アイナメって夜に釣れるの?という疑問が出てきますね。
まずアイナメは岩礁や海草などに隠れて生活をしながら静かにエサが来るのを待つ魚です。
アイナメは日中に活動的になるから夜では釣れないと思われますが、4つの理由で夜でもアイナメを釣ることができますよ!
夜はじっとエサがやってくるのを待つアイナメも常夜灯に集まったエサを求めて動いているのです。
ここではアイナメを夜に釣ることができる理由を知り、必要な道具や仕掛けの紹介。
さらに夜釣りを楽しむための注意点について解説します。
夜釣りは日中より気をつけなければいけないことがあるので、しっかり何にどのように注意するか把握しなければいけません。
最後まで読んでアイナメを夜に釣る楽しさを知りましょう!
目次
アイナメってどんな魚?
出典引用:SHIMANO公式サイト
出典引用:Wikipediaより
生息域としては日本各地に分布しており、北太平洋沿岸に多く生息しています。
全長30-40センチメートルほどで、60センチメートルを超える個体もある。
カサゴ、メバル、カジカなどと同じカサゴ目に分類されるが、アイナメはひれの棘条(とげ)が発達しないこと、背びれが1つに繋がっていること、体高が高いこと、鱗が細かいことなどが特徴である。
岩礁域などに縄張りを持っていて、雑食性です。
小魚、甲殻類、軟体動物などをエサにします。
テトラポッドや岩陰や海草の中に隠れていることが多く、比較的静かに過ごしてエサが来るのをじっと待つ魚ですよ。
アジやカサゴに続いて釣りやすいとされていますが、障害物が多いところが狙いめのため根がかりが多くなります。
多めに仕掛けを準備しておくといいですよ!
季節になるとスーパーにも並ぶので、比較的買い求めやすいですよ。
アイナメは煮ても焼いても、揚げても美味しいですよね!
もちろん生でも美味しくいただけます。
アイナメを釣るなら夜を狙う理由は?
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アイナメは昼間に活発的な行動が多いので、昼間を狙った方が釣れやすいのでは?と思いがちですが、実は夜でも釣れるんですよ!
その理由を1つ1つ解説します。
常夜灯のおかげ
常夜灯周りに集まるサケ稚魚やミミイカなどの比較的、遊泳力の弱いエサを捕食するために自然とアイナメも集まってきます。
エサが集まりやすいので常夜灯周りは昼間より捕食しやすくなるからです!
エサへの反応
夜間は視覚よりも嗅覚や動きに頼るため、匂いや動きを持つエサが効果的ですよ。
特に甲殻類やイカ、タコなどのエサはアイナメの嗅覚を刺激してより釣りやすくなります。
魚の視力は0.1〜0.6とされています。
魚種や個体によっては釣り糸を見る力は人間の視力に匹敵する可能性があることが判明しており、日中ではラインが見えている可能性があるのです。
ココがポイント
夜だと暗くて月の光だけではラインが見えにくくなって、視覚よりも嗅覚に頼ってエサを求めるということですよ!
釣り人の活動の少なさ
昼間は多くの釣り人やボートが海を行き交い、魚たちは警戒心を強めてしまいます。
夜間は釣り人の活動が減少し、魚も安心してエサを探しにいくことができるのです。
静かな環境だからこそアイナメの釣りやすさを上げてくれます。
たくさんの人の気配がすると何かされる!と警戒されてしまうので、人が少ない夜の方が釣れやすいということですね。
気象条件
夜間の涼しい気温や穏やかな風、波の少ない状況は釣り人にとっても快適に過ごしながら釣りを楽しめますよ!
地域差がありますが、アイナメの時期は10〜1月です。
冬の時期のよる釣りはかなり冷えるでしょう。
寒さ対策もしっかりするようにしましょうね!
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アイナメを釣るための道具や仕掛けは?
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アイナメを釣るための合う道具や仕掛けを用意することが重要です。
1つずつ紹介します。
ロッド
アイナメはシーズンによって居着く位置が変わるので狙うポイントによって長さを選びましょう。
堤防の足元を狙うなら6〜7ft台、沖の根周りに遠投する時や磯場などでは8~9ft台がおすすめですよ。
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遠投にも近距離にも使えてコスパ最強のロッドになります。
リール
リールはロッドの長さに合わせてバランスの良いアイテムを選ぶといいでしょう。
ベイトリール又はスピニングリールを使います。
遠投するのであればスピニングリールをおすすめします。
どちらがいいかは釣り場や好み、状況で変わってくるので自分がどんな状況でアイナメを釣りたいかを決めてから選ぶといいですよ。
ベイトリールについて詳しくはこちらをご覧ください。
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ライン
岩礁に擦れても切れにくいPEラインやフロロカーボンラインを使用するのが一般的です。
強度と耐摩耗性に優れたラインを選びましょう。
ルアーやエサ
魚も目がいいとは言えません。
上記で言いましたが、日中でラインが見える種がいると言うだけで全ての種ではありません。
発光するルアーや、動きが強調されるデザインのルアーが効果的ですよ。
また、夜間に動きが活発になる甲殻類やイカ、タコなどの生のエサで嗅覚を刺激するのもおすすめですよ!
仕掛け
底物狙いの仕掛けとして、胴付き仕掛けやフカセ仕掛けがおすすめです。
仕掛けの重さや針のサイズは、釣り場の条件や狙うアイナメの大きさに応じて使う仕掛けを選びましょう。
夜釣りする時の注意点は?
夜にアイナメが釣りやすくなると伝えましたが、ただ夜の海に出かけるのは危険です。
次に夜釣りを楽しむための注意点を解説します。
安全対策
夜は視界が悪くなるのでヘッドライトや懐中電灯を必ず持って行き、足元の安全を確保しましょう。
ライフジャケットを必ず着てくださいね!
ライフジャケットがなぜ必要か詳しく書いてある記事はこちらです。
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天候の確認
天候が急変することがあるので前もって天気予報を確認するようにしましょう。
悪天候時は無理をせず釣行を中止することも頭に入れておいてくださいね。
ココに注意
夜で天候が崩れた雨の場合、足元も滑りやすくなり視界が悪くなることもありますので安全を第一に考えてください!
釣り場の選定
夜間は見通しが悪いため、昼間に釣り場の状況を確認しておくことが大切です。
足を滑らせてケガをしないためにも注意してください。
ココがポイント
特に岩場や海草の茂みなど、足元が滑りやすい場所を知っておくといいでしょう!
釣り仲間とのコミュニケーション
必ず複数人の釣り仲間と行動するようにしましょう。
万が一のトラブル時に助け合えるように、1人で夜釣りはしないでください。
アイナメを釣るなら夜がいい!夜釣りがいい理由と注意点は?:まとめ
- アイナメとは
- アイナメを夜に釣る理由
- アイナメを釣るための道具や仕掛け
- 夜釣りする時の注意
夜行性のアイナメは夜間に餌を求めて活発に動くため、このタイミングを狙うことで釣果を上げやすいことが分かりました。
夜間の静かな環境や気象条件も釣りにあっていて、過ごしやすいのでピッタリですよ。
しっかりと道具や仕掛けを用意して安全対策を徹底することで、より夜釣りを楽しめること間違いなしですね!
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