このような疑問にお答えします。
渓流と比べ、川幅も広く、緩やかに流れる本流。
本流での餌釣りは、ヤマメなどの渓流魚やコイ、ウグイなどを釣ることができます。
魚の餌になる水生昆虫などが豊富に生息する本流は、なかなか食いついてくれず、すこし難易度も高いもの。
しかし本流でヤマメなどの渓流魚をターゲットにする場合、大物を狙うことができます。
大物の渓流魚は、美しさも魅力。
難易度が高い分釣れたときの感動もひとしおです。
今回はそんな本流での餌釣りの仕掛けについてご紹介いたします。
本流の仕掛けをしっかり押さえて、釣りをもっと楽しみましょう。
目次
本流釣りとは?
広い川で、ゆったりと大物を狙う本流釣り。
本流釣りとは、どんな流域で行うものなのか最初にみていきましょう。
本流って?
本流とはどんなことを指すのか、まずは辞書で調べてみました。
ほん‐りゅう〔‐リウ〕【本流】 の解説
- 二つ以上の河川が合流しているとき、最も根幹をなす流れ。主流。⇔支流。
- 中心をなす系統。主流。「保守―」
出典引用:goo辞書
釣りの場合、「本流」は1の意味「二つ以上の河川が合流しているとき、最も根幹をなす流れ。」でしょう。
本流は、一般的に支流を集めて流れる、川幅が10m以上あるような河川の流域のことを指します。
一見すると緩やかに見える本流ですが、水量・水深がともにあるため、流れの押しは強いので注意しましょう。
また渓流に比べ、水温が高く、水生昆虫も多く生息しているのも特徴です。
本流に生息する魚
本流には、そこに居着いている魚と、遡上系の魚が生息しています。
具体的にどんな魚がいるのかみていきましょう。
居着きの魚
- ヤマメ
- アマゴ
- ウグイ
- コイ
- オイカワ
- クチボソ
これらの魚が生息しており、歳月を増すごとに大きくなるのが特徴の一つです。
本来渓流域に生息するヤマメなどの渓流魚ですが、成長するにつれて、餌の多い下流部に下ってくるのだそう。
下流はダムや堰堤など、移動を妨げるものもないので、生息可能な水温であれば、大型魚は河口付近まで下ってくることもありますよ。
こういった大物はなかなか釣れないので、私は大ヤマメが釣れたときに、感極まってしまいました。
遡上系
- サクラマス
- サツキマス
- ヒメマス
- アユ
これらの魚は海や湖などで成長するため、サイズも大きいのが特徴。
個体自体も少ない遡上系の魚は、河川に入ると捕食しないと言われ、釣りの難易度が高いことも魅力の一つです。
大物狙いで本流釣りを楽しむ人が多いと私も感じています。
大物狙いができるのが魅力の本流釣りは、使うタックルもパワーが必要です。
初めて大物が掛かったときの引きは想像以上で、苦戦した思い出がありますね。
渓流に比べ、魚のパワーもあるほか、水深・流速もあるので、パワフルなやり取りになることを頭にいれておきましょう。
本流釣りのシーズンと狙い目
ここまでは本流釣りの流域や、ターゲットについてご紹介しました。
渓流釣り同様、本流釣りのシーズンも一般的に3月から9月。
本流釣りのシーズンと、狙いたいポイントについてみていきましょう。
本流釣りのシーズン
本流釣りも渓流釣り同様、楽しめる時期は一般的に3月から9月です。
居着き魚
本流で居着きヤマメなどを狙う場合、解禁当初は活性が低めなのが特徴。
時期 | 特徴 |
早春 | 居着き渓流魚は水温が低いと、活性が上がらないため釣りにくい。 |
晩春 | 水温が上がり、活性が高くなるため狙い目。 |
梅雨 | 水位変動が大きい梅雨は、大型の活性が高くなるため狙い目。 |
夏 | 水温が高く(20度超え)、活性が下がる。
日中は釣りにくいため、朝晩のまずめ刻が狙い目。 |
秋 | 居着き魚も遡上系も産卵期が近づき、捕食しなくなるため、釣りにくい。 |
海からの遡上系
海からの遡上系の魚(サクラマス・サツキマス)は、春か秋のどちらかに遡上してきます。
また湖などのランドロック(陸封型)のサクラマス・サツキマスは秋に遡上するのが特徴。
どちらも遡上してくると、捕食しないことが多いので、釣りの難易度は高いです。
魚同士がペア担っている姿を目にできるのも、私の楽しみの一つとなっています。
本流での餌釣りで狙いたいポイントとは?
すこしポイントが掴みにくい本流での餌釣り。
そんな方もいらっしゃると思います。
ここからは本流での餌釣りで狙っていきたいポイントについてみていきましょう。
本流での餌釣りのポイント
- 淵
- トロ
- 瀬
- 堰堤(せきてい)
- テトラ前
釣る場所が渓流から本流になっても、魚の居場所は基本的に同じです。
「流れの変化する場所」を狙うといいでしょう。
ではこれらのポイントについて、具体的にみていきましょう。
淵
淵は、水深が深く、魚のストック場所となる場所です。
蛇行したカーブの位置に多くあることが多いのが、淵の特徴の一つ。
本流ではそのまま淵を狙っても釣りにくく、釣り場としては成立しにくいですが、淵からの流れ込みは晩春から夏にかけて、餌を捕食するため、活性の高い魚が釣れます。
淵尻が絞られた様な場所では、流れが作り出されていいポイントになりますよ。
ただしシーズン初旬は釣れにくいので注意しましょう。
トロ
トロは、直線的に流れるイメージで、全体的に流れを失うことなくゆっくり流れている場所のことです。
流れの筋が長く、流れ込みから後方までがポイント。
流れがあるため、水中の酸素も多いのがトロの特徴です。
また増水の時にも避難して、水の量が落ちついたら、直ぐに捕食できるよう、多くの魚が生息しています。
活性の高い魚が、流れ込み付近でよく釣れると私は感じています。
初秋は、トロ尻あたりに、多くの魚が産卵準備をするため生息していますよ。
瀬
瀬とは、淵やトロの中間を繋ぐ場所です。
この瀬では、初夏から初秋にかけてよく釣れるポイント。
羽化した水生昆虫を捕食するため、
- 瀬の中にスポット的にできた石裏
- 部分的な深み
これらの場所にターゲットは定位していることがありますよ。
堰堤
堰堤は、遡上する魚を一旦阻むところです。
魚が溜まりやすく、魚影も濃いのが特徴。
ただし禁漁となっている場所も多くありますので、事前に確認しておきましょう。
堰堤下流は様々な形状がありますが、狙い目は基本的に同じです。
テトラポッド前
テトラポッド前は、海などでよく見かけるテトラポットが置いてある場所のこと。
主に水流が強く、土砂を削ってしまう場所にテトラポッドが設置されていることが多いです。
そのためテトラポッド前は、深みになっていて、魚が隠れるポイントになっています。
私はテトラポッド前では、盛期によく釣れると感じています。
テトラポッドの上部は滑りやすいです。
テトラポッドには乗らないようにし、魚の取り込みを考え、対岸から狙うといいでしょう。
本流での釣りの注意点
本流釣りをする際に注意したいのが、ダムの放水による増水とマナーです。
ダムの放水による増水
ダムの放水時には、サイレンや放送が流れますが、場所によっては聞こえない場合もあります。
川の水位には十分注意しましょう。
水位の確認
- 釣りを開始する前は、水位を確認しておく。(近くの石などを目安とする。)
- 泡やゴミが流れてきていないか。(水位上昇のサイン)
これらの点に注意し、中州にいる場合に、水位上昇のサインを確認した時は、すぐに戻りましょう。
ここには河川の水位計情報が掲載されているので、事前に調べておくと安心ですよ。
時間ごとの水位変化も確認できるので、大体の引き水のタイミングを計ることができて便利です。
またゲリラ雨などで急に水位が上昇することもあります。
天候にも十分注意しましょう。
マナー
渓流と異なり、本流では、釣り下ることが暗黙のルール。
大きな堰堤下流などの人気のポイントは、もし他の釣り人と近距離で行う場合は、挨拶など一声かけるようにしましょう。
お互いが気持ちよく釣りができるといいですね。
本流での餌釣りの装備
本流釣りで、最近人気の高い餌釣り(ミャク釣り)。
ミャク釣りは、ウキの代わりに目印を付け、仕掛けを川の流れに漂わせ、針の先には、川虫などの餌をつけて魚を釣る方法です。
本流では、餌となる川虫もその場にたくさんいるため、これらを使用すると釣果が挙げやすいですよ。
そんな本流での餌釣り(ミャク釣り)に必要になるものについて、ここからはみていきましょう。
本流釣りの装備
立ち込みや川の渡渉をすることがある本流釣り。
本流の特性にあった装備を身につけることで、安全に釣りを行うことができます。
身につける装備
- ウェーダー
- タモ
- ベスト
- ベルト
- ハサミ
- ラインカッター
- クーラーBox
- エサ箱
これらが身につける装備となります。
本流は水流抵抗が大きいので、スリムなウェーダーを着用するようにしましょう。
解禁当初は気温も水温も低く寒いので、インナーを着て対策をするのもおすすめ。
また本流でのターゲットは大きいので、使用するタモも大きめのものがいいですよ。
ポケット内部が濡れにくくなるので、使いやすいです。
本流釣りの道具
この投稿をInstagramで見る
引用:Instagram
本流では、広い川幅に合わせた道具を使う必要があります。
具体的にどんなものを使えばいいのかをご紹介いたします。
本流ミャク釣りの道具
- 本流竿(7m以上)
- 糸(道糸、ハリス、目印など)
- オモリ(ゴム張りガン玉)
- 針(本流用)
- 餌
これらの道具が必要になります。
本流でのミャク釣りは、広い川幅に合わせて、全長7m以上の竿を使用しましょう。
ポイント 本流ミャク釣りで使う竿は、大きく分けると2種類。
硬めの竿を使うと、大物にも安心して対応できますよ。
おすすめ本流竿
シマノ ロッド 渓流竿 スーパーゲーム ベイシス ZP
こちらは、産卵のために、遡上してくるランドロックを意識して開発された本流竿です。
一見すると細身ですが、芯の強いパワー系のショートアイテム。
またワンピースロッドのような滑らかな調子とパワーが特徴の一品です。
また「まわリリアン」は、糸ガラミが少なく、使いやすいと私は感じています。
おすすめ本流竿
シマノ 19 ボーダレスGL Rモデル ガイドレス仕様 R810
ボーダレスGLは、ジャンルを超えて使うことのできる汎用ロッドです。
このロッドは、硬調・硬硬調と同じくらいの硬さなので、本流域を中心に河口や海でも使えて便利です。
また海釣りでは、チヌなどの中型魚も狙うことができます。
本流釣りの仕掛け
ここからは本流での仕掛けについて具体的にみていきましょう。
大物狙いの本流での餌釣りの仕掛けは、狙うターゲットによって、若干の違いがあります。
今回は、ヤマメやアマゴを狙う時の仕掛けをご紹介いたします。
本流でのヤマメ・アマゴ狙いの仕掛け
本流でヤマメやアマゴを狙う時の仕掛けについて具体的にみていきましょう。
仕掛け
- 道糸:ナイロンまたはフロロカーボンの0.4~1号(竿の長さから-20cm程度の長さ)
- 目印:オレンジ・緑・オレンジの組み合わせで、2色を3、4カ所に使うとわかりやすい。
- ハリス:0.4~0.8号を40~50cm程度。
- オモリ:ゴム張りガン玉2号~3B。本流シンカーの場合は0.3~1号。
- 針:本流用6~8号
本流釣りの仕掛けの基本は、天上糸兼道糸とハリスを結ぶだけと簡単。
私は、通し仕掛けに近い感覚で使っています。
ライン
渓流釣りと違い、川底を流す釣り方をする本流釣りは、ラインの傷みも早いです。
また川底を流すため、根掛かりもしやすいのが特徴。
ラインの交換は頻繁に行うつもりで用意しましょう。
使用するラインは、魚の大きさや竿の硬さにあわせて使うようにしましょう。
ラインは素材によって、特徴が違います。
- ナイロン:流れに馴染みやすい。
- フロロカーボン:比重が重いので、深い場所に最適。
このような違いがあるので、特徴に合わせて使うといいでしょう。
目印
目印は、3~4箇所つけておくといいでしょう。
カラーは目立つオレンジなどがおすすめですが、逆光などで見にくいと感じる場合は、黒の目印がいいですよ。
オモリ
オモリを直接ラインに付けると、スレてトラブルが起きやすいです。
ラインを傷めず、簡単に着脱できるゴム張りのものを使用するといいでしょう。
水流によって変えてあげると、釣果もアップしやすくなりますよ。
針
針は、ターゲットに合わせて使用しましょう。
針先は隠すようにすると、バレが多くなります。
餌から、針先をしっかり出すのがおすすめです。
針チェックをきちんとしておくと、バレを少なくすることができますよ。
おすすめ道糸
オーナー フロロカーボンライン 天上道糸 FC 25m
フロロ100%なので、伸びが少なく、高感度な道糸です。
水切れが良く、竿にべたつきにくいのが特徴。
おすすめハリス
サンライン フロロカーボンライン トルネード黒渓流2 50mブラック
こちらのラインは、独自の黒色が、自然に溶け込み、光の乱反射を押さえ魚に警戒心を与えないのが特徴。
適度な伸度と強力な復元力があるので、細くても安心して使うことができる一品です。
おすすめオモリ
ヤマワ産業 ゴム張ガン玉ハードタイプ / 3号
こちらは、しっかり止まるゴム張りのガン玉です。
若干硬めのゴム張りガン玉なので、ズレやハズレ等のトラブルが少ない一品。
おすすめ針
がまかつ バラ針 T1 マスター渓流(ナノスムースコート) 7.5号
こちらは、狐型形状の針です。
ナノスムースコートされているので、刺さり込みが抜群。
本流で使う餌
本流での餌釣りに使う餌について、みていきましょう。
渓流に比べ、本流では多くの河川で川虫がとれます。
そのため基本的には、現地で川虫を採取して使うといいでしょう。
ただし川虫が小さい場合や、現地で採取できないと言う場合もありますので、市販の餌を用意する必要があります。
どんな餌を使うと良いのかをみていきましょう。
エサ
- 現地の川虫
- ミミズ
- ブドウ虫
- クロカワ虫
- ヒラタ
これらの餌がおすすめです。
活性が悪いときには、少し大きめの餌でアピールすると釣果をあげやすくなりますよ。
またスレてきたと感じたら、小さめの餌を使用するのが効果的。
時期別おすすめの餌の使い方
- 解禁当初はクロカワ虫
- 水が温くなってきたらヒラタ虫
- 本流釣り盛期にミミズ・ブドウ虫
を使うといいでしょう。
ラインの結び方
仕掛けは何を用意したら良いのかについてご紹介しました。
そんな方に結び方をご紹介いたします。
竿の穂先と道糸の結び
竿の穂先と道糸の結び方についてみていきましょう。
穂先と道糸の結び方は、シンプルで簡単な「投げ縄結び」がおすすめです。
この結び方の特徴は、もともとカウボーイが牛を捕まえるために使っている投げ縄の結び方なので、輪の部分を物にかけて糸を引くと、輪が締まります。
また外すときは簡単に外すことができるのもいいところ。
便利な結び方なので、キャンプや日常でも使えるやり方ですよ。
投げ縄結び
- 8の字結びなどで、仕掛けを留めるためのこぶと、外すときに引っ張るためのこぶを作る。
- こぶの位置を、爪楊枝で調節する。
- 左手に端糸を持ち、本線糸で輪を作る。(このとき右手側が上になるようにする。)
- 輪の下側から本線糸を通す。(結び目を濡らして、糸の摩擦を減らす。)
- 投げ縄結びの完成。
- できた投げ縄結びに、穂先のリリアンを入れて、締める。
先端のこぶを引くと、簡単に緩めることができますが、無理に引っ張ると、穂先を折ってしまいます。
取り外しの際は注意しましょう。
引用:YouTube動画
結び方を練習する際には、YouTube動画が便利ですよ。
私はこちらをみて覚えました。
実際に結ぶところがみえるので、わかりやすくおすすめです。
道糸とハリスの結び
道糸とハリスの結びは、トリプルサージェンスノットがおすすめ。
簡単ですが、強度もあるのが特徴の結び方です。
トリプルサージェンスノットの結び方
- ラインの端同士を重ねる 。
- 2本のラインで輪を作る。(この時に、輪の部分を濡らしておくとやりやすい。)
- 輪の中に、2本のラインをくぐらせていく。
- 3回くぐらせる。(2回の場合はサージェンスノット。)
- 余分なラインを切って完成。
このようにトリプルサージャンズノットは、道糸とハリスを重ねて輪を作り、その中に3回ラインを通すだけでできます。
2本のライン(道糸とハリス)の太さがあまりに異なると、強度が落ちてしまうので注意しましょう。
引用:YouTube動画
根掛かりしてラインが切れてしまったという際も、すぐに結ぶことができるのが「トリプルサージャンズノット」メリットです。
この結び方も、動画でみて覚えるのが一番早いです。
練習して、マスターしておきましょう。
目印の結び
目印の結び方について、みていきましょう。
目印をつけておくと、風が強い際の目安にしたり、暗いときにもアタリをわかりやすくすることができます。
目印は3、4個ほどつけるといいですよ。
結び方
- 目印を適当な長さに切る。
- らせん状に一回水中糸に巻き付け、両端を一回結んで引く。
結ぶ際に強く引きすぎないようにしましょう。
締め付けられすぎると、移動させる時にラインがパーマになってしまうことも。
目印も現地の状況によって変えられるよう、何種類か用意するといいでしょう。
ハリスとハリの結び
ハリスと針の結び方もたくさんありますが、「フィンガーノット」がおすすめです。
フィンガーノットは初心者でも簡単に結べますよ。
大物がヒットしても、ラインが切られにくい結び方です。
フィンガーノットの結び方
- 針の軸に糸を添わせる。
- フトコロの下に、結び目を作らずに輪を作る。
- 針のチモト(結び目を作る部分)と糸が離れないように重ねて、しっかりと持ち、輪を広げる。
- チモトに重ねたラインを左手でおさえながら、右手の人差し指と中指を輪に入れる。
- 右手の人差し指と中指を利用し、針先をまたいで、針と端糸を巻き込む。(輪をねじりながらチモトに巻き付ける。)
- 輪をねじる際に、余ったラインを輪の中へ巻き込みながら、巻き付ける。(余ったラインを巻き込まないと、正しいフィンガーノットになりません。)
- 1回ごと巻き付ける位置をずらしながら、輪をチモトにグルグルと7〜8回ほど巻き付ける。(同じ場所に巻き付けると締め込みが甘くなるため、強度が低下します。)
- チモトに巻き付けたラインが緩まないよう、針の軸と結び目を、しっかりおさえ、本線をゆっくりと締め込む。(一気に締め込むとチヂレるため注意。)
- 余分なラインも切れ端側を引いて、ゆっくり締め込む。
- 余分なラインを2〜3mm残し、カットします。
チモトにグルグルと巻き付けたラインが、同じ場所に重なることなく、順に巻かれていれば強度に問題はありません。
引用:YouTube動画
糸の無駄も少ない結び方である、フィンガーノット。
こちらの結び方も、実際に動画で観て練習するのがおすすめです。
何度も観ながら、練習してマスターしてしまいましょう。
これらが仕掛けの結び方になります。
色々な結び方がありますが、一度やり方を覚えてしまえば、色々な仕掛けに使うことができますのでしっかり押さえておきましょう。
また事前に仕掛け巻きを何個か作っておくと、便利です。
本流での餌釣りの仕掛けはこれでOK!大物渓流魚を狙ってみよう!:まとめ
今回は本流での餌釣りの仕掛けや装備、狙いたいポイントについてご紹介しました。
渓流とは違い、川幅の広い本流では、大物を狙った釣りを楽しむことができます。
川幅の広い本流での餌釣りは、狙うポイントをしっかり押さえておく必要がありますし、仕掛けも大物に対応したものを使うことが重要です。
仕掛けや装備、狙うポイントを知って、本流での餌釣りを楽しみましょう。