そんな疑問にお答えします。
日差しも暖かくなってきたこの頃、釣りを始めようと思った方も多いのではないでしょうか?
初心者でも始めやすいのが、釣りの基本である「餌釣り」です。
手軽に始めやすい餌釣りですが、待ってるだけでつまらなそう等のネガティブなイメージを持たれがちです。
今回はそんなネガティブなイメージを払拭したい思いから、身近な用水路でも始められる餌釣りの仕方について、詳しくお伝え致します。
目次
餌釣りとルアー釣りの違い
釣りの種類は本当に多いですが、大別すると餌釣りとルアー釣りに分かれます。
それぞれの違いについて、1つずつ見ていきましょう。
餌釣り
この投稿をInstagramで見る
[出典引用:Instagram]
あらゆる釣りの基本となるのがこの餌釣りです。
餌釣りは普段から魚が食している天然の餌もしくは人工の粉餌を混ぜて作った餌などを用いた釣りを指します。
ミミズ等の生き物が苦手という方には人工の餌がおすすめ。
餌釣りの魅力は、釣り初心者でも簡単に魚を釣ることができるという点にあります。
釣りたい魚を選ばなければ、子どもでも簡単に魚の引きを味わうことができます。
ルアー釣り
この投稿をInstagramで見る
[出典引用:Instagram]
エサを使わず、小魚などに似せたルアーを使う釣り方を指します。
小魚を食べるような口の大きなサイズの魚がターゲットになります。
ルアー釣りの大きな魅力は、ゲーム性の高さにあります。
ターゲットとなる魚の食性や習性を考え、いかに上手く食いつかせるかという事を考える、この難しさに魅了されていきます。
ゲーム性の高いルアー釣りは楽しいですが、釣り初心者には少し難しい釣り方になります。
釣り初心者はまず餌釣りから始め、慣れてきた頃にルアー釣りに挑戦することをおすすめします。
まずは釣る事の楽しさを知っていくことから始めて行きましょう。
用水路での釣りを始める前に
水田や畑が広がる農業地の近くに必ず設置されているのが用水路です。
用水路での釣りは勝手にしたらいけませんが、水田や畑で作業している人から許可をもらえたら、釣りをする事も可能です。
用水路で釣りする時のポイント
- 水田や畑で作業している人に許可をもらう事
- 水門には触れない事
- エサは持参する事
1つずつ見ていきましょう。
水田や畑で作業している人に許可をもらう事
これはマストな条件です。
用水路は農地に水を引き入れる為の物なので、釣りの為の水路ではありません。
家の近くで魚のいる用水路を発見したら、まず所有者に許可を得てから釣りの準備をしましょう。
水門には触れない事
用水路から水を引き入れる為に、小さな水門が設けられています。
そのような水門に無断で触れてしまうのもマナー違反なので、止めておきましょう。
また、コンクリートで補強されていない箇所だと、土手が崩れる恐れがあります。
危険なので、足元は十分に確認してからポイントを確保しましょう。
エサは持参する事
農地の近くなので、ミミズなどのエサが地面に埋まっている事がありますが、用水路近くの土を掘り返して探すのは止めましょう。
マナー違反になる可能性があるのと、何より準備した方が早く釣りを始められます。
この時、撒き餌は水路に残ってしまう可能性があるので、止めておきましょう。
このように書くと面倒だと思う人もいるかもしれません。
ですが、自分以外の人々に配慮する気持ちが釣りをしていく上でとても大切です。
用水路で釣りをしている動画はこちら
用水路で餌釣りをしてみよう
餌釣りと用水路での釣りのポイントを知った所で、用水路で釣りをしてみましょう。
用水路で釣りを始める手順
- 釣りに適した用水路を探して許可をもらう
- 場所が決まればタックルを準備
- 忘れがちな準備品
釣りに適した用水路を探して許可をもらう
用水路での釣りのメリットは遠出をしなくてもポイントが見つかる事。
自分の住む街を散歩してみて、魚がいる用水路を探しましょう。
気になる用水路を見つけたら、用水路を管理している人に許可をもらいましょう。
何度も言いますが、この許可取りが大切。
みんなが気持ちよく過ごせるよう、許可をもらってから釣りを始めましょう。
場所が決まればタックルを準備
場所が決まったら、一度自宅に戻りタックルを準備しましょう。
タックルとはロッド(釣りざお)、リール、仕掛けなど釣りに用いる道具全般のことで、釣り道具一式を指します。
用水路では小魚が多いので、気軽な餌釣りから始めましょう。
タックルは延べ竿と仕掛け・餌があればOK!
延べ竿
延べ竿はリールなどがなく、コンパクトに収納できる竿を指します。
小さくて軽いので持ち運びがしやすいので、用水路での餌釣りに最適です。
仕掛け
続いては仕掛けについてお伝えします。仕掛けの種類は豊富で、迷ってしまいますよね。
まず最初はハリとハリスがセットになった商品を購入しましょう。
タナゴのような口が小さい魚には、小さいハリが必要で、取り付けるのも一苦労です。
パッケージから引き出して、竿に取り付けるだけで簡単に使用できるセット商品は、餌釣り初心者におススメです。
不器用な私でも安心して使えます。
かなり小さいので、無くさないように気を付けてくださいね。
エサ
続いてエサですが、生きた餌を使うことに抵抗感がある方は人工餌を使用しましょう。
人工餌は長期保管がしやすいのも嬉しいポイントです。
人工餌の中でも扱いやすいのが、チューブタイプの人工餌です。
チューブタイプの餌は、先から少し出してハリを当てればすぐ餌付けができます。
手を汚したくない方やお子様でも気軽に餌付けできるので、おススメ。
ポケットに入れて簡単に持ち運びが出来ますが、入れたまま座らないように気を付けて下さい。
そんなうっかりを皆さんはしない様、気を付けて下さいね。
最後には釣った魚を入れる為のバケツを準備したら、タックルの準備はOKです。
忘れやすい準備品
後は餌釣りをするだけ、とおもいきや違います。
釣り初心者がうっかり忘れてしまう準備品、それは帽子です。
釣りは一度始めると魚に集中する為、座っている時間があっという間に過ぎます。
夏だけではなく、晴れている日は水面から反射した光もあり、常に太陽の光にさらされています。
帽子はそんな太陽光から身を守ってくれるんです。
また、帽子で光を遮る事で水面も見やすくなるため、一石二鳥ですね。
特に子どもは夢中になると動かなくなるので、帽子をしっかり準備してあげましょう。
帽子でおすすめなのが、ハットタイプです。
ハットタイプは日焼けを防止する効果が高く、男女ともに使用しやすいタイプです。
あご紐がついているものを選ぶと、風が強い日でも安心して使用できます。
熱中症対策などしっかりしてから、釣りに出かけましょう。
身近な場所で釣りをしてみよう!用水路での餌釣りの仕方:まとめ
今回は身近な用水路で餌釣りをするポイントについてお伝えしました。
まとめポイント
餌釣りはあらゆる釣りの基本
用水路での釣りは無断でしてはいけない
用水路での餌釣りは最低限のタックルでできる
帽子も忘れず持っていこう
用水路での餌釣りは釣り初心者の方でも始めやすく、また近所にお気に入りの釣りスポットができるかもしれませんよ。
周囲への配慮を忘れず、釣りを楽しんでもらえればと思います。