ルアーの種類はたくさんあり豊富なので、釣り初心者だとどんなルアーを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ルアー釣りに関する知識がなくて、釣りたい魚に適したルアー選びや釣り方など分からないことがたくさんあります。
そして、どれを買っていいのか非常に迷うのが現状でしょう。
まずはルアーについての知識、ルアーで釣れる対処魚や人気のシーバスについてもお話ししますね!
そして、ルアーを揃える時のポイントを紹介していきます。
目次
ルアーフィッシングに必要な道具を揃えよう!
釣りをするために必要な道具があります。
ロッドやリールが必要な事もわかりますね。
ルアーフィッシングという事で、ルアーも必須アイテムですよね!
ではロッドやリール以外で他に必要なものを紹介しましょう。
- ラインとリーダー
- ルアー
- フィッシュグリップ
- プライヤー
- ハサミ
- ライフジャケット/フローティングベスト
ラインとリーダー
狙う対象魚によりますが、海のルアー釣りですとPEラインが無難ですよ!
リーダーが必須となり、扱いにくくなってしまいますが巻いておくと今後に有利です。
リーダーとは?
PEラインの擦れに弱いという欠点を補うためのもの。
ルアー
ルアーフィッシングなのでルアーも必要ですよ!
対象魚や時期によってかなり違ってきます。
種類も多く分けて、ハードタイプとソフトタイプがあります。
フィッシュグリップ
魚を手で触ると魚の棘や、魚の口に掛かった針が手に刺さって危ないです。
こちらも持っておくといいでしょう。
プライヤー
魚の口から針を外す時にあるといいです。
手でフックを外そうとすると、魚が暴れて手に刺さったと言う話もよく聞きますよ。
毒を持った魚を触らないようにするためにも持っていて損はありません。
ハサミ
PEライン専用のハサミならば切りやすく便利ですが、コストを抑えるなら100均にあるハサミでも大丈夫ですよ。
ライフジャケット/フローティングベスト
自分の命を救うだけではなくポケットの多いタイプを選べば、そこに小物も入れられるので手で持つ荷物を減らす事が出来ますよ。
おすすめのフローティングベストはこちら
丈夫で濡らしてもすぐに乾きます。
腰ポケット部分と背中に浮力材が封入しているので、水に落ちても浮き上がる事が出来ますよ!
ルアーとは?
いわゆる「擬似餌」の事です。
ルアーを用いた釣りのことを「ルアーフィッシング」と呼び、ゲームフィッシングとして世界中で親しまれているんですよ。
ルアーには大きく分けて「ハードルアー」と「ソフトルアー」があります。
ハードルアー
木やプラスチック製の、硬い素材で製造されたルアーの総称。
ソフトルアー
プラスチックやラバーなどの、柔らかい素材で製造されたルアーの総称。
ルアーという言葉は、研究社『英和大辞典』によれば、その語源はなんと1300年ごろからあるとの事!
そんな前から釣りは親しまれていたんですね!
ココがポイント
日本においても1700年前後の時代で、すでに漁に用いられた餌木(えぎ)や角(つの)などが存在しており、生活に欠かせないものとなっていました。
ルアーの種類は?
主なルアーは5種類あります。
1つずつ紹介していきますね!
- スプーン
- プラグ(ミノー)
- スピナー
- メタルジグ
- バイブレーション
スプーン
その名の通りサジ状の金属製ルアーの事。
水中に沈む際キラキラと輝き、魚の好奇心を刺激します。
リトリーブするとひらひらと動き、あたかも小魚が泳いでいるように見えるんですよ!
リトリーブとは?
リールを巻く事でルアーを泳がせるテクニック。
プラグ(ミノー)
プラグあるいはミノーと呼ばれます。
ミノーと呼ばれる方が聞き覚えがあるのではないでしょうか。
木またはプラスチックで出来ており、小魚によく似た形状をしています。
ミノーとは?
英語で小魚の事。
スピナー
軸に回転翼とオモリがついているルアー。
メタルジグ
棒状の金属製ルアー。
スプーンと異なり、形が単純で抵抗が少ないので、よく飛びますよ。
また、沈下速度も早いし、リトリーブしても浮き上がりにくいですね。
ココがポイント
バイブレーション
プラスチック製のルアー。
プラグに似ていますがリップはありません。
リトリーブするとブルブルと振動して泳ぎます。また、ガラガラのように、内部に玉が音を出して魚を誘うタイプもありますよ。
ルアーフィッシングで釣れる魚は?
ルアーフィッシングはエサなどを触りたくないと言った人にもおすすめなんですよ!
エサを買いに行く必要もないため、ちょっとした合間にも釣りを楽しむ事ができます。
では、ルアーで釣れる主な23種を紹介しますので、どんな魚種がいるのか確認しましょう。
- シーバス
- アジ
- ヒラメ
- マゴチ
- カレイ
- クロダイ
- 真鯛
- メバル
- カサゴ
- アイナメ
- ソイ
- ハタ
- アオリイカ
- 青物(ブリ・カンパチ・ヒラマサ)
- シイラ
- カツオ
- 太刀魚
- サバ
- マグロ
- カマス
- サワラ
- ロウニンアジ
- ハゼ
シーバス
シーバス=スズキ。
4月頃から水温が上がるためシーバスの活性がよくなり、7月頃からイワシなどのベイトフィッシュを狙って集まってきます。
ベイトフィッシュとは?
小魚の事。
大型魚のエサとして認識されている小魚です。(イワシやワカサギなど)
10月〜12月がシーバス釣りで釣果が出せるベストシーズンですが、一年中釣れるので幅広いアングラーから人気!
アングラーとは?
英語で釣り人の事。
アジ
北海道の南部以南に生息している魚。
アジをルアーを使って釣ることを「アジング」と呼びます。
アジはあたたかい水を好むため、釣るエリアによっても異なりますがベストシーズンは7月〜10月ですよ。
ヒラメ
日本全国で釣れる高級魚。
9月〜2月までが釣りやすい時期がベストシーズンで、産卵期を控えたヒラメは食べ頃になります。
3月〜5月頃だと大型のヒラメも狙えますよ。
基本的に夜間に捕食をするため、ヒラメは夜釣りで狙う方が効率いいでしょう。
マゴチ
ヒラメと同じフラットフィッシュと呼ばれる魚。
沿岸水深50cmまでの砂泥地に生息していて6月〜9月頃までがベストシーズンとなります。
夏は浅場に接岸してくるため岸や陸から狙いやすくなります。
カレイ
イシガレイ、マガレイ、マコガレイなど種類がたくさんいます。
カレイにこんなに種類がいると知ってましたか?
ココがおすすめ
秋口から春先に掛けての冬場がメインシーズンとなっていて、冬場の産卵に備えて捕食するため大型サイズのカレイを釣る事もできます。
また、産卵のために接岸してくるため陸からでも釣りやすいのでおすすめです。
クロダイ
クロダイをルアーで釣ることを「チニング」と呼びます。
3月〜6月の春〜初夏にかけて産卵期を迎えるため狙いやすく、夏場は活動的になるため浅場でも狙うことができますよ。
夜行性で夜が狙い目となっています。
真鯛
産卵時期の4月〜6月に春〜初夏と、食欲が旺盛になる9月〜11月の秋頃がベストシーズン。
潮通しがよくて水深が深い地磯や堤防ならルアー釣りで狙う事もできます。
メバル
受け口と大きい目が特徴的な魚。
冬の産卵期後にエサを食べて体力を回復するため3月〜5月の春がベストシーズン。
5月になるとメバルのサイズも大きくなり浅場でも釣りやすくなるため、狙いやすい時期となっています。
カサゴ
10月〜5月の秋から春にかけてがベストシーズン。
冬になると産卵のために接岸してくるため12月〜2月までは大物も狙えるため特におすすめです。
ポイント
基本的に昼夜いつでも釣れますが、夜行性なので夜釣りがいいでしょう。
アイナメ
秋から冬にかけての産卵期となると浅場に移動するため、9月〜1月がアイナメ釣りにはベストなシーズン。
小型のアイナメであれば堤防からでも釣れるため初心者でも釣りを楽しめますよ。
海水温が安定していたり、潮がよく動いている時に狙うとアイナメの活性が高いのでおすすめです。
ソイ
ソイが交尾のために活発に活動する秋〜冬にかけて、出産のために積極的に捕食する春〜初夏にかけては釣りのベストシーズン。
磯などの岩礁帯や防波堤のテトラ帯など隠れている場所が狙い目です。
日没前後から群れで活発になり出すので、夕まずめから夜間に釣るといいでしょう。
ハタ
夏の産卵が終わると浅場に上がってきて体力回復のために積極的に捕食するため、9月〜12月初旬までがハタ釣りのベストシーズン。
岩礁などの根周りの中層付近を泳いでいますが、活性が高くなる夜に釣る場合は表層にいる事もあるので底から探ってみるといいでしょう。
アオリイカ
外套膜(がいとうまく)に、半円形の大きなエンペラがあるのが特徴。
水深20m〜100mほどの岩礁帯に生息していて、春は4月〜6月頃まで産卵のために接岸するため岸からでも親イカを釣る事ができます。
また、9月〜10月頃まで孵化したイカが浅場で小魚や小型の甲殻類を捕食して成長するため、小型のイカが狙えますよ。
青物(ブリ・カンパチ・ヒラマサ)
青物とはブリやカンパチ・ヒラマサなどの回遊魚の事。
メタルジグなどを使用したジギングと呼ばれる釣り方が一般的です。
基本的に青物釣りは狙う魚種を選ばなければ、一年中楽しめるのでおすすめしてます。
シイラ
6月は小さいサイズのシイラを数釣りでき、産卵期である7月〜9月が巨大シイラも狙える釣りのベストシーズン。
主に日中に回遊しているため、明るい時間帯の釣りが向いています。
特に朝マズメの時間帯が釣りやすいのでおすすめです。
また、シイラは沖釣りや沖向きの防波堤・磯から狙うこともできるんですよ。
カツオ
初鰹が狙える5月〜6月、戻りガツオを狙う9月〜10月までの2回がベストシーズン。
主に船釣りで楽しめます。
太刀魚
ウロコのない銀色で細長い体が特徴的。
岸近くの浅場から100m前後までの砂泥底に群れを泳いでいます。
7月〜12月頃がベストシーズン。
ポイント
堤防(常夜灯周辺)からも狙えますよ。
また、船釣りでは1年中楽しめ、寒い時期は沖から深場を狙えば大物を狙うことができますよ。
サバ
4月〜11月の春〜秋頃までがサバ釣りのトップシーズンとなっていて、堤防や漁港・海釣り施設・船釣りなどでも釣る事ができます。
マグロ
ルアーを使用してマグロを釣る場合は船釣りが一般的ですよ。
カマス
小魚が接岸しやすい初夏〜秋にかけてがカマス釣りのベストシーズン。
ココがポイント
カマスを狙うなら捕食する小魚が豊富で潮通しがいい堤防の先端付近や、スロープ周辺・船溜まり河口周辺はカマス釣りにおすすめですよ。
サワラ
出世魚であり体長40~50㎝はサゴシ、50~60㎝はナギ、60㎝以上のものをサワラと呼びます。
サワラのベストシーズンは釣るエリアによって産卵期が異なるため、関東では12月〜2月で関西では3月〜5月となり、朝夕マズメが狙うのに向いている時間帯がおすすめです。
ロイニンアジ
成魚になると全長180㎝・体重80㎏の超巨大魚になり、大海原で単独行動をしています。
また、水深100mくらいまでの浅場を泳いでいて、大型のロウニンアジであるほど特に水深30~40mのサンゴ礁や岩礁などを好んでいますよ。
7月〜8月の真夏と冬場以外に釣れ、基本的にロウニンアジを釣る専門の船に乗って釣りを行いますが、岸からも釣る事ができますよ。
ハゼ
夏になると孵化してから成長したハゼが浅瀬を泳ぎ始めるため数釣りができ、秋から晩秋になると13cm〜20cm前後にまで成長したハゼが釣れます。
橋の影部分に隠れられる橋脚周辺はハゼを狙うのにおすすめです。
いかがですか?
ルアーでこんなにも釣れる魚がいます。
ココがおすすめ
対象魚を選ばなければ1年中楽しめるという事ですね!
あなたが釣ってみたいなと思う魚はいましたか?
私はメバルが気になりましたね。
もし釣る事が出来たら煮付けが美味しいだろうなと想像しちゃいました!
人気のシーバスのルアーの揃え方は?
上記でも話したようにシーバス=スズキです。
スズキと言えばサワラなどと同じく出世魚で小さいサイズはフッコやセイゴと呼ばれていますよ。
なぜスズキの事をシーバスと呼ばれているか知っていますか?
ヨーロッパスズキの英名である「European seabass」からシーバスと呼ばれるようになったと言われています。
シーバスと言う呼び方は英名ではなく、フィッシング用語だったと言うわけですね!
たくさんある中でシーバスのルアーはどんなルアーが使われるのか見ていきましょう。
- ミノー
- シンキングペンシル
- バイブレーション
この3カテゴリーがあれば十分に釣れますよ。
ココに注意
この3カテゴリーのルアーを使ってみて自分にあったものを吟味する必要がありますよ。
そして、ルアーを揃えるうえで重要なポイントはサイズと飛距離です!
大きさ
小さいルアーばかり持ってサーフに行っても飛距離不足で役に立ちませんし、大きいルアーばかり持ってベイエリアに行っても釣れません。
まずは自分のポイントがどの程度広いか、どういったシーバスを釣りたいかでサイズが大きく変わってきます。
飛距離
飛距離は非常に重要。
シーバスは足元にいることも多いですが、流心や潮目にいる場合も多くあります。
海は風が強く、ある程度飛ばないと釣りにならない場合もあります。
特にポイントに大きく左右されるので、重要となりますよ。
ポイントを押さえたおすすめのルアーはこちら
アイマ ima サスケ SF-95 #SKF210 マコイワシ
シーバスフィッシングの定番ルアーです。
ユラユラと揺れながら泳ぐので、まるでエサを流しているかのような感覚になりますよ。
ダイワ ショアラインシャイナーZ バーティス R125S アデルヒラメイワシ
ダイワからリリースされている飛びと泳ぎに定評がある大人気のシンキングミノー!
ダイワ独自の重心移動システムにより飛距離はもちろん、泳ぎだしの立ち上がりも抜群ですよ。
レンジバイブ 70ES
シーバスにおいてはとくに70ESが人気で、釣れるバイブレーションとしてまず名前が上がるほど有名なんですよ。
【ロンジン】レビン ミニヘビー 22g チャートゴールドグローキャンディー(マグマ)
飛距離に優れたルアーです。
様々な使い方ができる懐の広いシンキングペンシルとなっています。
ダイワ(Daiwa) モアザン ミニエント S 70mm 07401624
扱いやすさを徹底追求。
バイブレーションにつきものの、飛行中にフックがラインにからむトラブルを解消しているのでおすすめですよ。
ローリングベイト77
小さなボディはしっかり重く、飛距離はジグ並みです。
泳ぎの単調さはなく、アピール力抜群のルアーです。
他にも初心者の人向けのルアーの揃え方として避けたいポイント
- 同系統のルアーばかり集める
- シーバス用でないルアー
- ミノーばかり集める
- 扱いが難しいルアー(ビックベイトやトップ系)
やはり初心者の人がいきなり釣れるけど複雑な操作のいるルアーを使っても使いこなせません。
ココに注意
まずは上記でおすすめした3カテゴリーから揃えてみましょう。
ルアーの種類が多すぎない!?ルアーの揃え方とポイントを紹介します:まとめ
- ルアーフィッシングをするために必要な道具
- ルアーとは何か
- ルアーの主な種類は
- ルアーフィッシングで釣れる魚は
- 人気のシーバスについて
初心者でもルアーを使用して楽しめる釣りはたくさんありますよ!
ルアーの揃え方やポイントを知りましたね。
早速釣りたい対象魚を決めて対象魚に合ったルアーを選びましょう。
また、対象魚を決めなくても1年中楽しめるのがルアーフィッシングの素晴らしいところですね。
続きを見る
知っておきたいルアーの種類!シンキングタイプについて解説
-
ルアー釣りは難しい!?初心者にこそ知ってほしいルアー釣りのポイント
続きを見る