ルアーを飛ばして水面に落ちる時の音を「着水音」といいます。
ルアーを飛ばしても魚が寄ってきてくれない時ってありませんか?
ルアーを飛ばした時に「ポチョン!」とルアーが水面に落ちる時の音があります。
この音がイヤで逃げてしまう魚もいないとはいいません。
しかしこの着水音はここにエサがある!とアピールすることができたりとデメリットばかりではないんです!
着水音とは何か。どんな時に着水音が有効なのかを解説しますよ。
また着水音という音にも出方があります。
嫌がられる音や魚にとって馴染みがある音などを解説し、着水音を出さないテクニックについても紹介していきます。
目次
ルアーとは?
まずはルアーについてしっかりと知ることが大事ですね!
ルアーとはプラスチック・金属・木などで作った擬餌針 (ぎじばり)のこと をいいます。
回転翼をもつスピナーや小魚や小動物に似せたプラグ、ミミズ状のワームなどの種類があり水面や水中で引いて魚を誘うことができますよ。
ルアーを用いた釣りのことを「ルアーフィッシング」と呼び、ゲームフィッシングとして世界中で親しまれていますよ! 日本でもルアーフィッシングの大会があるほど人気があります。
ルアーには大きく分けて「ハードルアー」と「ソフトルアー」があり、それぞれ素材や用途が違いますので注意してくださいね。
ハードルアーとは?
木やプラスチック製の、硬い素材で製造されたルアーの総称のことを言います。
ソフトルアーとは?
プラスチックやラバーなどの、柔らかい素材で製造されたルアーの総称のことを言います。
ルアーという言葉も古く、文献によれば1300年頃となっています。
かなり古い言葉というのがわかりますね!
1300年頃の日本
1300年頃っていつの時代よ!パッと思いつかない私がいます。
日本の1300年頃は鎌倉幕府が納める時代ですよ。
鎌倉幕府が滅亡する少し前の事と頭の片隅に覚えておきましょう!
ルアー釣りを楽しむためのコツについて詳しく解説している記事もあります。
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【釣り初心者必見】ルアー釣りをもっと楽しむためのコツをご紹介
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ルアーの着水音とは?
釣りの際に人工餌(ルアー)が水面に落ちる際に発生する音のこと。
ココがポイント
これは魚を引き寄せたり誘発したりするために意図的に作り出すことがありますよ。
一部の魚種は水面に落ちる餌の音に反応し、それが釣果に繋がることがあります!
しかし、状況によっては静かなアプローチが効果的な場合もあるため、釣りの際には状況や目的に応じて着水音の有無を調整することが重要なんですよ。
着水音を最小限にするには?
静かな着水ポイントの選択
静かで穏やかな水域や魚が活動していると思われるエリアを選ぶことが重要です。
波立っている場所や水面が騒がしいと着水音があまり気にならなくなります。
他にも音があると紛れてしまって分かりにくくなるということですね!
軽いルアーの使用
ルアーの重量が軽いものを選ぶと水に入る際の音が小さくなります。
特に静かな状況や慎重なアプローチが求められる場合に使われやすいですよ。
ルアーを軽いものにし過ぎて狙いたい魚が食いつきにくくなるので注意しましょう!
スローなキャスト
ゆっくりとした動きでルアーを投げることで水面に落ちる際の衝撃が軽減され、着水音が小さくなります。
最初はできなくて難しいかもしれませんが練習あるのみですよ!
低い角度からのキャスト
ルアーを低い角度で水に投げることで着水時の音が少なくなります。
急角度でのキャストはより派手な着水音が起きる可能性がありますよ。
着水音が有効な時は?
活性な魚へのアピール
着水音は水中で魚の注意を引くことができます!
特に魚が活発で攻撃的な状態にある時、大きな着水音は彼らの注意を引きつけることがありますよ。
波立つ水域
水が波立っており自然な騒音がある場合、ルアーの着水音が周囲の騒音に混ざりやすくなります。
このような状況では静かなアプローチよりも着水音を利用した方が効果的!
魚の探知
着水音は魚に対して「エサがここにある」というサインを送ることができます。
特に遠くの魚にアピールするために音が魚の注意を引くことができますね。
気づいてもらうことが大事!
攻撃的な種類への対応
一部の魚は攻撃的で騒がしいアクションに反応してくれます。
このような魚に対しては大胆で派手な着水音を出すことが釣果を向上させるかもしれませんね。
これらの方法を組み合わせて使うことで、静かな状況での釣りに適したアプローチを見つけることができますよ。
ココに注意
基本的には着水音は静かがいい!
着水音が有効な場合が多いように思いますが嫌がる魚もいます。
急に石を「ボッドーン!」と投げつけられたら誰だってびっくりしてしまいますね。魚たちだってびっくりしていますよ。
他にも硬いものや重いものがぶつかる音「低い音」です。
魚はこの低い音を嫌がる傾向があります。
先ほどもお伝えしたように着水音は静かな方がいいでしょう。
しかしルアーによっては大きな着水音の方が気づいてもらいやすい事もありますよ。
音の大小の関してはカバー撃ちなどは静かに、ビックベイドなどはわざと大きい音を出すこともあります!
今から音の出方について解説しますね。
水面に叩きつけられるような「バチャン!」という音は多少着水音が大きくても逃げにくいと感じます。
水中に突き刺さるような「ジュボッ!」という着水音は魚が嫌がり素早く逃げていくように感じますよ。
この2つの音の違いはわかりますか?
メモ
叩きつけるような音はエサや生き物が上から落下してくる自然の音に近く、突き刺さるような斜めから入るようなエサはほとんどありません。
自然界でそんな音が出るとしたら鳥が魚を捕食している時でしょう。
ということは天敵である鳥から身を守るために魚も音を聞き分けているということになりますね!
釣果を上げるために着水の時はルアーを斜めの角度ではなく上から落としてやることが大事ですよ!
ルアーの着水音を出さないテクニックとは?
ルアーの着水音は目立たせるため出した方がいい時もあると伝えましたね。
着水音を最小限に抑える方法も伝えましたが、出させない方法もあるのだろうか?
ということで着水音を出させないテクニックについて紹介したいと思います。
ココがテクニック!
ルアーをキャストする際にラインから指を離した瞬間から着水までの間にスピニングリールの場合は人差指で、ベイトリールの場合は親指でスプールの縁に軽く触れたり離したりすることで、飛距離や着水の勢いを調整する釣りの基本的な技術を使います!
スピニングリールの場合はフェザリング、ベイトリールの場合はサミングと呼びます。
メモ
人間の指先は思った以上に微調整が効くものですから、フェザリングやサミングを行えば「狙った場所に、より静かに」ルアーを着水させることができます!
だからといって大きい着水音があるから全く釣れないのか。と思いますが「魚は釣れる時は釣れる」ので問題ないと思いますよ。
しかしそれは魚にやる気があり、警戒心があまりない自然な状態に多いでしょう。
人の足音や気配だけで逃げてしまうような魚には「ドッボッーン!」とルアーを投げると逃げてしまい、釣果に繋がらないですね。
周りで大きな着水音を出している人がいてもかなり近くだと気になるかもしれません。
距離もある程度離れているのであれば「ドッボッーン!」とルアーを投げている人がいても魚が逃げて静かな自分のところに来てくれるかも!と思うといいですよ。
上記でも伝えたように着水音は必ず消さないといけない訳ではありませんが、あまりにも大きい着水音では魚が逃げてしまう可能性があります。
ココが大事!
ルアーの着水音って?着水音が有効な時と着水音を出さないテクニック:まとめ
- ルアーとは何か
- ルアーの着水音とは
- 着水音は基本的には静かに
- 着水音を出さないテクニックを紹介
結果としては、かなりの大きい着水音でなければ目立たせるアピールに使われたりとメリットがあります。
最小限に抑えたいなと思う人はフェザリングまたはサミングを使うといいでしょう。
周りを気にしつつも自分がどのように釣りを楽しめるのかが重要ですよ!
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