針外し 餌釣り

餌釣りしてて魚をゲット!針外しを使って楽に針を外してあげましょう

せっかく魚が釣れたのに針を外すのに失敗してしまった!! 針を外すのって難しいなぁ…

そう!

魚が釣れたら必ず「針を外す」作業がありますよね。

針を外すのに針外しが必要なの?と思う人もいると思います。

口元(針が見えるところ)に掛っているなら手で簡単に外すことができますね。

ですが、針ごと飲み込まれてノドの奥のほうに針が刺さっていることもあります。

そうなると、魚の口の中に指が入らなくて針が取れないんですよ…

魚に苦しい思いをさせたくないし。

スムーズに釣りを再開するためにも、釣った魚を苦しませないように針の外し方をしっかりマスターしておくといいですね!

また素手より簡単に外せる針外し道具も紹介していきますので、最後まで一緒に見ていきましょう。

 

針外しとは?

出典引用:Amazon

釣った魚を針から外すときに使う道具。

直接素手で針に触らずに魚を外せるので、とてもスムーズかつ安全に釣りができますよ。

針外しの種類を大まかに分けると、針外しプライヤーフォーセップの3種類があります。

一つずつみていきましょう。

針外し

シンプルでリーズナブルなものが多く、小さなハリや軸が細いハリを外しやすいのが特徴。

構造上、ジギング用フックなどの太いハリやトレブルフックを外すのには適していません。

スズキやチヌ、グレ、メバルなどをエサ釣りで狙う時におすすめですよ!

プライヤー

手でしっかりと握れるため、深く刺さった太軸の針を外すのに適しています。

しかし、小回りが効かないので小型魚には向いていません。

ブラックバスやシーバス、ジギングなどのルアーフィッシングにおすすめですよ!

フォーセップ

プライヤーやペンチより細くて小回りが効くため、小型の魚に向いています。

トラウトやメバルなどの小型魚を対象としたルアーフィッシングにおすすめですよ!

ココがおすすめ

針外しがあれば歯やヒレでケガをすることが少なく、毒がある魚が釣れても針を安全に外すことができますよ。

ココに注意

魚を持ち帰らないつもりなら針外しの時にタオルで押さえて魚のヌメリがはがれたり、素手で触って魚に手の熱が伝わると、魚が弱ってしまいます。

もしリリースするつもりなら魚はなるべく触らないようにし、素早く針を外してあげましょうね。

 

針の外し方は?

魚のどの部分に針が引っかかっているかで外し方が変わってきます。

引っかかった場所や針が見えるところなのかさまざまな場合がありますよ。

口元に掛かっている時の針の外し方

魚の口周りに針が掛かっていて、外から針が見える状態なら、簡単に針を外せます。

魚をしっかり押さえてもう片方の手で針と糸の結び目あたりをしっかり持ってから、針が抜ける方向にクイッと動かせばほぼ取れますよ。

魚は逃げようとバタバタ暴れまくりますから、しっかり押さえて口が動かないようにすることが重要ですね。

そして最大のコツは、針外しを持っていない方の手で常に糸をピンッと張っておくことです!

素手だと魚のヌメリで滑ったり、背ビレなどが手に刺さって怪我したりしてしまいますね。

ボロ布で包んでからつかむか、30cmくらいまでの小物でしたら「フィッシュグリップ」というトングを使って魚を持つのも良いでしょう。

おすすめのフィッシュグリップはこちら!

第一精工 フィッシュグリップ ガーグリップMCカスタム

 

専用ホルスター付きでアジなどのライトゲームからタチウオやマダイなど様々な魚に対応しているので、1つあると便利ですよ。

ライトゲームについて詳しくはこちらをご覧ください⭐︎

ライトゲーム用タックルで餌釣りしたい!そもそもライトゲームとは?

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針を飲まれた時の外し方

釣れた魚の100%が口元に針が掛かっていればいいのですが、そうもいかないんですよね。

魚の口の中を覗き込んで初めて針が見えるくらいの奥にかかってしまうことも時々あります。

特に、餌を吸い込んで食べようとするシロギス、メゴチ、カレイ、ハゼなどは針ごと飲み込まれる確率が非常に高いです。

そんな時は手では外せませんので、針外し道具があると便利ですよ。

針外しでの針の外し方

シロギス、メゴチ、カレイ、ハゼなど、元から口の小さい魚や、子供でまだ口が小さい魚に飲み込まれた時は、この「針外し」が便利です。

いろいろな形状をした針外しが発売されていますが、最も基本的な形状がC型をしたものがおすすめですよ。

針外しを使って針の外し方

  1. 糸を手に持って張っておき、糸に針はずしの穴になっている部分を掛ける
  2. 糸をたどって魚な口の中に針はずしを入れ、先端を針が掛かっている部分に当てる
  3. 針をバックさせるイメージで、針外しを押し込んで針を外す
  4. 先端に針を掛けたまま、針外しを真っ直ぐに引き抜く

プライヤーでの針の外し方

口の小さな魚でなければ、プライヤーで外す方が楽かもしれませんね。

ココがおすすめ

海釣り使用を考えて、錆びにくいステンレスタイプがおすすめ。

また先端が少し曲がっているものや、挟むところが細身のタイプだと針外しとして使いやすいです。

プライヤーを使った針の外し方

  1. 魚の口を開けて、針のある場所が見えるようにする。
  2. プライヤーで針の軸のあたりをつまんで外す。

ココに注意

この時ハリスをピンと張る必要はありませんが、針と糸の結び目を挟んで外すと、糸が傷んで切れてしまいます。

必ず針本体を挟むようにしてくださいね。

フォーセップでの針の外し方

プライヤーのような「針はずしツール」。

先端部が細長く(ロングノーズ)になっていることで、アジなどの口の小さな魚でも楽に針を外すことのできる便利アイテムですよ。

フォーセップを使った針の外し方

プライヤーの時と同じように使えば大丈夫です!

  1. 魚の口を開いて、針がある場所を確認。
  2. 針の軸を狙って挟み、抜く。

どれもコツを掴むまで時間がかかるかもしれませんが、たくさん釣って練習しましょう!

 

どうしても外れない場合は?

魚には申し訳ないのですが無理やり糸を引っ張り、力ずくで取るしかないです。

小魚だと口の中が柔らかいので、糸を引き抜くと針が口の中を引き裂いて、結果的に針を外すことができます。

引っ張っても取れない時は、口の中に針を残したまま、針から20cmくらいのところでハリスを切って終わりにします。

魚の口から糸が出ている感じにしておくことで、帰宅後に魚を捌く時に「この魚の喉には針が刺さっている」というのが分かりやすくなり、怪我防止になりますよ!

いずれにしても魚は死にますので、リリースせずに美味しくいただきましょうね。

 

おすすめの針外しは?

出典引用:Amazon

釣った魚を直接触ると弱らせてしまったりしてしまいます。

しかも針が口の奥まで入ってしまうとベテランの人でも苦労するでしょう。

持っていると便利な針外しを紹介します。

それぞれ魚の大きさで適した針外しがありますよ。

スノーピーク(snow peak) 木柄針外し2本セット AC-029

柄の部分は持ちやすい木製、先端は錆びに強いステンレス製。

錆びにくいので、海釣りにも持って行けますね。

ゴーセン(GOSEN) ハリはずし ミニ GCN60M グレー ミニ

押して引くだけで喉の奥に引っかかった針が取れる優れもの。

先端部分をハリスに通し、魚の口内に押し込み引き出すだけととっても簡単です。

ダイワ(DAIWA) プライヤーV

ステンレス素材使用で硬くて丈夫なプライヤー。

フッ素コーティングによりサビにくく、汚れも落ちやすいので手入れもしやすいですよ!

シマノ(SHIMANO) 釣り用プライヤー フックリリーサー ADプライヤー

サイズ感、値段、機能性の3拍子揃ったまさに万能フィッシングプライヤーとなります。

落下防止のコードも取り付け可能ですよ。

TICT(ティクト) エギ フォーセップ 140 ブラック 

未使用時は不意に広くことがないようにロックできるようになっています。

耐食性、強度に優れたステンレススチール製のため、海釣りのお供にも!

マルシン漁具 フォーセップ 先曲がり 小 

カーブタイプで、先端はギザギザが入っているため使いやすくおすすめです。

最初の1本として持っていてもいいでしょう。

お気に入りの1本を見つけて釣りの効率をさらによく、釣りを楽しめるでしょう!

私も釣り用としてではありませんが、フォーセップ(鉗子)として使ったことがあります。

しっかり挟んでロックすれば、先端のギザギザで滑りにくくなって抜くことができましたよ。

 

餌釣りしてて魚をゲット!針外しを使って楽に針を外してあげましょう:まとめ

  • 針外しとは
  • 4つの針の外し方
  • どうしても外れない場合の対処策
  • おすすめの針外しの紹介

針外しを持っているだけで作業率もあがり、次に進むことができます。

ですが針を外す作業は「慣れ」も必要なので、どんどん魚を釣って外す練習をしていくと、あっという間に上達していきますよ。

お気に入りの針外しを用意して効率よく釣り上げよう!

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