イイダコ 堤防 釣り

堤防でイイダコ釣りはできる?初心者でも釣れる方法を徹底解説!

堤防でイイダコ釣りをしたい!何を準備したらいいの?

このような疑問にお答えします。

やわらかく、うまみも強いイイダコ。

美味しいタコかつ、手軽に堤防で釣ることができるのが魅力。

今回はそんな堤防でのイイダコ釣りについてご紹介いたします。

初めて堤防でイイダコ釣りにチャレンジするときは、釣れるのか不安なもの。

しかしながらイイダコの特性や、使う仕掛けを知れば、初心者でも簡単に釣ることができますよ。

釣り方を知って、イイダコ釣りにチャレンジしてみてくださいね。

 

イイダコとは?

イイダコとは、主に日本沿岸で見られる小型のタコの一種です。

イイダコは、マダコ科・イイダコ属(Octopus ocellatus)に分類されるタコ。

食用としても、釣り対象としても人気があり、特に秋〜冬に堤防や船から狙える身近なタコとして知られています。

イイダコの基本情報

  • 名前:イイダコ(飯蛸)
  • 分類:マダコ科 イイダコ属
  • 平均サイズ:胴長5〜10cm前後(全長10〜15cm程度)
  • 生息域:日本全国の沿岸(内湾・干潟・港周り)
  • 食味:やわらかく、旨味が強い

このような特徴をもつタコです。

釣り人

「イイダコ(飯蛸)」という名前は、胴の中に卵が詰まっていて、炊いた米粒のように見えることが由来とされています。

イイダコの特徴

イイダコの性質についてもおさえておきましょう。

イイダコの性質

  • 小型でおとなしい性格。
  • 底を這うように生活する。
  • エサへの反応が良い。

このような性質を持っています。

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小型でおとなしい性格

マダコと比べると、イイダコは体は小さく、引きも強くありません

そのため、イイダコは釣り初心者でも扱いやすいタコですね。

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2
底を這うように生活する

イイダコは、基本的に砂泥底を好む性質があります。

またイイダコは、岩陰や障害物の周りでじっとしていることが多いタコ。

そのため堤防の足元や、ケーソン周りで釣れるポイントとなっています。

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3
エサへの反応が良い

イイダコは、甲殻類や小魚を捕食しています

釣りエサとして使えるものは、以下の通り。

  • 鶏皮
  • 魚の切り身
  • イイダコエギ

これらにイイダコは素直に反応しますよ。

イイダコの生態と行動パターン

イイダコの生態と行動パターンについてみていきましょう。

これらを知っておくことで、釣果をあげやすくなりますよ。

生態と行動

  • 昼行性寄りで、夜は物陰でじっとしていることが多い。
  • 潮が緩むタイミングで動きやすい。

このため、イイダコは日中の堤防釣りで十分に狙えるのが大きな特徴です。

イイダコを釣るのであれば、日中〜夕マヅメが狙い目です。

夜は活性が落ちやすいので、日中帯に狙うといいでしょう。

 

イイダコとマダコの違い

イイダコとマダコは同じ「タコ」でも、大きさ・生態・釣り方・狙い方が大きく異なります。

両者の違いについてここではみていきましょう。

サイズ・見た目の違い

イイダコ マダコ
体の大きさ 小型(胴長5〜10cm) 大型(1kg超も多い)
腕の太さ 細め 太く力強い
見た目 丸っこく可愛らしい ゴツく迫力がある

イイダコはライトターゲット、マダコはパワーターゲットです。

生息場所・行動の違い

イイダコ マダコ
好む底質 砂泥底 岩礁帯・テトラ
行動範囲 狭い 広い
主な居場所 内湾・港・干潟 外海・磯・堤防先端

これらの違いがあります。

イイダコは、堤防の足元で釣れるタコ。マダコはゴリゴリの根周りという釣り分けだと覚えておくといいでしょう。

食味の違い

イイダコ マダコ
身質 やわらかい しっかり歯ごたえ
濃厚・甘みあり 淡白で旨味
人気料理 煮付け・酢の物 刺身・たこ焼き

このように味や食感も異なります。

卵持ちイイダコは、マダコにはない魅力だと私は感じています。

 

堤防でのイイダコ釣りのポイント

イイダコとはどんなタコなのかについてここまではご紹介しました。

ここからはイイダコ釣りをするために、おさえておきたいポイントについてみていきましょう。

釣り人目線でのイイダコの魅力

釣り人にとって、どんな点が魅力なのでしょうか。

イイダコ釣りの魅力をあげてみましょう。

イイダコ釣りの魅力

  • 堤防から狙える。
  • タックルがシンプル。
  • ファミリーフィッシングにも向いている。
  • 食べて美味しい。

このように釣り入門としても、食材目的にも向いている万能ターゲットとして人気があります。

イイダコは食べても美味しい

イイダコは、食味評価が非常に高いタコです。

  • 煮付け
  • 酢の物
  • 唐揚げ
  • 軽くボイル

特に、卵を抱えた個体(秋〜冬)は、プチプチした食感と濃厚な旨味が楽しめますよ。

イイダコが釣れる時期

イイダコが釣れる時期についてみていきましょう

イイダコ釣りのベストシーズンは、秋〜冬(10月〜1月頃)です。

秋から冬の時期のイイダコは、

  • 岸寄りする。
  • エサを積極的に捕食する。
  • 卵を持つ個体が増える。

このような性質をもつため、数・型ともに狙いやすくなりますよ。

季節ごとの傾向

  • 秋(10〜11月):数釣りしやすい。
  • 初冬(12〜1月):型が良く、卵持ち率が高い。

このように、狙い方が異なります。

数釣りをするなら秋、良型や卵持ちを狙うなら初冬がいいでしょう。

また地域によっては、春先まで釣れることもあります。

イイダコが釣れる場所(堤防・港)

イイダコが釣れる場所についてもおさえておきましょう。

釣れやすい場所の特徴

  • 砂泥底+障害物が点在。
  • 港内・内湾。
  • 潮の流れが緩いエリア。

これらが釣れやすい場所です。

具体的には、堤防の足元やケーソンの切れ目、船道脇の砂地が好ポイント

私はイイダコ釣りの場合は、仕掛けを足元〜軽く投げるイメージで行っています。

イイダコが釣りにくい場所

イイダコが釣れにくいのは、以下のような場所です。

  • テトラびっしりの堤防。
  • 完全な岩礁帯。
  • 潮通しが良すぎる場所。

逆にこういった場所は、マダコ狙いにおすすめですよ。

 

イイダコ釣りのやり方

堤防でイイダコ釣りをする際の仕掛けや、やり方についてここからはみていきましょう。

イイダコ釣りの仕掛け

画像引用:Honda(Honda釣り倶楽部)HP

イイダコ釣りでは、主にスッテ、またはテンヤという仕掛けを使用します。

ここではスッテの仕掛けについて解説いたします。

イイダコ釣りの仕掛け(スッテ)

  • ロッド:シロギス竿1.5~2.4m、またはイイダコ用ロッド2m程度
  • リール:スピニングリール(2000番程度)
  • ライン:PEライン0.8号
  • スイベル
  • ハリス2~3号
  • 中通しオモリ5~10号
  • 蛍光ビーズ
  • イイダコスッテ

これらを使用するといいでしょう。

実はイイダコを狙うのに使う仕掛けは、シンプルな仕掛けでOK。

そのため初心者や子供でも気軽に狙うことができますよ。

おすすめロッド

ダイワ イイダコ 150

こちらはダイワのイイダコ用に作られたロッド、その名もイイダコ。

イイダコテンヤや中通しオモリ&スッテ仕掛けでわずかなモタレを表現してくれる一品。

私の友人が使っていますが、イイダコの他、キスやハゼ釣りにもいいと言っていました。

コストパフォーマンスもいい竿ですね。

おすすめリール

ダイワ スピニングリール 23レガリス LT 1000S~6000D-H 各種 (2023年モデル)

こちらはダイワのスピニングリールレガリスです。

淡水、海水問わず、ライトゲームで活躍する一品。

私も使っていますが、汎用性が高い使いやすいリールですね。

剛性、軽量を兼ね備えたバランスの良いリールですよ。

おすすめスッテ

ハヤブサ イイダコ専用 パルパルスッテ

こちらはハヤブサのイイダコ専用のスッテです。

ばらし多くなりがちなイイダコ釣り用に、傘針がダブル。

すっぽ抜けを防ぐ形状で釣果をあげやすくなっています。

私も使用していますが、使いやすい一品。

1つのオモリに2つ直接付けることで、よくアピールできていいと感じています。

堤防でのイイダコの釣り方

堤防でのイイダコの釣り方についてもおさえておきましょう。

釣り方

  1. 仕掛けを沖へキャストして着底させる。
  2. ゆっくりと手前へ引きながらイイダコが乗るのを待つ。
  3. 重みを感じたら大きくアワセを入れ、しっかりとフッキングさせる。
  4. ラインを緩めずに一定の速度でリールを巻いて取り込む。

このように行います。

イイダコ用のスッテやテンヤには、様々なカラーや形があります。

イイダコの活性が低いときは、ローテーションしながら反応をみるといいでしょう。

 

堤防でイイダコ釣りはできる?初心者でも釣れる方法を徹底解説!:まとめ

今回は堤防でのイイダコ釣りについてご紹介しました。

簡単な仕掛けで気軽に楽しめるイイダコ釣り。

難易度も高くないため、初心者の方や子供でも気軽にチャレンジしやすいターゲットです。

ご紹介した仕掛けや釣り方を参考にして、イイダコ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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