ミノーイング 渓流

渓流でミノーイングをしよう!おすすめのミノーとやり方をご紹介!

渓流でミノーイングをしたいのだけれど、どうやったらいいのかな?必要なものとやり方を教えて。

このような疑問にお答えします。

山あいの渓流で行うルアーフィッシング。

その中でもミノーイングは、近年人気が高い釣り方です。

従来のスプーンやスピナーと違い、小魚の形をしたミノーを使ったミノーイングは、アクションをつけて釣るため、ゲーム性が高いのが特長です。

そのため渓流ルアーフィッシングの中でも、ミノーイングはちょっと玄人向けでもあります。

ちょっと難しいイメージのあるミノーイングですが、ミノー向けのタックルを使用することで、釣果をあげやすくなります。

またミノーイングの際にはアクションも必須。

ミノーイングのやり方も一緒にご紹介いたします。

渓流でのミノーイングに必要なものとやり方を知って、楽しみましょう。

 

渓流でのルアーフィッシングとは?

渓流釣りとは、河川の上流部、山あいの渓流と呼ばれるエリアで行う釣りのことを言います。

山あいの渓流では、美しい大自然や渓流魚を楽しむことができますし、また魚のいるポイントを探索して歩くのも魅力です。

そんな渓流域とはどんなエリアなのか、そしてそこで行うルアーフィッシングとはどんな釣りなのかについて、まずはみていきましょう。

渓流域って?

 

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渓流釣りを行う流域は、川の流れが速く、水温が低いのが特長です

渓流域の特長は他にも、

  • 川底も大きな砂利や岩で構成。
  • 水生の大型植物は少ない。
  • 岩の表面に多数の珪藻が付着。

などがあります。

ターゲットになる魚は、イワナ、ヤマメ、アマゴ、ニジマスなどの渓流魚です。

地域によって多少違いがあるので、その土地にしかいないターゲットを求めて釣り旅行なども楽しいですよ。

渓流では天然魚も釣ることができますが、多くは放流魚になります。

渓流釣り解禁前の2月末から、解禁後の4月頃まで放流は行われ、渓流魚が減らないよう管理されています。

また山あいの渓流では、場所によっては熊が出る場合があります。

私も渓流に向かう途中に、熊を見かけて、釣りを中断したことがあります。

熊が近くにいる場合は、違うポイントに変えるなど近寄らないようにしましょう。

渓流釣りの際は、熊よけの鈴をつけるなど対策も重要です。

おすすめの熊よけの鈴

チャムス ベアベル

チャムスの熊よけの鈴は、マジックテープで留めることができるので、どこにでもつけることができて便利です。

見た目も可愛いので、つけていてもおしゃれですよ。

音も良い音色なのも私のお気に入りの点です。

ルアーフィッシング

 

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渓流でのルアーフィッシングは、トラウト(渓流魚)をルアーで狙う釣りです。

餌の代わりにルアー(疑似餌)を使うため、虫が苦手な方も気軽に楽しむことができますよ。

また渓流でのルアーフィッシングは、テクニックも求められる釣りでもあるので、自分の力量を試す機会にもなりますよ。

渓流でのルアーフィッシングの操作は、他のエリアでの釣りと同じように、狙ったところにルアーを通し、アクションさせて魚を誘います。

基本操作

  • 斜め上流へのアプローチはアップクロス
  • 斜め下流へはダウンクロス

このように行います。

川の流れが速いため、ルアーを投げる方向によって、操作を変えるといいでしょう。

流速に応じて、ルアーがバランス良く泳ぐことを私は意識するようにしています。

その中でも、ミノーイングでは、ロッドアクションを与えて操作することが多くなります。

ロッドの曲がりや反発力は、重要な要素です。

渓流で使用する小さなミノーは、使用するタックルバランスによって、アクションの質も変わりますので、自分の用途に合ったものを選びましょう。

 

渓流でのミノーイング

渓流でのルアーフィッシングがどんな釣りかについてご紹介しました。

渓流ルアーの中でも、最近人気の高いのが「ミノーイング」です。

ミノーイングとは?

5~7㎝程度のミノーを激しくアクションさせ、リアクションバイトを誘う釣法を「ミノーイング」と言います。

従来までは、渓流ルアーフィッシングというと、スプーンやスピナーが使われていました。

しかしフラッシングアピールによりスレてしたったトラウトには、ロッドワークを屈指して反応させるゲーム性の高いスタイルである「ミノーイング」が有効です。

現在では渓流でのルアーフィッシングの主流になりつつある釣法となっています。

渓流ミノーイングのタックルとは?

まずは渓流でのミノーイングに使うタックルについてみていきましょう。

ミノーイングのタックル

  • スピニングロッド(トラウトロッド 5.6~6.0ft)、ベイトフィネス
  • リール (ハイギアまたはノーマル 2000番前後)
  • ライン・リーダー(ナイロンライン3~5lb、PEライン0.6号とフロロ1.2号)
  • スナップ(#00番)
  • フック

このようなものが必要です。

それぞれ具体的にみていきましょう。

ロッド

ルアーロッドは、大きく分けると、

  • スピニングロッド
  • ベイトロッド

に分かれます。

スピニングリール専用のロッドをスピニングロッド、ベイトリール専用のロッドをベイトロッドと呼びます。

スピニングタックルは、ベイトタックルよりも扱いやすく、初心者の方も使いやすいです。

渓流釣りでは、スピニングロッドの中でも、マス類に分類されている魚をターゲットにした、ルアーフィッシング用のロッドである、「トラウトロッド」がおすすめです。

渓流釣りでは、狙うターゲットやポイントによって、トラウトロッドは長さや硬さなどに違いがありますが、渓流用のトラウトロッドを使用します。

川幅の狭い渓流では、長さは5ft前後のものがいいでしょう。

また渓流では軽いルアーを使用するため、トラウトロッドの硬さはUL(ウルトラライト)、またはL(ライト)がおすすめですよ。

私は狙ったところに的確にキャストしやすい、ファストアクションのロッドを使用しています。

穂先の部分を中心に曲がる先調子(ファストアクション)は、軽いルアーをキャストしやすく、操作性も優れているのでいいですよ。

またトラウトロッド以外にも、渓流用に開発されたベイトロッドを使う、渓流ベイトフィネスも最近人気があります。

素材

またロッドの素材によって、ロッドの曲がりや反発力が異なります。

素材 重量 ロッドの太さ 曲がり 反発力
カーボン 軽い。 細いロッドが作りやすい。 まっすぐな状態での感度に優れる反面、曲がるとやや感度が落ちる。 反発力高く、パキッとした使用感。
グラス 重たくなりやすい。 ロッドは太め。 粘り強く、曲がりこんだときの安心感が強い。 低く、もちっとした使用感。
ボロン やや重たい。 太すぎない。 金属特有の感度も良さ。曲がりも良い。 ハリの強い素材なので、反発力が高い。

初心者には、カーボン素材のロッドが使いやすくておすすめです。

玄人になってきたら、高級素材のボロンのロッドでミノーの繊細な操作を楽しむのもいいでしょう。

カーボンのパキッとした使用感が好きではないという方には、グラス素材もいいですよ。

おすすめロッド

メジャークラフト ファインテールマルチピースモデル(穂先2種) 各種

こちらは、カーボン製なので、軽量で反発力の高いロッドです。

ぱりっとした感触ですが、しっかり曲がるので、魚のやり取りもしやすいです。

価格も高すず、キャストもしやすいので、初心者におすすめですよ。

私も使用していますが、1本持っていると、ルアーの種類を問わずに使うことができるので、使い勝手の良い一品だと感じています。

おすすめロッド

スミス ロッド TRSラグレスボロン TLB-49DT

こちらはボロン製なので、軽量で感度も高く、曲がりも良いロッドです。

ヘビーシンキングミノーのトゥイッチングのために設計されているので、ミノーイングを楽しみたい方におすすめな一品。

高級素材のボロン製のロッド中では、お手頃な価格なので、手に取りやすいのも魅力の一つでしょう。

私の友人が使っているのですが、小渓流などでの取り回しがとても良いと言っていました。

普通の渓流でも飛距離は通用しますので、ヤマメなどをターゲットにするのにおすすめですよ。

リール

 

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リールとは、

  • 仕掛けをより遠くへ飛ばすための糸を巻く。
  • 糸の出し入れすることで、仕掛けを操作する。
  • 魚とやり取りし、引き寄せる。

このような役割を果たしている道具ですよね。

渓流ルアーフィッシングで使うリールは大きく分けて2種類です。

渓流ルアーフィッシングのリール

  • スピニングロッドの場合、スピニングリール
  • ベイトロッド(ベイトフィネス*)の場合、ベイトリール

*渓流でのベイトロッドは、主に軽いルアー用に開発されたベイトフィネスを使用します。

注意

スピニングロッドにベイトリール、ベイトロッドにスピニングリールの使用は、不安定ですし、糸のトラブルが起きやすいのでやめておきましょう。

最近ではベイトフィネスも人気がありますが、初心者にはスピニングロッドとスピニングリールの組み合わせがおすすめです。

スピニングリールは、軽量な1000~2000番の小型スピニングリールがいいでしょう

私はギア比はハイギアタイプのスピニングを愛用しています。

ハイギアタイプは、流れに負けないスピードでルアーを泳がせることができ、糸フケも素早く巻き取ることができます

また軽量なリールがおすすめな理由としては、ロッドの操作性があがることです。

渓流ベイトフィネスのリールは、渓流対応の小型ベイトリールを選びましょう。

おすすめスピニングリール

シマノ スピニングリール ナスキー C2000SHG

こちらはシマノ製のスピニングリールです

ナスキーは、上位機種にも採用されている「サイレントドライブ」が付いているので、スムーズな巻き感が特徴の一品

価格も1万円を切るので、初心者にも手に取りやすく、使い心地もよいリールです。

見た目もスタイリッシュで格好良く、コストパフォーマンスも良いので、初心者の方におすすめですよ。

ハンドルがねじ込み式となっていて、リールスタンドをつけることもできて便利だと私は感じています。

ラインとリーダー

渓流でのルアーフィッシングは、ナイロンライン、またはPEライン+(リーダーとして)フロロカーボンを使用します。

アクションをつけたいミノーイングには、PEラインが向いています

使うラインの太さと特長

太さ 特長
ナイロンライン 4lb しなやかでライントラブルが少なく、初心者でも扱いやすい。
PEライン 0.4~0.8号。

+リーダーとしてのフロロカーボンは1.2~1.5号。

強度が強く、ルアーの操作性がいい。

基本的には、これらのものを使用するといいでしょう。

私はルアーを変えるときのために、ナイロンラインとPEライン両方持って行くようにしています。

アクションを多用するミノーイングの際には、PEラインを使用していますが、逆にスプーンやスピナーなどアクションをあまりつけないルアーを使う時には、ナイロンラインがいいですよ。

おすすめPEライン

デュエル  PEライン

こちらは、飛距離も長く、強度、感度も良好なPEラインです。

極細のラインですが、視認性の高いカラーなので使いやすいです。

私も実際使っていて、あたりもわかりやすいラインだと感じています。

擦れにも強くていいですよ。

スナップ

渓流ルアーの仕掛けにおいて、欠かせないアイテムの一つでもあるスナップ。

スナップはなくても大丈夫なのですが、ルアーの交換が簡単になるので、つけておくといいでしょう。

リーダーの先に、サルカンタイプのスナップ(スイベル)をつけると、自然なアクションになり、リアルベイトに近い泳ぎをしてくれるという嬉しい効果もあります。

私はルアーアイとリーダーの結び目を魚に食いちぎられないためにも、スナップをつけています。

歯が鋭い魚がルアーに食いついた場合、スナップをつけておくと、リーダーの結び目がルアーアイから離れることで、魚の歯からリーダーを守ることができますよ。

渓流用のサイズであれば00番が最もよく使われます。

ルアーフィッシングのフック

ルアーに最初から付いていることも多いフック。

しかしフックが付いていない場合や、自分の好みのものに変える場合もありますよね。

魚との唯一の接点であるフックは、釣果に影響を与えるとても重要な要素です。

ルアーのフックの種類と特徴

特徴
三又のトレブルフック フックポイントが多いので、ばれにくい。
シングルフック 根掛かりしにくい。

ターゲットとなる魚は多種多様で、それぞれ口の形状、大きさも違い、針の掛かりやすさや口切れの起こしやすさも異なります。

釣りをする時には、対象魚に合った適切な形状やサイズ(号数)、釣り方に合わせたフックを使用するようにしましょう。

渓流釣りは、自然保護の観点から、シングルフックや、カエシのないバーブレスを使用するのがマナーとなっているところが多いです。

私は基本的にシングルフックを使用しています。

バーブレスのフックは、指などに刺さった場合もすぐとれるので、人にも優しいフックですよ。

子供が扱う場合にもおすすめなフックです。

これらが渓流でのミノーイングに必要なタックルです。

基本的には、スプーンやスピナーを使うタックルと変わりませんが、アクションのしやすいものを選ぶことで、釣果があげやすくなりますので、参考にしてみて下さいね。

 

ルアーの種類

渓流で使うルアーについてみていきましょう。

渓流ルアーフィッシングで使うルアーは、

  • ミノー  4.5~7cm
  • スプーン 1.5~3g
  • スピナー 2~3g

この3種類を基本的に使用します。

「ミノーイング」では、「ミノー」を使用して行います。

ミノーの種類

この「ミノー」にも種類があり、大きく分けて3種類です。

  • フィローティングミノー
  • シンキングミノー
  • サスペンドミノー

それぞれ特長が異なりますので、狙うポイントや釣り方に合わせて使うようにしましょう。

ミノーの種類と特長

特長 メリットと狙うポイント 注意点
フローティングミノー 浮力が高い

リップ付き:ストリーブをやめても決まった潜行深度を泳ぐ。

リップ無し:ストリーブをやめると、水面に浮いてくる。

アクションに切れがある。

魚が上を意識している夏におすすめ。

トップに出るほどではないものの、水面直下を狙う、喰い上げを意識したいときに有効。

浮きやすく、ボトムトレースしにくい。

ほかの同サイズのルアーと比べて、飛距離が出にくい。

シンキングミノー 自重で沈んでいく

小さいサイズでもウェイトがあるため、飛距離が出る。

「アップストリーム」・「クロスストリーム」・「ダウンストリーム」すべて対応可能。 水面直下は狙いにくい。
サスペンドミノー 内部ウエイトのバランスで、リトリーブを止めても水の中で中層をキープできる 「トゥイッチ」や「ジャーキング」を止めた際に喰わせの間を作ったり、急な動き出しでリアクションバイトを誘うことができる。 渓流ではルアーを一定のスピードで巻くか、規則的にリズム変化をつけることが多いため、サスペンドミノーの出番は少なめ。

サスペンドする層は水温による水の比重で変化してしまう。

私はシンキングミノーをよく使っています。

シンキングミノーは、「淵」や「瀬」も狙うことができるので、汎用性が高く、初心者でも使いやすいですよ。

シンキングタイプのミノーにも、

  • シンキングミノー
  • ヘビーシンキングミノー

この2種類があります。

シンキングミノー

ミノーイングでは、基本的に川底に向かって沈み込むシンキングミノーを使います

流れが速く、浅い場所でも流されすぎずに狙ったラインを引いてくることができるのがメリット

また水深の深い場所では、底をついばむ小魚のようにすることで、ターゲットに食わせることができますよ。

使い勝手のよいルアーになるので、カラーの違うものを3,4個もっておくと安心です。

ヘビーシンキングミノー(ファストシンキング)

ヘビーシンキングタイプのルアーは、シンキングミノーよりも沈み込むスピードが速いのが特長。

そのためファストシンキングとも呼ばれています。

急流エリアで狙ったラインに通すために使ったり、淵底に潜む大型トラウトを狙う際に使うと効果的ですよ。

こちらもカラーの違うものを3,4個持っておくとといいでしょう。

ミノーのカラー

またミノーのカラーも、大きく分けて2種類あります。

ミノーのカラー

  • 反射系(リアクションバイトを誘発)
  • 透過系(スレた魚にも優しくアピール)

カラーによって、魚へのアピールが変わるので、両方持っておくといいでしょう。

反射系

「シルバー」や「ゴールド」などの反射系のカラーは、どのアクションでも多用しやすいです。

これらの反射系のカラーは、ミノーが動くと光が反射し、魚にアピールして食わせます。

私はミノーイングをはじめる際に最初に使ったり、サーチ用として使っています。

また色物にもとても有効なので、いくつか持っていると応用を効かせることができますよ。

透過系

反射系のミノーを使っていて、スレてきたり、強すぎると感じる際には、「透過系のカラー」に変えるといいでしょう

透過系は、反射系と反対に、ナチュラルなカラーなので、魚に対するアピールは弱いのが特長。

人が多いエリアなどにおすすめなカラーですよ。

また透過系のカラーのミノーには、グロー(夜光)が入っているものもあります。

グローが入っているものは、また違ったアプローチができるので、こちらも持っておくといいでしょう。

このようにそれぞれ特徴が違うため、ターゲットやエリアに合わせて使うと効果的です。

魚の活性に合わせて、カラーも数種類持っておくことをおすすめします。

おすすめのミノー

ここからは、私が実際に使っているおすすめのミノーをご紹介いたします。

初心者にも扱いやすいものを厳選しましたので、参考にしてみて下さいね。

おすすめミノー1

パームス ルアー アレキサンドラ 43HW AX-43HW

こちらは、キビキビとした動きが特徴のフラットなシンキングミノーです。

4.3cmと小さめのミノーですが、自重があるので、投げやすい一品。

またターゲットとなる魚へのアピール度も高いですし、平べったいのでトゥイッチで綺麗に平打ちしてくれます。

私は初心者の頃におすすめされてから使い続けているのですが、使いやすくておすすめです。

シングルフックですが、ばらしにくいですし、魚にも人間にも優しいのが嬉しいところです。

自重 3.3g
全長 43mm
フックサイズ #10シングル
タイプ シンキング

おすすめミノー2

ラパラ ミノー カウントダウン アバシ CDA ルアー

こちらはシンキングタイプのミノーです。

自重もしっかりとありますが、きびきびと動いてくれるので使いやすい一品。

私も使用していますが、押しの強い流れでも沈みがいいと感じています。

他のミノーに比べ、一つ下のレンジを攻めることができるので、深みから大物を引き出すことができますよ。

自重 6g
全長 5cm
タイプ シンキング

おすすめのミノー3

スミス Dダイレクト 55 SMITH D-DIRECT【1】

こちらのミノーは、ヘビーシンキングタイプのミノーです。

自重があるので、投げやすく、動きもいい一品。

淵だけでなく、膝くらいの水深でも使いやすいと私は感じています。

スレていない魚のレンジを通すことができるのも嬉しい点ですね。

自重 6g
全長 55mm
フック D-コンタクトフック#12
タイプ ヘビーシンキング

おすすめミノー4

蝦夷ミノー50S

こちらのミノーはシンキングタイプのミノーです。

アップストリームの釣りに爆発的なアピール力を発揮してくれる一品。

ミッドシップウエイトシステムにより、ウエイトをボディー支点に配置されているので、レスポンス、安定性抜群ですよ。

連続トゥイッチをしても、バランスを崩さず安定したヒラ打ちを続けることができるのがいいと私は感じています。

自重 3.8g
全長 50mm
タイプ シンキング

渓流ミノーイングのやり方

渓流でのミノーイングのタックルや使うミノーについてご紹介しました。

ここからは、ミノーイングのやり方についてみていきましょう。

初心者におすすめのミノーは、45mm前後のシンキングミノーです。

おすすめな理由

  • 自重があるので、投げやすい。
  • 表層からボトムまでの全レンジを狙うことができる。
  • トゥイッチでヒラ打ちできる。

これらの点があげられます。

具体的にみていきましょう。

自重があるので、投げやすい。

シンキングミノーは、重くて投げやすいので、初心者にもおすすめです。

川幅の狭い渓流では、キャスティングの難易度が高くなってしまうので、投げやすいというのは大きなメリットとなります。

50mm程度のミノーにすると、さらに投げやすくなりますが、私の経験上バイトが多いのは45mm前後のものだと感じています。

表層からボトムまでの全レンジを狙うことができる。

ロッドを立てて、トゥイッチすれば、表層を引けます。

またボトムまで沈めてからアクションをすると、底を小突くことができますよ。

全レンジを狙うことができるのも大きなメリットと言えるでしょう。

トゥイッチでヒラ打ち*できる

スプーンやスピナーなどのシンキングルアーと違い、シンキングミノーはトゥイッチでヒラ打ちができるのが最大のメリットです。

ヒラ打ちをすることで、魚の本能を刺激してくれるので、食いつきが良くなります。

また左右にダートさせることで、短い距離でも数多くのアクションをさせることもできますよ。

ヒラ打ちとは、ミノーのボディーが水中で傾く際に、水を動かし、同時にフラッシング(キラメキ)を放つことで渓流魚の捕食本能を刺激する方法のこと。

ポイント

ミノーイングで、渓流釣りは十分楽しむことができますが、夏場の渇水気味で反応が悪い時もありますよね。

そんな時には私は、スピナーを使っています。

逆に増水して流れの押しが強いときには、スプーンが効果的。

ミノーイングだけと決めつけず、これらのルアーもあるとより釣りを楽しむことができますよ。

ミノーイングのやり方

ミノーイングは、基本的にポーズを入れずに、連続トゥイッチ*をして釣っていきます

トゥイッチとは、リールを巻きながらロッドを小刻みにしゃくり、ルアーに不規則なアクションをつけることを言います。

ロッド全体をちょんちょんと動かす感じです。

トゥイッチのやり方

まずはトゥイッチの基本的な動かし方を押さえておきましょう。

トゥイッチの基本的な動かし方は、シンプル。

そのため様々なタックルやルアーと合わせやすいのが特長です。

やり方や動かし方を覚えておけば、他のエリアや魚種にも対応できる釣り方となりますので、マスターしておきましょう。

トゥイッチの基本的な動きは、

  1. ルアーを投げ込む。
  2. ロッドをしゃくり、軽く動かす。
  3. 一度軽く動かしたら、好きなタイミングで止め、もう一度しゃくり続ける。
  4. 1~3の手順の繰り返し。
  5. ルアーが襲われるのを目視、または手もとに反応があれば、リールを巻く手を速める(巻きアワセ)。
  6. 魚が掛かればロッドを立てたままファイトする。掛からなければトゥイッチを再開する。
「ちょん」とロッドを煽ったら、すぐに手首を返してティップを元の位置に戻すことを意識するといいでしょう。

こうすることで、ミノーがよりキビキビと、ヒラを打ちやすくなりますよ。

トゥイッチのリズムは一定ではなくてもOK。

絶えず小刻みなアクションを、不規則にやり続けましょう

また極力川からは離れて立つ方が、魚に警戒心を抱かせにくくおすすめです。

 

渓流でミノーイングをしよう!おすすめのミノーとやり方をご紹介!:まとめ

今回は渓流でミノーイングをする際に必要なものと、やり方についてみていきました。

ミノーイングは、アクションのしやすいロッドや、自分の狙いに合わせたミノーを選ぶ必要があります。

私も使用している、初心者にも扱いやすいミノーをご紹介しましたので、是非参考にしてみて下さいね。

ミノーイングのやり方を知って、渓流釣りを楽しみましょう。

 

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