
重さ:100g
先径:1.6mm
対応エギサイズ:2~4号 / 適合ラインPE:0.5~1号
リールシート位置:339mm ※アップロック
カーボン含有率:98.5%
エギングロッドの中でもトップクラスの高性能ハイエンドロッド。
圧倒的な軽さと操作性の高さ、細いのに強度が高く、高感度につながっています。
繊細なアタリからパワフルなファイトまで幅広いシーンで性能を発揮してくれます。
動画で詳しく紹介していますので参考にどうぞ
これぞハイエンドロッドを思わせるほど軽くて高感度のロッドです。
アタリもよくわかるので釣果も大きく変わりますよ。
ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダス AIR AGS
出典引用:Amazon
商品詳細
長さ:7ft9inch(2.41m)
継数:2本
仕舞:125cm
重さ:86g
先径/元径(mm):0.9/10.9
適合エギサイズ:2.5~4.0号
適合ラインPE:0.5~1.0号
カーボン含有率:99%
ダイワから発売されているエギング専用ハイエンドロッド。
その軽さは他のロッドと比較しても圧倒的な違いを感じます。
AGSという独自のガイドシステムを採用、チタンよりも剛性と軽さがアップし高感度につながっています。
エアセンサーグリップが手からの感度を上げ、操作性も高くなりましたね。
X45やVジョイントの性能がロッドの耐久性をアップしており、初心者からプロまで愛用者の多い1本です。
持ったときに軽っ。といってしまうほど違いがわかりますよ。
長時間の釣行も疲れにくく、軽さから潮の流れもわかりやすいほど感度の良いロッドです。
メジャークラフト エギングロッド スピニング トリプルクロスTCX-S862EL(ソリッドモデル)
出典引用:Amazon
商品詳細
継数:2本
長さ:8.6ft
対応エギ:2.0〜3.5号
アクション:エクストラファースト
対応PE:0.4-1.0
コスパ重視ならメジャークラフトのロッドがおすすめ。
バット部分にカーボンをX状に重ね、剛性を強化。
ガイドリングにはSiC-Sリングを採用し、より軽くて薄いリングになっています。
リールシートの手が触れるところに高感度EVAがあり、手感度も高く設計されていますね。
またこのソリッドモデルはティップの柔らかさが特徴的。
小さなアタリもわかりやすく、弾きにくいのがメリットです。
中身が詰まっているソリッドティップは、荷重感度が高いので小さなアタリも感じやすいんですね。
周りと差をつける!!高感度エギングロッドをランキングで大発表!:まとめ
いかがでしたでしょうか。
ロッドの感度の良さを求めると、性能も高くなり結果としてハイエンドロッドがおすすめです。
使ってみるとやはりハイエンドの良さも実感でき、結果として高感度ロッドが手に入ります。
ロッドは消耗品なので私も安いロッドを何度と使いました。
しかし、ハイエンドロッドを使うと性能の良さを思い知らされますね。
価格だけでなく、口コミなどを必ず確認することが大事ですよ。
高いだけでもっと安いロッドと大差ないものもたくさんありますからね。
ロッドだけでなく、ラインを変えるのも感度を良くするポイントです。
PEラインは伸縮性が少ないので、ナイロンよりも感度が良くなります。
PEラインについて紹介する記事はこちら
-
PEラインはメリットだらけで最強すぎる!選び方やおすすめも紹介!
続きを見る
高感度のタックルでよりエギングが楽しくなると良いですね。
是非参考にしてみてください。