そんな疑問にお答えします。
寒い時期でもまだまだ人気の太刀魚釣り。
大物をゲットしようと多くの釣り人が堤防からキャストしています。
釣って楽しく、食べても美味しい太刀魚は、ルアーで狙っている方も多いですが、電気ウキ等で餌釣りしている方もよく見かけますよね。
太刀魚釣りを餌釣りでする際には、ちょっとしたコツがあるんです。
今回は餌釣りで太刀魚を釣る際のコツについて、お伝えしていきます。
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目次
太刀魚(タチウオ)とは
まずは太刀魚についてお伝えします。
太刀魚(タチウオ)は全身が銀色に輝いており、尖った歯が特徴的な魚です。
太刀魚のサイズは「指〇本」と指の本数で表す事が多く、指5本入るサイズは「ドラゴン」と呼ばれており、その上で指7本以上の太さだと「シェンロン(神龍)」と呼ばれます。
引きが強い事から釣れた際の手ごたえが大きく、調理しても美味しい事から、人気の高いターゲットとなっています。
太刀魚の釣れる時期と時合
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太刀魚は年中釣れる魚ではありますが、良く釣れる時期は7月以降の夏になります。
「夏タチ」という言葉もあり、太刀魚釣りは夏が良く釣れる事を示しています。
9~10月ごろがベストシーズンですが、12~1月だと数は減りますが大物が狙えるようになります。
冬場の大物を狙っていくのも楽しみの一つですね。
又、太刀魚は夜行性の為、夜釣りで人気のターゲットとなっています。
夜になると餌を求めて浅い層まで上がってくるので、堤防からでも狙いやすくなります。
日中は沖に生息している為、堤防から狙うなら夕まずめ(16~20時頃)と朝まずめ(4時~6時頃)がおすすめですよ。
太刀魚釣りの仕掛け
太刀魚を餌釣りする際の仕掛けについてお伝えします。
堤防から狙うなら電気ウキ
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夜行性の太刀魚を狙うには、電気ウキを用いた夜釣りが適しています。
電気ウキを仕掛けに使う事で、太刀魚が捕食する小魚をおびき寄せ、その小魚によって太刀魚を引き寄せます。
太刀魚は海面の下から上がるようにして食いつくので、アタリが出た際に海中に引き込まれる様は、とてもテンションが上がります。
又鋭い歯に負けないよう、ラインにはワイヤーを使用するのがマスト。
特に初心者の方におすすめの仕掛けが、電気ウキの仕掛けセットです。
仕掛けセットとは
ウキ釣りにはウキはもちろんのこと、ウキ止めやシモリ玉などの小物が必要になります。
多くの小物をイチから揃えるとなると、それだけで気疲れしてしまう方もいるでしょう。
特に初心者の方は揃える道具も多い為、より大変になります。
そんな方におすすめなのが仕掛けセットです。
各メーカーがそれぞれのパーツをバランスよく揃えてセットしてあるので、セッティングの手間が省けます。
仕掛けセットで挑戦し、物足りないと感じてきたら好みの仕掛けを組み合わせるという風に段階を踏んでいくのがおすすめですよ。
電気ウキの仕掛けセットでおすすめなのがこちら。
冨士灯器(Fuji-Toki) こだわり太刀魚仕掛けセット タイプF5
[出典引用:Amazon]
電気ウキ釣りの仕掛けセットとして、定番とされている冨士灯器のアイテムです。
使用されている電気ウキは発光幅が広い為、より視認しやすくなっています。
オールインワンの仕掛けセットなので、釣り場ですぐに釣りを始められますよ。
餌の付け方のコツ
太刀魚釣りの仕掛けについて知ったところで、太刀魚釣りの餌を付ける際のコツについてお伝えします。
太刀魚は「フィッシュイーター」とも呼ばれており、小魚を餌として捕食しています。
餌の見た目や匂いから判断して狙う為、餌にはある程度のサイズや厚みが必要になります。
堤防から狙う際によく使われるのが、冷凍のキビナゴやサンマ・サバ等の切り身です。
又、太刀魚が釣れた際は、さばいた後の尾の部分も餌として利用できます。
そうなるともはや無限太刀魚ですね。
でも毎回餌として利用できるほどは釣れないので、餌は上記の物を用意していきましょう。
餌を生きた小魚だと思わせる為には、餌の付け方が重要になってきます。
正しい餌の付け方
- 餌の中心に沿ってまっすぐハリを刺す
- なるべく隙間なく平らに留める
ものすごくシンプルなのですが、これが意外と重要なんです。
斜めに刺さってしまったりすると、水流を受けている中で不自然な回転をする為、太刀魚が警戒する可能性があります。
凸凹を少なくし、まっすぐ刺す事によって、水流を受けても回る事が少なくなり、太刀魚も違和感なく食いついてくれます。
キビナゴであれば、まっすぐ立っているように付けていれば良いですね。
ちょっとしたコツですが、この餌の付け方で太刀魚の食いつきが変わりますよ。
太刀魚のアワセのコツ
餌の付け方のコツに続いて、アワセのコツについてお伝えします。
アワセとは、アタリがあったときに、手や竿を動かしてしっかり魚の口にハリを掛ける事を指します。
太刀魚は歯が鋭いので、アタリが出た際はすぐに合わせたくなると思います。
ココがポイント
太刀魚は早合わせしないのがコツ
太刀魚は餌に対して垂直に食いつく事が多く、アタリが出た時点では、餌を口にくわえている状態がほとんどです。
この状態で焦って早く合わせにいってしまうと、針がかからず太刀魚を逃してしまいます。
なので、アタリが出た際は電気ウキが見えなくなる位まで待つのがポイント。
太刀魚の重みを竿で感じたら、ラインのテンション(張り)を緩めずに、リールを巻き上げていきます。
この合わせのコツを知っていると知らないとでは大違いですよね。
餌の付け方のコツと共にアワセのコツも押さえておきましょう。
【堤防から狙いたい!】太刀魚を餌釣りする際のコツをご紹介:まとめ
今回は夜釣りで人気のターゲット、太刀魚を餌釣りする際のコツについてお伝えしました。
今回の記事のポイント
太刀魚は指でサイズを測る
年中釣れるが、ベストシーズンは9~10月頃
仕掛けは電気ウキがマスト
餌を正しく付ける事で小魚だと思い込ませる
早合わせせずに待つのがアワセのコツ
太刀魚釣りは、ルアー釣りでも餌釣りでも楽しめるので、非常に人気の高い釣りです。
釣果を上げる為には、ちょっとしたコツを抑えて経験を積み重ねていく事が重要となります。
今回ご紹介したコツを活用して、太刀魚の爆釣を目指していきましょう。