寒さ厳しい今の時期、釣りはオフシーズンとも言われています。
オフシーズンの今だからこそ、釣りの知識を深めるチャンス。
特に釣りは専門用語も多く、何を示している言葉なのか、どんな道具なのか、すぐには分からないことばかりですよね。
サルカンもその1つではないでしょうか。
活用出来たら便利なアイテムですが、ぱっと聞いてどんなものか分からない方もいると思います。
今回の記事はこんな方におすすめ
- サルカンのことを知りたい
- サルカンの使い方を教えてほしい
- サルカンで失敗しないコツを教えて
今回は知っていたら釣りが楽しくなる、サルカンの基本についてお伝えいたします。
サルカンのことで悩んだ時に、是非参考にしてください。
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目次
サルカンって何?
[出典引用:Amazon]
サルカンとは、釣りの仕掛けに使用する小型の連結器具を指します。
スイベルやヨリモドシとも呼ばれ、2つ付いた輪のそれぞれに種類の異なる糸を結んで使用します。
釣り糸とルアーやカゴ、ウキをしっかりと結ぶ役割があります。
サルカンを使用することによって、糸のヨレを防いでくれる為、仕掛けを作るうえで欠かせないアイテムですね。
サルカンが役立つポイント
サルカンが釣りをする上で、どんなことに役立つのかお伝えいたします。
仕掛けの交換がスムーズ
サルカンを使うことで、スムーズに仕掛けを交換することができます。
初心者向けにも仕掛けセットが販売されていますが、そのセットにもスナップ付きのサルカンが使用されています。
ルアー釣りでも、サルカンを使用する事で、新しいルアーを簡単に取り付けることができます。
ココがポイント
ルアー釣りでは、様々なルアーを試す事が重要。
スムーズに交換できることで、ストレスも減り、釣果も上がりますよ。
ラインの絡み防止
サルカンを正しく使用することで、釣り糸同士が絡まりにくくなります。
サルカンが糸ヨレの発生を抑えてくれることで、ラインの強度も高まります。
絡みが少ない状態で釣りを行うことで、ノンストレスで釣りを楽しめます。
仕掛けの紛失も防ぐ
サルカンを使用することで、仕掛けとラインとの結びつきを強固にすることができます。
ライン同士を結びつけるとき、様々な結び方(ノット)がありますが、ここにサルカンがあることで、より強固になります。
サルカンがあることで、安心して釣りに集中することができますよ。
サルカンの種類
釣りで使用されるサルカンにはいくつかの主要な種類があります。
どんな種類があるのか、見ていきましょう。
タル型サルカン
サルカンの中でも最もポピュラーな形をしたサルカンです。
主にサルカンといえば、このタル型サルカンを指します。
ラインの間に付けることによって、サルカンが回転し、糸ヨレを防いでくれますよ。
NTスイベル(N.T.SWIVEL) タル型サルカン
[出典引用:Amazon]
スイベル型サルカン
形はタル型サルカンとほぼ同じで、使い方もタル型サルカンと同じです。
何が違うかというと、使用するシーン。
タル型サルカンよりも強度が高いので、大物釣りに適しています。
また、タル型サルカンよりも回転性能の優れているので、船釣りでも活躍してくれます。
強度が高い分、タル型サルカンよりも効果になるので、使うシーンによって使い分けましょう。
AMYSPORTS ボールベアリングスイベル ベアリング
[出典引用:Amazon]
スナップ型サルカン
ワンタッチで開閉できるスナップのついたサルカンです。
スナップがある事で、仕掛けの付け替えが楽に早くできるようになります。
ライトゲーム向けのサルカンですね。
AMYSPORTS 釣り スナップ スイベル 釣り スナップ スナップ付き サルカン
[出典引用:Amazon]
トリプルサルカン
その名の通り3方向にラインを結ぶことが可能なサルカンとなっています。
自作仕掛けをしたいと思い始めた方に、活用していただきたいサルカンです。
NTスイベル(N.T.SWIVEL) トリプルサルカン
[出典引用:Amazon]
サルカンの使い方と結び方
サルカンは釣り糸を結びつけるために使用します。
なので、サルカンと釣り糸をしっかりと締めて結びつけることが大切になります。
釣り糸を結びつける結び方をノットと言いますが、様々なノットがあります。
ここでは、初心者でもマスターしやすいノットについてお伝えいたします。
ノットを覚えると、これからの釣りに必ず役に立つので、しっかり覚えておきましょう。
クリンチノット
仕掛けを作る際、最も基本の結び方になります。
仕掛けセットにも結び方の説明が書かれているほど、ポピュラーな結び方となりますので、しっかり押さえておきましょう。
クリンチノットの結び方はこちら。
- ラインの先端をサルカンの輪に通し、サルカンを持つ側の人差し指をはさんで輪っかを作る
- 折り返したラインの先端を、本体側のラインに4~5回巻き付け、1の輪っかに通す
- 2の輪っかに入れると、新たに輪っかが出来るので、更にその輪っかに通す
- サルカンと本体側のラインを引っ張り、ゆっくり絞めこんで完成
文字だけでは分かりづらいという方は、こちらの動画も参考にしてくださいね。
完全結び
別名、漁師結びとも呼ばれているノットです。
プロがよく使用するノットで、強度は抜群。
その上、結び方も簡単というのが嬉しいですね。
完全結びの結び方はこちら。
- ハリスを二つ折りにして、輪っかを作り、輪っかの先端をサルカンに通す
- 二つ折りにしたハリスの先端部で、本ラインと二つ折りの輪を合わせて4回程巻き付けて、輪の中に通す
- 最後に本ラインをゆっくり引いて締めて完成
こちらも動画できちんと確認しておきましょう。
パロマーノット
最後にお伝えするのは、パロマーノットです。
簡単なのに結束強度は高いという素晴らしいノットなので、是非覚えてください。
パロマーノットの結び方はこちら。
- 10cm程度ラインを折り返してダブルラインを作り、サルカンに通す
- 通したダブルラインを本線のダブルラインとゆるく結び、輪っかを作る
- 輪っかに通したダブルラインの先を広げ、サルカンをくぐらせる
- ダブルラインをくぐらせたら、本線側から徐々に絞めていき、完成
分かりづらい方は動画でも確認してくださいね。
サルカンを結ぶ際、失敗しないコツ
最後に、サルカンと釣り糸を結ぶ際に失敗しないコツを1つお伝えします。
ココがポイント
上手に結ぶ為のポイントは、結び目を濡らす事。
結び目が濡れていないと、ライン同士の摩擦熱でラインが切れやすくなっています。
私は最初、濡らさずに結んでしまい、すぐに切れてしまった経験があります。
上記の結び方を覚えておけば、サルカンの使い方もばっちりです。
強度の高い、簡単なノットでサルカンとラインを結びましょう。
釣りをもっと楽しく!サルカンの基本と使い方を初心者向けに解説:まとめ
今回はサルカンの基本的な情報から、使い方と結び方について、初心者の方に向けてお伝えしました。
今回の記事のポイント
サルカンは釣り糸を結びつけるために使用するアイテム
サルカンによって、仕掛けがスムーズに変えられる
釣り糸をしっかり濡らす事で、サルカンとの結束が強まる
パロマーノットは不器用さんにもおすすめのノット
サルカンと釣り糸の結び方を覚えて、釣りをもっと楽しもう
今回ピックアップしたサルカンは、釣りに馴染みの無い方には聞きなれないですよね。
サルカンは一見すると地味なアイテムかもしれませんが、その効果は抜群。
あなたも今回の記事を参考にサルカンの使い方と結び方をマスターしてくださいね。
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