その疑問にお答えします。
渓流釣りの他に清流釣りがあるのを知っていますか?
渓流釣りとは違った清流釣りも楽しくておすすめなんですよ。
同じように思えますが、釣れる魚も釣り竿も違うんです。
ここでは、渓流と清流の違いと、それぞれの特徴や対象魚を紹介していきます。
目次
渓流と清流の違いは?
渓流とは、谷の間に通っている川のことをいいます。
渓流は最上流である源流から、その下の渓流、さらに下を本流と呼び分けます。
それぞれ住む渓流魚が異なり、川の状況も異なりますので釣り方も変わってくるのですね。
源流とは
最も川上の場所をいいます。
この投稿をInstagramで見る
源流釣りで狙うのは30cm以上の大物イワナがメインです。
釣り方は餌釣りやテンカラ釣りで狙う人が多いですね。
餌釣りやテンカラ釣りについて詳しく書かれている記事はこちら
-
【デビュー応援】完全制覇!!渓流で使う釣り方4つを紹介します!!
続きを見る
源流釣りは障害物が多いので、怪我をしないように長袖・長ズボンが必須。
他にも
- 熊鈴
- へルメット
- カッパ
- ナタ
- 懐中電灯(ヘッドライト)
など急な天候や動物との遭遇、障害物回避なども考慮して装備をしていきましょう。
源流は釣りスポットに行くまでも結構大変。
さらに釣れる魚も大物となるのでハイレベルな釣りになります。
車で行けるところも限りがあるので、徒歩で山を登っていきます。
渓流とは
源流から下流の場所をいいます。
渓流は川の横に道があったり、集落があったりと源流よりアクセスしやすいのが特徴。
渓流釣り解禁後は、放流魚をメインに釣りを楽しみます。
渓流釣りで狙う魚は、イワナ、ニジマス、アマゴ、ヤマメ、ウグイなどになります。
川釣りといったら渓流釣りを思い浮かべる人も多いでしょう。
渓流釣り解禁を心待ちにしている私も、早く釣りたくてうずうずしてきますね。
流れのある渓流で、力強いマスが釣れたときの快感は他に変えられないんです。
渓流魚は警戒心が強いので、時期や場所選びも大切ですね。
ヤマメとアマゴの違い
アマゴ→主に日本海側につながる川にいる。河川のみ生息。
ヤマメ→主に太平洋側につながる東日本の川にいる。体にオレンジ色の点がある。降海し産卵時に川へ遡上する。
ちなみにサツキマスはアマゴが降海したときの名称です。
渓流釣りで釣れる魚や、渓流釣りにおすすめのハリスを紹介する記事はこちら
-
【初心者必見】渓流釣りに行こう!魚を騙すおすすめのハリスを紹介!
続きを見る
本流とは
渓流から下流の、流れが緩やかな川です。
本流は対岸に渡れないほど川幅が広い場所や深水が深くなるところも多くなります。
この投稿をInstagramで見る
本流は渓流よりも水温が高いので、餌となる水生生物もいることから大物トラウトも狙えます。
狙う魚は渓流と同じイワナ、ニジマス、アマゴ、ヤマメ、ウグイなどになります。
本流釣りを楽しみたいときは、解禁日より4月の水温が10℃程の時期がおすすめ。
川底を狙う釣り方などを紹介する記事はこちら
-
渓流釣りのボトム攻略!基本知識とおすすめグッズ・釣り方解説
続きを見る
清流とは
谷川にある渓流とは異なり、平野部に流れる川の上流部分をいいます。
里川に流れる川も清流と呼びますね。
清流は流れが緩やかで、川幅は狭いのが特徴。
狙う魚はヤマメ、アマゴ、イワナ、アユ、カワムツ、ウグイ、オイカワ、アブラハヤになります。
清流釣りを楽しむ動画はコチラ
渓流と清流の違い
渓流は谷川であること、流れが早いことが特徴と考えますが、清流は渓流よりも流れが緩やかと考えます。
また、それぞれ生息する魚が異なりますので、竿や仕掛けも変わってきます。
渓流竿と清流竿の特徴
では渓流と清流で使う竿や仕掛けはどのようなものなのでしょうか。
渓流竿とは
渓流は川幅が狭く、川の周りに障害物が多いことから短めの竿がおすすめ。
渓流竿の長さの違い
源流→5m以下
渓流→5~7m
本流→7m以上を目安にすると良い
5〜6mの長さが最も扱いやすいので、まずはこの長さを試してみてください。
また、狙う魚も大物かつ水流が早いことから、硬めの竿が良いでしょう。
清流竿
清流竿は狙う魚がヤマメやアマゴのほかにウグイ、オイカワなど小物も対象となってきます。
なので長さは5〜6m程かつ、竿は柔らかでアタリがわかりやすいものがおすすめ。
竿を選ぶときのポイントはここ
川で使う竿の選び方としてみておきたいポイントは、
- 竿の長さ
- 竿の硬さ
- 穂先の硬さ
- 価格
があります。
竿の硬さとしては軟調、中硬、硬調、超硬と分けられます。
小物〜中物トラウトを狙う場合は中硬、硬調がベターですね。
竿が硬く強ければ、大物を引き上げやすいメリットがあります。
また穂先の硬さは先調子と同調子に分けられます。
先調子と胴調子の違い
先調子→穂先が柔らかくしなるので、アタリがわかりやすい。小物を狙うときにおすすめ
胴調子→竿の胴まで曲がる特徴を持つ。竿全体で粘れるため大物を引きやすい。振り込みが難しく障害物を避けにくい
まず、渓流竿や清流竿と呼ばれるものは餌釣りで使われる延べ竿が主になります。
おすすめの渓流竿と清流竿を紹介
それぞれおすすめの竿を紹介していきます。
ダイワ 小継 清瀬 硬調30S・F
出店引用:楽天市場
商品詳細
長さ:3.02m
調子:硬調
重さ:59g
仕舞寸法:39cm
継数:10本
適正ハリス:0.4~0.8号
源流釣りで使えるコンパクトな釣り竿。
360°どの角度からのアタリにも耐えられる、穂先のカーボンソリッド「メガトップ」を採用。
しなやかさと力強さを感じられるハイスペックな源流竿です。
源流釣りは特に、荷物の軽量化と竿のコンパクトさが重要になってきます。
継数が10本というコンパクトさはなかなかないので、サブとして持つのもおすすめですよ。
ダイワ(DAIWA) 渓流竿 21鋭覇 硬調 (2021モデル)
出典引用:Amazon
商品詳細
長さ:約6m
継数:11本
仕舞寸法:64.5cm
重さ:125g
適合ハリス:0.15~0.8号
狙った場所へ撃ちやすい、ダイワオリジナルの「華厳先調子」を採用。
また、超弾性チタン合金で作られた穂先「スーパーメタルトップ」に交換もできます。
カーボンよりも細やかなアタリがわかりやすい特徴を持っています。
長さは6mになるので、渓流から本流まで使い勝手が良いですね。
コンパクトになるので持ち運びも楽、安定したキャスティングができるのも魅力です。
渓流のルアー釣りをするときにおすすめのリールを紹介する記事はこちら
-
【渓流釣り】ルアーフィッシングのリールは何を使う?おすすめ5選!
続きを見る
ダイワ(DAIWA) 万能小継振出竿 清流X
出典引用:Amazon
商品詳細
長さ:5.45m
継数:11本
仕舞寸法:58cm
重さ:95g
適合ライン:0.2-0.8号
ダイワオリジナルのメガトップを採用。
硬調とありますが、結構柔らかめの竿なので清流竿として使い勝手が良いです。
長さの5mと万能に使えるのでいろんな川に使えますよ。
軽量で疲れにくいのもメリットです。
ダイワの釣り竿で渓流釣りの楽しみ方や準備すべき道具を紹介する動画はコチラ
渓流釣り初心者におすすめの動画です。
装備も紹介しているので、何を揃えれば良いかわかりやすいですね。
宇崎日新ファインモード 流 硬調630
出典引用:楽天市場
商品詳細
長さ:6.3m
継数:13本
仕舞寸法:57cm
重さ:110g
適合ハリス:0.2-0.6号
極細のソリッド穂先が喰い込み、しなやかさが魚のアタリをわかりやすくします。
グリップの部分には滑り防止処理がされています。
安心の日本製、低価格だけど丈夫なところも人気の理由です。
軽くて使いやすいのも良いですね。
【類似】渓流と清流の違いとは?狙う魚と合わせた竿の特徴も紹介:まとめ
いかがでしたでしょうか。
渓流と清流で使う竿が違うことがわかりました。
清流のハヤ釣りも、源流のイワナ釣りもそれぞれ魅力があって楽しいですよね。
季節や川の状況などでそれぞれを楽しむとより一層川釣りの楽しさを感じられます。
渓流釣りの解禁に合わせていろいろな川釣りを楽しんでみたいですね。
渓流魚を家でも楽しみたい方にアクアリウムの作り方を紹介する記事はこちら
-
渓流を自宅に!アクアリウムの作り方と渓流魚の飼育方法を紹介
続きを見る